「ルーティンワークから脱却したい」「もっと技術力を高めたい」「仕事の幅を広げたい」。現状に満足せず、キャリアアップを図りたいWebディレクターのなかには、自分の市場価値や立ち位置を掴めなくて、次の一歩を踏み出せずにいる方も多いのではないでしょうか。
結論からいえば、キャリアプランをしっかり描いたWebディレクターなら、成長できる環境で適切な経験とスキルを手に入れられれば、将来の目標はより明確になります。
今回は実務経験を積んだWebディレクターが、活躍の場を大きく広げられる「リバミー」で求められるスキルと資質について解説します。リバミー独自のWebディレクター育成ノウハウも紹介しますので、スキルアップを図りたい方はぜひチェックしてください。
リバミーが考えるWebディレクターの6つの必須スキル
世の中のWebディレクターに対する定義づけがあいまいな中、リバミーでの定義づけは明確です。リバミーで育ったWebディレクターたちには、共通の特徴があります。
リバミーが育成しているのはサイト制作の技術やノウハウだけでなく、以下6つのスキルをトータルに兼ね揃えた「シン・Webディレクター」です。
- テクニカルスキル
- プロジェクトマネジメントスキル
- UI/UX・デザインスキル
- マーケティングスキル
- ビジネススキル
- コンピテンシー
これらを備えた人材は「どこでも通用するWebディレクター」としてあらゆるステージで活躍できる可能性が高まります。それぞれ具体的に紹介しましょう。
1.テクニカルスキル
Webディレクターに求めるテクニカルスキルとは、サイトのソースが読めて、JavaScript上の問題点がわかるスキルです。ソースが読めればWebエンジニアと連携しやすく、制作の進行が円滑になります。
ディレクションやマネジメントができるWebディレクターは多いものの、プログラミング言語まで押さえている人材はさほど多くありません。リバミーでは、フロントエンドエンジニアからWebディレクターへの転身や、プログラミング言語までカバーできる付加価値が高い人材の育成も推進しています。
2.プロジェクトマネジメントスキル
Webディレクターには、社内外の関係者やチームの進捗管理を行い、以下のプロセスで指示や調整ができるスキルも必要です。
- 課題の洗い出し
- プロセスの決定
- スケジュール管理
- 進捗管理
- 成果物の確認
プロジェクトマネジメントスキルを習得すれば、大規模な案件やパートナーが多いプロジェクトを仕切れるWebディレクターに一歩近づけます。
3.UI/UX・デザインスキル
リバミーのWebディレクターには、変化の速いデザインのトレンドを把握し、デザインの実装ができるUI/UXスキルを求めています。
近年は、動画や音声のコンテンツを活用するサイトが増えており、総合的なWebアクセシビリティの知見があれば、キャリアの選択肢が広がるでしょう。
4.マーケティングスキル
マーケターを間に挟まなくても、集客や収益向上の施策を提案できるWebディレクターは、手がけたサイトを成功に導く確度を自ら高めることができます。
これからはアクセス解析に加えて、SEO戦略やSNS運用、広告の施策をトータルにディレクションできる人材が求められるようになるはずです。
5.ビジネススキル
これからのWebディレクターには、クライアントのビジネスを理解し、要望にかなう成果物を具現化するためのビジネススキルが必要です。
サイト制作の目的、ターゲット、ゴールを明確にするヒアリング能力や、ビジネスモデルやフローをふまえたサイトを設計する力、さらにプレゼンテーション能力が求められます。
6.コンピテンシー
テクニカル・プロジェクトマネジメント・UI/UX・マーケティング・ビジネススキルを兼ね備えたうえで、すべてのスキルを常に発揮できるコンピテンシーもWebディレクターに必要です。
パートナー会社との信頼関係構築、チームメンバーのモチベート、制作におけるリスクマネジメントなど、Webディレクターに求められる力と行動は多岐にわたります。リバミーでは、現場で使えるスキルやノウハウだけでなく、ポジティブ思考、判断力、リレーションシップなどヒューマンスキルも重視しています。
リバミーがWebディレクターに求める4つの資質
リバミーで育って活躍しているWebディレクターには、6つのスキル以外に4つの共通する資質があります。
リバミーがWebディレクターに求める4つの資質を紹介します。
- プロフェッショナル思考
- チームワーク思考
- 現状打破
- 技術・知識の追求
1.プロフェッショナル思考
リバミーにおけるプロフェッショナル思考とは、「どこでも通用するWebディレクター」になろうとする強い意志を指します。
リバミーではグローバル企業からナショナル企業まで、大規模サイトリニューアルやプログラム開発、運用の案件を多数請け負っています。必要な知識を吸収してプロジェクトに欠かせない人材になろうとする人は、現場での経験を通じてキャリアアップを図れるはずです。
Webディレクターには、プロジェクトマネジメントやエンジニアリング、マーケティングなどの専門スキルが求められますが、はじめからすべて揃っている人などおらず、備わっている必要もありません。
「小規模のディレクションなら経験がある」「運用経験がある」など、何かひとつでもあれば、リバミーでのチャレンジによって技術と知識の幅を広げられるでしょう。
2.チームワーク思考
チームワーク思考とは、クライアントのニーズとスタッフの状況の両方を的確に把握し、最適なプランを考えるうえでベースとなる考え方です。
リバミーではWebディレクターが仕事を抱え込んだり、クライアントとの板挟みに遭ったりして、ひとりで悩む状況を避けたいと考えています。Webディレクターが孤独にならないよう、プロジェクトごとに複数のメンバーで取り組み、コミュニケーションによって課題解決力を高められるようにしています。
3.現状打破
リバミーが求めている現状打破タイプとは、Web業界でさらなるステップアップをめざす人を指します。
リバミーでは、最新の技術領域に関わる案件や大規模案件に携わる機会も多く、サイト制作をトータルでマネジメントできるWebディレクターに成長できます。
「ルーティン業務ばかりで、インプットしたスキルや知識を活かせない」「SESで小規模案件しかもらえず、思い描くキャリアを実現できない」「自分の裁量で仕事ができない」という方は、多様なプロジェクトに関われるリバミーなら悩みを解決できるでしょう。
4.技術・知識の追求
リバミーがWebディレクターに求める4つめの資質は「新たな技術・知識に対して貪欲で、学習意欲が高いこと」です。
Webディレクターが顧客の課題を解決するためには、マーケティングスキルやビジネスの理解、UI/UXの知見、最新の開発技術やツールの知識など、さまざまなスキルが求められます。
Webディレクターは、進化の速いIT技術もキャッチアップしていかなければなりません。常に好奇心旺盛で学習意欲が高く、習得したスキルを現場で活かそうとする行動力がある人が成功する仕事です。
リバミーのWebディレクター必須スキルへのマイルストーン
リバミーはWebディレクターに独特なキャリアマップを提示しています( キャリアマップは「求める人物像」でご確認いただけます)。
キャリアのスタートがデザイン系であれ、開発系やマーケティング系であれ、求められるのは3つの専門領域と3段階のスキルレベルを兼ね備えたオールラウンダーです。
リバミーでは以下の独自の方法でWebディレクターを育成しています。
- モジュール学習による着実なスキル習得
- 学習定着率の高いアウトプット中心の学習
- 適性とスキルに合わせた成長可能性の高いタスクの割り当て
リバミーでは1人ひとりの適性を評価したうえで、磨くべきスキルを「モジュール学習」で身につけられます。
「モジュール学習」とは、必要となるスキルをいくつかのブロックに分け、集中して学習する方法です。細分化したモジュールごとに学べば、効率よく知識・技術を深めることができます。
さらにハーバード・スタンフォード両大学でも採用されている「ラーニングピラミッド」に基づく教育手法で、学習定着率を高めています。
リバミーは、単にできそうな仕事にアサインしているわけではありません。個々の経験に基づいた業務や、キャリアマップに基づいて成長できるチームにアサインしています。そのため、仕事を通じて理想とするキャリアに近づけるのです。
Webディレクターとして思い描くキャリアを実現できます
リバミーが求めるWebディレクターは「自由な発想で創造できる人」です。
今は経験が浅くても、4つの資質があれば、学習と業務経験を通じて成長し、多様なプロジェクトで活躍できる人材になれるでしょう。
リバミーは「大手企業のWebディレクターとして成果を出したい」「独立・フリーランスで成功したい」といった個々が思い描く将来像を大切にする会社です。Webディレクターとしてステップアップしたい方は、ぜひリバミーの採用情報をチェックしてください。