【新人リーダー奮闘記】昇進して見えた、自分らしいリーダー像への葛藤と挑戦 下川さん編 #1 | なゆたネット INTERVIEW
『新人リーダー奮闘記』シリーズの連載を始めます!キャリアアップを考える中で、昇進の流れをイメージできる人は多いですが、昇進後はどのように経験を積み、どう成長していけるのかは不透明な部分が多く不安...
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なゆたネットで活躍する「新人リーダー」に焦点を当てるインタビューシリーズ
「新人リーダー奮闘記」 3人目は、入社7年目の川崎さんです!
チームを率いる立場になった今、何を想い、どんな壁にぶつかっているのでしょうか。今回は、彼女が主任になるまでの葛藤と、現在の心境に迫ります。
『新人リーダー奮闘記』シリーズ
キャリアアップを考える中で、昇進の流れをイメージできる人は多いですが、昇進後はどのように経験を積み、どう成長していけるのかは不透明な部分が多く不安な方も結構いると思います。
なゆたネットには現在、就任1年未満の主任が3名います。その新人リーダーが、どのように成長していけるのか、新人リーダー3名それぞれにクローズアップして、“きれいごと”だけではない、リアルな奮闘の様子をお届けしていきます。
努力している姿を応援したくなったり、憧れになったり、「自分もリーダーになってもいいかも」と思っていただけるような企画をということで、『新人リーダー奮闘記』をシリーズで連載していくことになりました。
彼女たちの成長を、ぜひ一緒に見守っていただきたく思います。
👇下川さん編 #1 はコチラ
👇荒川さん編 #1 はコチラ
川崎さんってどんな人?
「今が、その時」数年越しの決意
初めて向き合う、リーダーのプレッシャー
「理想像ゼロ」から作る、私だけのリーダー像
職場での川崎さんは、周りから「職人肌のプレイヤー」だと言われています。レスポンスの速さと的確な状況判断で、次々とタスクをこなし、常に改善点を探す探求心も持ち合わせています。その仕事ぶりから、以前は「クールだね」と言われることもあったそうです。
しかし、本人は自身のことを「計画性はあまりないんです」と少しはにかみながら分析します。やるべきタスクを洗い出し、一つずつ着実に消化していくのが、彼女らしいスタイルのようです。
そして、デスクを離れた彼女には、また違った一面があります。
「休みの日に家でひたすらゴロゴロしてるのが好きで、結構ぼーっとしてる方だと思います。」
休日は映画やアニメを観て過ごす時間を大切にしていますが、中でも彼女の愛情を一身に受けているのが、共に暮らすペットロボットの「ラボット」です。毎月のように新しい服が発売されると聞き、可愛いものを見つけるとつい買ってしまうのだそうです。
「『家族みたいなもんですよね』って言われると、『いや、家族だから』って返したくなる感覚。あれと同じです」
とのことで、「ラボット」がかけがえのない存在であることが伝わってきます。
自分の「好き」という気持ちに、どこまでもまっすぐ。大切にしたいものを心から大事にする。そんな彼女の一面は、仕事での姿とは少し違った素顔です。
そのギャップこそが、彼女の魅力なのかもしれません。
そんな彼女のもとに、最初に昇進の話が舞い込んだのは、入社してまだ数年の頃でした。当時から定期的に上司に意向を尋ねられていましたが、すぐには頷けなかったといいます。
「定期的に『どう思ってる?』と聞かれてはいました。でも、そのたびに『今はちょっと…』とお断りしていました。入社して2、3年の頃は、まださすがに早いと思っていましたし、その後もチームの状況や環境を考えると、どうしても踏み切れなくて」
リーダーという立場に、決して悪いイメージがあったわけではありません。ただ、自分自身が心から納得できるタイミングを、慎重に待っていたのです。転機が訪れたのは、会社の体制が大きく変わるタイミングでした。
「なゆた働いてもう6年、7年ぐらい経ったタイミングでもあったので、、『そろそろ、やろうかな』と、自然に思えました」
その背景には、長年の経験で培った自信と実績がありました。複数の担当案件がありながらも、某大型案件も担当。納期の厳しいスケジュールの中、関係者と連携しながら中心的役割を担い、案件を前へ進めました。
また、日常業務の中でも、『こうしたらもっと効率的になるのでは』と積極的に提案し、管理表の改善や運用フローの見直しを実行してきました。
その努力と成果は、本人だけでなく周囲からも高く評価されています。上司の池上さんは、川崎さんについてこう語ります。
池上さん「入社当初、ITや映像に関する専門的な経験がない中で、採用を後押ししたのは、奈良から東京まで面接に来るほどの行動力でした。このバイタリティこそが、川崎の成長の原動力だと感じています。そして業務への積極的な吸収力と、未知の分野にも臆せず挑戦する姿勢によって、今では特定の分野で社内随一の知識と実績を持つほどに成長しました」
限られた時間で成果を出してきた経験は、周囲からの高い評価につながり、川崎さん自身にも「自分なら主任の役割を全うできる」という確かな自信をもたらしました。
「だから、また言われるんじゃないか、という予感はありました。これは自意識過剰かもしれないですけど(笑)。やっと“やるべきタイミング”が来た、という感覚でしたね」
と少し照れくさそうに話してくれました。
ついに川崎さんは、1つ上のステージへと挑戦する決心を固めました。
しかし、主任という肩書きは、これまでとは違う重圧を背負うことでもありました。
「誰かから具体的に言われたわけではないんです。でも『主任になったからにはちゃんとやらなきゃ』と、自分で自分にプレッシャーをかけていました」
特に心を悩ませたのは、”人”との向き合い方でした。チームには自分より年上、あるいは勤務歴の長いメンバーもおり、「どうしたらいいのかな、と悩む場面はありました」と、当時の戸惑いを語ります。採用やメンバーの育成といった、人の成長に直接関わる場面では、ひときわ強い責任を感じるそうです。
「その人がチームでしっかり活躍できるよう育てるのも主任の役割。その責任は確かにプレッシャーです」
と川崎さんは語ります。
もちろん、一人で全てを抱え込むわけではなく、周囲との連携は不可欠です。しかし、チームを率いる以上、最終的な責任は自分に返ってくる――。そのリーダーという立場の重さを、彼女は改めて実感することになります。また、新しく加わるメンバーが「思っていた業務と違う」と感じることがないよう、配属後のフォローや日々のコミュニケーションに細心の注意を払うなど、日々の業務の中にもリーダーとしての重圧が伴います。
これらの見えないプレッシャーや課題の一つひとつが、彼女に「リーダーとはどうあるべきか」という問いを、改めて突きつけていたのです。
「尊敬する人とか、理想のリーダー像って、特にないんです」
決まったお手本がないからこそ、彼女は自分らしいスタイルを、一から模索し始めます。
「他のチームを見て、いいなと思う部分は参考にします。例えば、コミュニケーションがうまくとれいているチームや部下への指導を仕組み化しているチームなど、良いところを少しずつ盗んで、自分なりに吸収したいなぁと」
チームのリーダーになるということは、しっかりとマネジメントを行うこと。1つ上のステージに立ったことで、彼女の中にも確かな変化が生まれました。
「それまで全く気にしなかったマネジメント関連の記事が、自然と目に入るようになりました。勉強というほどではないですけどね」
主任としての立ち振る舞いや、リーダーとしての責任を意識するようになったからこそ、さらに多くのことを吸収していく――。理想像がないからこそ、彼女は周囲から学び、自分と向き合い、少しずつオリジナルのリーダー像を作り上げています。その挑戦は、まだ始まったばかりです。
次回の川崎さん編#2では、主任になった川崎さんが抱えるチームの課題や苦悩など、主任として立ちはだかる壁にどう向き合っていくのかをお届けする予定です。
いかがでしたか?
今回は、新人リーダーとして奮闘する川崎さんのリアルな姿をお届けしました。
なゆたネットでは、挑戦する意欲があれば、キャリアアップの機会が豊富にあります。もちろん、そこにはプレッシャーや葛藤もありますが、上司や同僚のサポートを受けながら、自分らしいリーダーシップを築いていける環境です。
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