【新人リーダー奮闘記】昇進して見えた、自分らしいリーダー像への葛藤と挑戦 下川さん編 #1 | なゆたネット INTERVIEW
『新人リーダー奮闘記』シリーズの連載を始めます!キャリアアップを考える中で、昇進の流れをイメージできる人は多いですが、昇進後はどのように経験を積み、どう成長していけるのかは不透明な部分が多く不安...
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なゆたネットで活躍する「新人リーダー」に焦点を当てるインタビューシリーズ
「新人リーダー奮闘記」 2人目は、入社13年目の荒川さんです!
チームを率いる立場になった今、何を想い、どんな壁にぶつかっているのでしょうか。今回は、彼女が主任になるまでの葛藤と、現在の心境に迫ります。
『新人リーダー奮闘記』シリーズ
キャリアアップを考える中で、昇進の流れをイメージできる人は多いですが、昇進後はどのように経験を積み、どう成長していけるのかは不透明な部分が多く不安な方も結構いると思います。
なゆたネットには現在、就任1年未満の主任が3名います。その新人リーダーが、どのように成長していけるのか、新人リーダー3名それぞれにクローズアップして、“きれいごと”だけではない、リアルな奮闘の様子をお届けしていきます。
努力している姿を応援したくなったり、憧れになったり、「自分もリーダーになってもいいかも」と思っていただけるような企画をということで、『新人リーダー奮闘記』をシリーズで連載していくことになりました。
彼女たちの成長を、ぜひ一緒に見守っていただきたく思います。
👇下川さん編 #1 はコチラ
荒川さんってどんな人?
「向いてないと思いますよ」何度も断った、主任の打診
「なぜ、私なんだろう」周囲の期待と、見えていなかった自分の価値
理想と現実のギャップ「私が言っていいのかな…」今も続く葛藤
一見すると物静かで落ち着いた印象の荒川さん。しかしその内には、どんな仕事も確実にやり遂げる責任感と、他者への配慮を忘れない懐の深さがあります。
ただ、仕事でのその姿とは裏腹に、少し“抜けている”天然な一面も。「よく物を失くすんです」と笑う彼女ですが、過去には、家で頭をぶつけたことに気づかず、部屋がまるで殺人現場のようになっていた、なんていう衝撃的なエピソードも。
そんなお茶目な一面がありつつも、周りが躊躇するような未経験の業務にも、臆せず飛び込める意外な度胸を秘めています。社内業務が中心だった彼女が、クライアント先への常駐に自ら挑戦したことも。慣れない環境で、新しいルールや人間関係をゼロから築き上げた経験は、彼女の芯の強さを物語っています。
彼女の信条は「任されたことは、できる限り全部ちゃんとやりたい」。その誠実さが、周囲からの信頼の礎となっています。
ただ、その責任感の強さと、周囲との調和を重んじる性格がゆえに、「私なんかが言っていいのかな」と一歩引いてしまう場面も。自分の意見を臆せず発信していくことが、リーダーとしての彼女のこれからのテーマのようです。
荒川さん「自分から積極的に発信するタイプではないので、リーダーに向いていないとずっと思っていました。でも、任されたからには、責任を持ってやり遂げたいという気持ちは強いです。まだ理想のリーダーには程遠いですが、私なりのやり方で、チームやメンバーの支えになれるようになりたいです」
荒川さんが主任になったのは、入社12年目のこと。
しかし、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。
きっかけは、上司からの一言。「アセスメント試験を受けてみないか?」
それが主任になるための試験だと聞かされても、当時の荒川さんには、自分がリーダーになるという未来像が全く見えませんでした。
「いや、私がですか?向いてないと思いますよ。」と、1、2回は受け流していたと笑います。
「私が、主任なんて…」心のどこかで、自分には到底務まらないという思い込みがあったのです。
かつて、別の主任のサポート役を担っていた時には、主任が気づいていない点を本人に伝えて、チームが円滑に回るように動くことに、自分なりのやりがいを感じていました。
誰かのサポート役として、チームを支える方が自分には向いている。そう考えていた彼女にとって、「チームの先頭に立つ」という役割は、あまりにも重すぎるものに感じられたのです。
上司からの粘り強い勧めは続きます。周囲のスタッフたちからも「やらないの?」と声をかけられるように。「なぜ、自分なんだろう」。周囲からの言葉は、彼女の心の中で問いとプレッシャーに変わり、少しずつ大きくなっていきました。
しかし、彼女が思う自分と、周囲の目に映る彼女の姿は、少し違っていたのかもしれません。現在の上司の池上さんは、当時の荒川さんについてこう語ります。
池上さん「できないことは正直に伝える責任感を持ちながら、任された仕事は確実にやり遂げる。他者が躊躇するような業務にも飛び込める、意外な度胸も持っていました。その姿を見て、彼女の中にリーダーとしての素質を感じていました。」
池上さんは、荒川さんが「向いていない」と悩む理由を、彼女が持つ「理想のリーダー像」への固定観念が強すぎたからではないか、と分析します。「リーダーは常に完璧で、誰からも好かれなければならない」という思い込みが、彼女を過小評価させ、「自分には務まらない」と決めつけさせてしまったのかもしれません。
そうとは知らない荒川さんの転機となったのは、「受けてみるだけでもいい」という当時の上司の言葉。
「せっかくだし、会社も薦めてくれているし、まあ簡単には受からないだろう」
半分自分を納得させるような気持ちで受けた試験は、見事合格!
もう後には引けない状況が、彼女の目の前に迫ります。
合格後も「やっぱり向いてないんじゃないですかね」という最後の抵抗を試みますが、彼女の根底には、ずっと大切にしてきた仕事への想いがありました。
「任されたことは、できる限り全部ちゃんとやりたい」
その誠実な想いが、最終的に彼女の背中を押しました。大きな不安を抱えたまま、それでも彼女は「やってみよう」と、主任への道を歩き出すことを決意したのです。
そんな荒川さんが主任へ昇進したのは昨年のこと。それまで昇進を望んでいたわけではなく、「リーダーはもっと強い人がなるもの」という思い込みもあり、最初は驚きと戸惑いの気持ちが大きかったそうです。
荒川さん 「昇進の話をいただいたとき、本当に自分でいいのかと思いました。ずっと縁がないと思っていたし、任せてもらえる理由が分からなかったんです。」
しかし、「荒川さんだからお願いしたい」という上司の言葉に背中を押され、「自分なりのやり方でやってみよう」と思うようになったと言います。
主任になって約1年。率直な気持ちを尋ねると、「今でも“向いてないな”って思っています(笑)」という意外な答えが返ってきました。もちろん、後ろ向きな意味ではありません。ただ、理想のリーダー像と、現実の自分とのギャップに、今も悩み続けています。
特に、部下であるメンバーとの接し方には、一番の難しさを感じています。
何かを注意する場面で、ふと「私なんかが言っていいのかな…」という気持ちが顔を出してきてしまう。
そんな時、彼女の目に映るのは、同世代で同じ時期に主任になった下川さんや川崎さんの姿です。
「どうしようかな、発言していいかな…と考えている間に、川崎さんが先陣を切って話してくれる。下川さんは、すごく真面目。その細やかさが、発信してる内容や行動からも伝わってくる。だから純粋にすごいな、って。そういう2人のリーダーシップを目の当たりにするたびに、「自分も頑張らなくては」という気持ちになるんですよね。」
手探りながらも、自分と、そしてチームと真摯に向き合う彼女の挑戦は、まだ始まったばかりです。
次回の荒川さん編#2では、主任になった荒川さんが直面した最初の大きな壁、そしてリーダーとしての自分をどう築こうとしているのかをお届けできればと思います。
また、残り1名の新人リーダーへの密着記事も配信予定ですので、どうぞお楽しみに!
いかがでしたか?
今回は、新人リーダーとして奮闘する荒川さんのリアルな姿をお届けしました。
なゆたネットでは、挑戦する意欲があれば、キャリアアップの機会が豊富にあります。もちろん、そこにはプレッシャーや葛藤もありますが、上司や同僚のサポートを受けながら、自分らしいリーダーシップを築いていける環境です。
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