組織の縁の下で、誰かの力になる。バックオフィス担当が語る“挑戦と気づき”の日々
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はじめに
経理、人事、総務、情報システム── 現在、私は社内の管理業務全般を担当しています。 業務範囲が広く、日々やることも多岐にわたりますが、どの仕事にも共通しているのは「誰かの力になりたい」という気持ちです。
今回は、私自身のこれまでのキャリアや、シーズンに入社してから感じたこと、そしてこれからの展望についてまとめてみました。 同じようにバックオフィスに興味のある方や、組織を支える仕事に携わっている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
現在の仕事内容について
経理・人事・総務・情報システムなど、社内の管理部門全体を幅広く担当しています。
- 経理業務:請求書管理、振込手続き、入金確認、経費精算、会計帳簿の管理など
- 人事業務:中途採用に関わる面接対応や求人記事の作成など
- 総務業務:備品や施設の管理、福利厚生の運用、社内行事の企画・運営
- 情報システム業務:社内インフラの整備、セキュリティ管理、ソフトウェア・ハードウェアの運用保守、ITヘルプデスク
業務範囲が多岐にわたるため、日々のタスクはスプレッドシートで項目別に整理して管理しています。 基本的には経理業務を中心にしつつ、状況に応じて採用業務やシステム関連の対応も並行して進めています。
入社のきっかけと、これまでのキャリア
転職活動中に、偶然シーズンの求人を見つけたのがきっかけです。 「クライアントに旬な提案を提供し続ける」という会社の理念に強く共感し、そこに魅力を感じました。 お客様の課題に向き合い、期待に応えるために挑戦を重ねてきたという企業文化に惹かれ、自分のスキルを活かしながら、さらに成長できる場所だと思いました。
これまでのキャリアは、接客業からスタートし、その後は販売経験を活かして小売業界向けのコンサルティングに携わりました。 そこでクライアントの課題解決を通じて「誰かの役に立てる喜び」を実感しました。
さらに、情報システム部門の運用管理も任されたことで、IT関連の知識やスキルも身につきました。 自分のスキルが広がるにつれて、もっと多方面から人や会社の力になりたいと考えるようになりました。
ちょうどその頃に出会ったのがシーズンの求人です。 経理は未経験でしたが、第二創業期にあたるタイミングで体制強化を進めているという点にも惹かれ、自分のこれまでの経験や知識を活かせるのではないか、さらにここでなら新たな挑戦もできるのではと感じ、応募を決めました。
実際に入社してからは、経理業務を中心にしつつ、情報システムの運用管理にも携わっています。 自分のスキルが広く活かされていると実感できる環境で、日々充実しています。
仕事のやりがい/大切にしていること
仕事をしていて一番やりがいを感じる瞬間は、誰かから「ありがとう」と言っていただけた時です。 私は、社会人になった時から“毎日必ず3回「ありがとう」をもらう”というマイルールを大切にしています。 もちろん、無理に何かをするわけではありません。でも、誰かの困りごとにいち早く気づけるように、常にアンテナを張って行動しています。
このマイルールがあることで、目の前のタスクだけでなく、社内全体を見渡す意識が持てるようになりました。 気づけば、「ちょっと聞いてもいいですか?」と頼られることが増え、それが自分の励みにもなっています。
経理という仕事においては、数字を扱う業務の正確さはもちろんですが、会社の“最終ボーダーライン”を守るという意識を常に持っています。 支払いひとつをとっても、その判断が会社全体に影響を及ぼす場面があるため、慎重さと全体視点の両方を大切にしています。
採用に関しては、「今後のシーズンを支えていく仲間と出会う」という責任感を強く感じています。 目の前のスキルや経験だけでなく、会社のビジョンに共感してくれるか、一緒に成長していけるか、といった“未来への期待”を持てるかどうかを大事にしています。
経理と採用。一見まったく違う業務のようですが、どちらも「会社の基盤を支える」点では共通しています。 だからこそ、ひとつひとつの対応に誠実でありたいと思っています。
会社の魅力・雰囲気
チームや社内の人との関わり方
私が所属しているコーポレート部には、私のほかにパートスタッフが2名在籍しています。 メンバー全員が子育て世帯ということもあり、家庭と両立しながら働けるように、日々連携を取りながら業務を進めています。
タスクはすべて見える化し、スプレッドシートで管理。 誰かに急なお休みが発生しても、すぐに状況を把握して補い合える体制を整えています。 雇用形態に関係なく、皆さん責任感が強く、前向きに取り組んでくださっていて、チームワークの良さには社内でも自信があります!(笑)
また、部署の特性上、社内のあらゆる部門と日々コミュニケーションを取っています。 「何か困っていることはありませんか?」「こういう制度があったら助かりますか?」と、雑談ベースで声をかけながら、集まった意見は部署内でまとめ、改善案として社内稟議に上げています。
「こうなったらいいな」という小さな声も、なるべく実現できるように。 そんな思いで、日々社内のサポートに取り組んでいます。
この会社ならではの雰囲気や文化
シーズンは、とにかく“風通しの良さ”が魅力の一つです。 立場や年次に関係なく、自分の意見を伝えやすい雰囲気がありますし、「やってみたい」と声を上げれば、挑戦の機会を惜しまず与えてくれます。
たとえば、「この分野の知識を深めたいからセミナーに参加したい」「資格を取得したので業務を任せてほしい」といった社員からの要望には、前向きに耳を傾け、実現へ向けたサポートがあります。
また、ライフスタイルが変化した時にも、柔軟に相談できる風土があります。 迷いや不安を抱えたまま働くのではなく、話し合いを通じて“その人にとってのベストな働き方”を一緒に考えてくれる会社です。
一人ひとりの声に耳を傾け、その想いを尊重してくれる。 そんな文化が根づいているのが、シーズンらしさだと感じています。
これからやっていきたいこと
私自身の今後の役割としては、「何かあったらまず白石に相談しよう」と思ってもらえるような、社内の“なんでも屋さん”のような存在になれたら嬉しいなと考えています。
ちょっとした気づきや小さなお困りごとにも、しっかり耳を傾け、改善のきっかけにできるよう、日頃からアンテナを張っています。 さらに、より専門的なご相談にも対応できるように、ITや経理関連のスキルを高めていきたいと思っています。
そのために、セミナーへの参加や自主学習を通じて、知識・スキルのアップデートにも積極的に取り組んでいるところです。 自分の成長が、結果的に誰かの助けにつながることが、今の私にとってのやりがいです。
応募者へのメッセージ
これまでにあなたが培ってきた経験は、どんな業種・職種であっても、きっと大きな武器になります。
たとえ「この業界は初めてです」と感じていても、シーズンでは、あなたのこれまでのスキルや経験を活かせるチャンスがきっとあります。 そして、未経験のことにチャレンジする際にも、私たちはしっかりとサポートしていきます。
私たちのミッションやビジョンに少しでも共感していただけたのなら、ぜひ一度お話してみませんか?
シーズンは、さまざまな業種のお客様とお取引があるため、日々の業務を通して得られる知識やスキルの幅もとても広いです。
自分自身を成長させながら、お客様に「旬」を提供し、「ありがとう」をいただける。 その瞬間は、何にも代えがたい喜びとやりがいを感じられるはずです。
まさに今、シーズンは“第二創業期”ともいえる変革のフェーズにあります。 このタイミングで、共に成長し、チャレンジを楽しめる方と出会えることを心から楽しみにしています。