ナリコマのデザインチームを語るうえで欠かせないのが、2025年の「大阪・関西万博」への出展です。
このブースに使われたキャラクターデザイン・パネルイラストの多くを担当したのが、義本さん。 今回はその裏側にある“デザインの哲学”を聞いていきます。
■制作期間はわずか3ヶ月。走りながらつくる日々
実は、万博のクリエイティブ制作期間は約3ヶ月という超短期。
「予算やスケジュールの関係で外注が難しく、ほぼ内製でやることになって。
“間に合うんだろうか…”と正直ずっとドキドキでした(笑)」
そんな状況でも義本さんがプロジェクトに参加できた理由は、
“温かみのある世界観”への高い評価があったから。
動画チームの佐藤さんから
「義本さんのイラストが、ナリコマの優しさに合う」
と言われたことが大きかったそうです。
■キャラクターやイラストに込めた“感情の揺らぎ”
万博の展示は、ある人物の人生ストーリーを軸に構成されていました。
「子ども時代のお花見でちらし寿司を食べるシーンなど、
“その人がどう感じているか”を丁寧に想像しながら描きました」
シーンの空気、光の色、表情……。
一つひとつに“その場の感情”を入れ込んでいく作業。
「ただかわいいだけではダメで、見た人が“何か伝わる”状態にしたかったんです」
このこだわりが、ブースを訪れた多くの来場者の心を動かしました。
また今回の万博は、「食の記憶」と「共感」をテーマに展示を実施しました。
共感を意図的に呼び起こすためにはどうすれば良いのか、これはチーム全体で常に考えながら取り組みました。
義本さんが携わり作成されたカードを万博で配布
■展示当日。自分の作品が“会社の顔”になる瞬間
万博出展期間、義本さんは数日間ブースに立ち、お客様の反応を直接見ました。
「来場者の方が喜んでくれたり、
会長や社長、支店長が“すごく良いね”と笑顔で言ってくれたり。
あの瞬間、“人の心を動かすデザイン”の力を実感しました」
制作会社では味わえなかった、
自分の作品が“会社の外の人にも届く”体験。
これこそ、インハウスデザイナーとしての醍醐味です。
■もっと上流へ。ナリコマの価値をデザインで高めていく
今後挑戦したいことを伺うと、こう語ってくれました。
「もっと上流から企画に関わりたいです。
指示を受けて作るのではなく、企画段階から“どう見せるか”を一緒につくる側に行きたい」
ナリコマのデジマは今、まさにブランディングを強めていくフェーズ。
「ナリコマらしさとは?」
「食の価値をどう伝えるか?」
これを一緒に考え、形にしていく仲間を求めています。
■未来のデザイナーへのメッセージ
最後に、これから入社する方へ義本さんから一言。
「ナリコマは“やってみたい”を応援してくれる会社です。
挑戦したいことがある人、デザインの幅を広げたい人、
マーケティングにもっと踏み込みたい人にはぴったりだと思います!」
■ずばりナリコマの魅力とは
自分のチャレンジしたことを前向きに応援してくれるところ。その基盤にあるのは会長社長の「社員を大事にする」姿勢があるからこそだと思います。
その社風の元に集まるメンバーなのでデジマの中は穏やかで優しい人しかいないです!
優しい先輩に囲まれながら、ほどよい緊張感を持ちながら責任とチャレンジある仕事ができる理想的な職場だと思っています。
最後に:こんな人に来てほしい
- デザインだけでなくマーケにも関わりたい人
- 要件定義や企画にも踏み込みたい人
- 温かみや世界観づくりが好きな人
- インハウスで幅広く挑戦したい人
- 成長フェーズのチームでスピード感を楽しみたい人
ナリコマのデジマは、あなたの“つくる力”を最大限に活かせる環境です。
もし少しでも興味があれば、ぜひカジュアルにお話ししましょう!