こんにちは!ナリコマの山岡タケルです。
先日、インサイドセールスカンファレンス2025に参加してきました!
前線で取り組まれている会社の事例が聞けたり、新たなツールが知れたり、他社の方と情報交換が出来たりと、インサイドセールスの情報が一挙に集うイベントでした。
大阪にいるとなかなかインサイドセールスのコミュニティもなく、新しい情報が入ってきづらいんですよね。つながりも持ちたいと思ったのもそうですし、最新情報のインプットして新たなアイデアにつなげたいと思い参戦しました。
AI活用が9割!インサイドセールスでも話題…
インサイドセールスカンファレンスは初参戦でしたが、他社の成功事例や取り組みのリアルな内容がセッションが聞けてとても身になるイベントでした。
デジタルマーケティング、インサイドセールスなど、会社に新たなものを持ち込むには外の情報を以下に取ってくるかが重要だと思います。そういう意味でも、オープンに参加させてもらえる環境は本当に貴重だと思います。
特に今年はAI活用のテーマが中心。私自身、生成AIについてのインプットは常にしているものの、まだまだ使いこなせていないのが正直なところです。
話題の中心は「お客さま情報のサマリー」「イネーブルメント」「AIエージェントの活用」などです。これは、お客さまにとって最適な提案につなげるためにもとても重要です。
「医療福祉の食」にとってのインサイドセールス
一般的にインサイドセールスとされているポジションは、「どこにKPIを置いて」「どれだけアクションして」「どれだけ商談をセットして」ということがメインの活動となります。コミュニケーションの質も大切ですが、いかに量を増やすかということは重要な指標として語られます。
でも、「医療福祉の食」はとても専門的な分野です。顧客対象になり得る範囲も限られています。そのうえ、切り替えのハードルがとても高く、周到な準備をしないと「食事の提供ができなくなる」という事態になりかねません。
だからこそ、ナリコマのインサイドセールスには独自性があると改めて感じました。
顧客体験をよりよくするという意味では同じ。でも、一件一件のお客さまにじっくり向き合うことが大切です。それとは相反して、検討段階でガッツリ話しても…という絶妙な心情も湧きますよね。
実際に私が営業を受けるときも「そこまではいいねん」と思うことも多く、顧客心理というのはとても複雑なものです。だからこそ、もう一度まっさらにしてお客さまにとっての「最適解は何なのか?」を自分の中で問いたいと思いました。
本質を捉えてカスタマイズするということ
世間一般で成功しているノウハウをそのまま自社に展開しても、うまくいかないことがほとんどです。「お客さま」「働く人」「会社の状況」「提供しているサービス」などがまったく違うからです。だからこそ、本質を捉えながらカスタマイズしていくことが重要です。
改めて言いますが、「医療福祉の食」という業界は決して顧客対象が多いわけではありません。そして、そこに「食」というものがあります。有形でありながら無形。その先に、食事を楽しみにされている方々がいて、届けているごはんが喜びにつながっている。
働いている方、食べる方の両方が幸せになる価値が届けられる。とても大きな意義をもった特別なサービスだと思っています。だからこそ、導入前から真剣に向き合いたい。導入前の不安が大きいからこそ、より早い段階で取り除けるようにしたい。
ナリコマが叶えるべきインサイドセールスの価値はここにあると思います。今回得たヒントをもとに、改めて「どうすればお客さまとよりよい形で向き合えるか」これを丁寧に考えていきたいです。