今回は、5月にクロス・シップに仲間入りした満田聖哉さんにお話を伺いました。
満田さんは広島県出身で小学校から高校までずっとサッカー少年でしたが、大学在学中に起業、その後縁あってクロス・シップに出会います。
サッカーを通じてたくさんのものを手にしてきた
僕は広島県の出身で、小学校からずっとサッカーしかしていなかったんですが、サッカーを通じて沢山のものを手にしてきました。友達も、人気も。でも大学生になって、プロサッカー選手にはなれないだろうという現実を受け止めて、サッカー選手は諦めて起業することにしたんです。最初はただお金持ちになりたいという単純な動機で、何をやるのかも決まっていなかったですし、コロナの影響もあって何もできずにいました。
大学の授業もオンラインばかりで、なかなか友達もできなかったので、まずは起業家のコミュニティに入って人と繋がり、少しずつ動き始めました。
ゼロからのスタートで、とにかく動く
何をしようか考えていく中で、もともと自分はサッカーをする中で怪我が多かったんですが、体幹トレーニングをすることで怪我をしにくくなったんですね。これを人にも伝えたいと思い、東京に体幹トレーニングの資格を取りに行きました。その後オンラインやパーソナルトレーニング、訪問トレーニングを通じて、体幹トレーニングの指導をしていきました。
同業の知り合いもつても無かったので、とにかくスポーツ関係の方などにメッセージを送りまくっていたんです。
サッカーが繋いでくれた縁でスクール事業に関わることに
そんな中で、高校時代によく対戦していたサッカー部出身の方が、子供たちのスクール事業を立ち上げるという話があり、そこにジョインすることになったんです。この事業に関わりたいと思ったのは、僕自身の体験が大きいですね。僕の子供の頃の教育環境はとても良かったなと思っていて、それは様々な選択肢や可能性を親や周りの人が与えてくれていたからで、本当にいろんなことを体験してきました。そのおかげもあって、今でもいろんなことにチャレンジしてみたいという気持ちになるし、自分の可能性を信じられるというのが根底にあるんです。
ネガティブをポジティブに変えていく力を家族にもらった
僕の親は、いろんなネガティブなことがあっても全てポジティブに変えていくという教育方針でした。そのおかげで今の自分の考え方があるので、子供の頃から前向きな気持ちだったり、経験、体験を与えるようなことをすれば、人生ってよくなるんじゃないかなという気持ちで前職のスクール事業に関わっていました。そんな気持ちを持って日々子供たちに向き合ってきましたが、もっとたくさんの人に影響を与えられるような仕事ができないかとモヤモヤしていたんです。
自分の伸びた鼻をぽきっと折ってやりたかった
大学在学中に起業して、その後は子供向け事業での指導者という立場になり、まだまだ自分も成長している途中なのに、あまり怒られるようなこともなく、新しい住む場所や、自由になるお金もある程度ありました。このままだと頭でっかちな人間になるなという危機感を持ち始めて、少し伸びた自分の鼻をポキっとへし折ってやりたいと思ったんです。
自分で環境に甘えてしまう自覚があったので、環境そのものを変えるのが良いだろうと思い、東京に行こうと決めました。仕事を探すためにウォンテッドリーに登録したところ、スカウトをいただき、野崎さんとお会いしてお話を伺い、あ、この会社を大きくしたいな、自分もここで成長できるな、と直感で思ったんです。新しい場所でチャレンジして、一緒に作り上げていきたい未来が見つかったと思いました。もう即決ですね。
今は埼玉で小学校の同級生とルームシェアをしています。元々東京にいた人なんですが、一緒にがんばろうぜ!と話をしています。
会社と一緒に成長していきたい
ベンチャー企業は本当に色んなことを経験できるので、めちゃくちゃ成長できると思います。大手の会社ならRAとCAで分かれると思うのですが、両方経験できます。すごくありがたい。あと、自分自身も学びながら組織を作っていっている実感があり、とても楽しいです。今は先輩の松井さんや村田さんに色々と教えていただきながら仕事をしていますが、とても優しい。聞けば絶対に教えてくれます。早く先輩を追い越して、自分がギブできるようになりたいと思っています。
休みの日はサッカー、格闘技観戦とサウナ
趣味はサッカーと格闘技の観戦ですね。先日は日産スタジアムにACL(アジアチャンピオンリーグ)を観にいきました。格闘技は総合格闘技、キックボクシング、ボクシングなど観にいきます。6月、7月もすでに予定が入っています。
人生は一度きり、とにかく楽しみたい
実は最近交通事故にあって、本当に死ぬかもしれないくらいの、車もぺちゃんこになってしまうレベルの事故だったんです。なので、今は死んだ人生を生きているみたいな感覚があります。死ぬこと以外かすり傷っていうじゃないですか、それ本当だなと思っています。色々なことにすごく感謝できるようになりましたし、親や周囲の人からこれしておいた方がいいよなどアドバイスされても、今までは大丈夫大丈夫、という感じだったんですけど、真摯に受け止められるようになって。
あと、人生1回きりだから、もっと楽しんで、自分が生きたいように生きようぜ、と思っています。
マイナスをプラスに変えていくマインドセットとエネルギーを持つ満田さんが、これからクロス・シップで様々な事業を進めてくれるのが楽しみです。