【悩み解決!】キャリアプランの考え方
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こんにちは!ReIT合同会社の山田です。
今回はエンジニアとして生きていく上で悩みが絶えないキャリアプランについてお話しようかと思います。
理想のキャリアプランとは
一口にキャリアプランと言っても、各々悩みがあるかと思います。
ずっと技術に関わっていきたい人や下流工程から上流工程へ進みたい人、プロジェクトマネジメントに進んでみたい人...などなど、色々あるかと思います。
では、その解消方法は具体的にどうしていけばそこに行きつけるんだっけ?と考えたときに、その内容をパッと答えられますでしょうか?
少なくとも若いころの私は回答できませんでした。
というより、全体像がわかってなかったので何になりたいか、どうなりたいか、がわからなかったのです。
下流工程をメインでしてるときは上流工程ってどうやって何してるかわからなかったですし、じゃあテックリードって何してるのか、PjMは?PdMは?POは?
全体が全くわかってなかったのです。
大切なのは各ロールが何をすべきで、何をしているのかを概要でいいので理解することです。
各ロールの理解を進めるには?
とはいえ、今実務でこなしているロール以外をどうやって理解すればいいのか。
そこは私自身も当時の悩みでした。
業務の合間にお話を聞く事はできても、その話をするために設定された時間はなく、全体共有でプレゼンが行われる機会等もありませんでした。
結論その当時私がやっていた対策は、ひたすらエンジニア交流会等に参加し、自分のロール外の人の話を聞きまくる、でしたw
機会がないので、機会を自分で作っちゃおうという思想ですね!w
とはいえ、そこまで踏み込めない方々も多くいらっしゃるかと思います。
そこで、会社として何か対策はないだろうか、と考えた末、アプローチとして
①開発のロールを網羅的に理解、経験をしている人との相談、キャリアプランの策定
②各ロールの定義、スキル感の基準値を可視化
③各ロールの担当者の簡易プレゼン企画
これらが有効ではないか、と考えました。
そのため、弊社ではまず上記①のキャリアプラン作成のアプローチに対し、私が社員全員に1人1人キャリアプランを面談し、今後どうなっていきたいのか、必要とされるエンジニアになるためにはどうすればいいか、足元で何を学んでいくのがよいか等を半期に一度しっかり話す対策をしています。
②、③については現在整備中となりますが、②はConfluence * にて可視化を行い、③は月次定例会議でプレゼンする事によって、各ロールメンバーの相互理解を含める事と、会話が苦手なエンジニアの悩み解消などにも役立つような仕組みを検討しています。
* Atlassian社製のナレッジマネジメントソフトウェア
情報の大切さ
弊社の企業理念には情報を1つの大事な観点と考え、
多くの情報をもっていると、幅広い物事に対応する能力が格段に向上し、"知っていること"は非常に重要であるため「多くの情報を吸収、共有できる団体でありたい」
という考え方がありますが、これはエンジニアに関わらず、生きていく上で非常に重要な事だと思っています。
その一環ではないですが、開発プロジェクトという中で、自分以外が対応している「情報」を理解した上での振る舞いは、皆さんの今後のエンジニアキャリアの一助になると確信しています。
今回は弊社で実際に対策として行ってる事を踏まえ解説しましたが、個人的に進める事で有効な手段はたくさんあるかと思います。
それこそフリーランス時代で私はたくさんの方法を試してコミュニケーションを図りました。
営業の意図が強かったところでもありますが(笑)
いろんな方法で情報を得て、必要に応じて取捨選択する事でキャリアアップの近道になるかと思います。
今後のエンジニアキャリアの考え方として、ご参考になれば幸いです!