2025年に入社し、現在、統括責任者として活躍中の梅村 和歌さんにインタビューしました。
統括責任者 梅村 和歌さん
小学校の教員の経験を経て、リーフラス株式会社に入社を決める。現在は、担当する小学校4校の統括責任者として、部活動の運営を担っている。
「なぜ、この道を選んだのか」- 現在に至るまでのパーソナルストーリーを教えてください。
私は、教員として子どもたちと関わる中で、彼ら、彼女らの周囲の環境が成長に与える影響について深く考えるようになりました。学校という限定された空間で見る子どもたちの姿だけでなく、より広い視野で彼ら、彼女らの発達や成長を捉えたいという思いがありました。
そんな中で、自分の学生時代の成長過程を振り返ると、いつも近くには「スポーツ」の存在があるということに気付き、教育機関の枠を超え、「スポーツ」という視点から子どもたちの成長をサポートするリーフラスの理念に強く惹かれました。子どもたちがスポーツを通じて心身ともに健やかに成長していく過程を見守るというリーフラスの考え方は、まさに私が求めていたものであり、入社を決めました。
「“部活動の未来”を創る」- 事業のやりがいについて教えてください。
リーフラスでの仕事を通じて、多様な人々と関わることの面白さを感じています。前職の教員という立場では、主な関わりは子どもたちやその保護者の方々でしたが、リーフラスに入社してからは、その輪が大きく広がりました。学校の先生方、保護者、そして共に働く指導者といった、様々な立場や専門性を持つ方々と日々コミュニケーションを取りながら、どのようにすれば子どもたちにとってより良いスポーツや、文化活動の機会を提供できるかを一緒に考え、実行していく過程は、本当に楽しいです。それぞれの視点や経験を共有し合い、一つの目標に向かって協力することで、自分一人では思いつかないようなアイデアや解決策が見つかることも多く、これが子どもたちの笑顔に繋がると実感できるたびに、大きな達成感を得られます。
「未経験から“プロ”へ」- 入社後のリアルと成長環境について教えてください。
子どもたちの成長をサポートしていく中で、自分よりも年上の指導者の方々に意見を伝えなければならない場面に多く直面します。経験豊富で尊敬できる人生の先輩方に対して、自分の考えや改善点をどのように伝えれば、耳を傾けてもらえるのか、そして良好な関係を維持できるのか、深く悩みました。指導方法や活動に関するフィードバックを行う際には、指導者のこれまでの経験やプライドを傷つけないよう、言葉遣いやタイミングに細心の注意を払いながら活動していく必要があると思います。直接的な表現を避け、提案という形をとったり、共通の目標である「子どもたちのより良い成長」を前面に出したりして、よりよいコミュニケーションがとれるよう心がけています。
「今後のビジョン」‐これからやりたいことについて教えてください。
個人のスキルアップという点では、これまでの教員経験で培った子どもたちへの指導力や、保護者とのコミュニケーション能力をさらに高めていきたいと考えています。また、多岐にわたるスポーツや文化種目に対応できるよう、自身の専門外の分野についても学習を重ね、指導の幅を広げていきたいと考えています。
リーフラスに入社して学校関係者や保護者、そして共に活動する指導者など、本当に多様な立場の人々と関わる機会が増えました。それぞれの立場や考え方を尊重しながら、子どもたちにとってのスポーツのあり方を追求していきたいです。そして将来的には、地域社会全体を巻き込み、子どもたちのスポーツ環境を豊かにするためのプロジェクトを主導できるような「架け橋」となり、リーフラスが掲げる「スポーツを変え、デザインする。」という理念の実現に貢献したいです。