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6回目となる「共創サミット」を東京大学で開催します

SBGでは、全国で「共創サミット」というイベントを運営しています。これは、各地の企業や経営者とSBGメンバーとの「共創」を企図したもので、昨年9月の高松を皮切りに、名古屋、福岡、大阪、岐阜と5回実施し、この8月26日に東京でも開催することになりました。せっかく東京でやるのなら、と考え付いたテーマが「知の共創」です。第一部の基調講演は、保守派の論客である片山さつき参議院議員にお願いしました。保守派の論客というのはとても珍しいのですが、その理由は、伝統や文化は長年の実践の中で最適化されてきたものであって、それがいいからそうであるとしか言えない類のものだからです。これを理論武装している彼女はす...

ホストとゲストの垣根を取り払う ~活性化された組織の作り方

SBGでは、たくさんのイベントをやっています。(写真は2024年夏の北海道合宿のものです)隔月で開催する例会、多くの懇親会、ゴルフコンペに合宿。SBGメンバーである経営者たちが集まり、親睦を深めながら学ぶ場です。共創の理念に基づいて、講演やプレゼンは、当日参加するメンバーが行います。これらのイベントが、やっている側としても参加する側としても、とても楽しいんです。理由は、ホストとゲストの間に垣根がないからです。ぼくら事務局は、もちろんホストをやります。イベントを主催し、運営する。そこに、SBGのメンバーたちがゲストとして参加する。普通は、ホストがもてなし、ゲストが楽しむものです。ゲストを楽...

日本生命での採用責任者の立場から見た就活の景色を語ります(後編)

日本生命での東大の採用責任者の話の続きです。(前編から読んでください)学生が煮詰まってくると、最終面接に上げるかどうかを判断します。これを「見極め」と呼ぶのですが、要は、最終面接直前にぼくがその見極め面談を行うということです。ただ、ぼくはそこで、学生たちにあることを問いました。それは、「心の底から日本生命で働きたいと思っていますか?」ということです。就活にはだまし合いのようなところがあって、採用する側も、どうしても採用したい学生と状況しだいで内定を出す予備の学生に分けていたりしますし、学生は学生で、とにかく内定をもらっておきたいので、本気かどうかはさておき「御社が第一志望です」というのが...

日本生命での採用責任者の立場から見た就活の景色を語ります(前編)

ぼくは、日本生命時代に東大の採用責任者をやったことがあります。その年はオープンエントリー制を採用したこともあり、例年のようにOBのリクルーターを組織することができず、責任者であるぼくとスタッフ1名の2人チームで東大生の採用を担当しました。その代わり、出身大学にかかわらず、若手から中堅までの職員を面接枠にずらっと並べて、そこに面接を当て込んでいくやり方を採っていました。東大からの採用ノルマは16名。歩留まりを考えて20名の内定を出さなければなりません。ところが、最終面接が厳しい。中途半端な学生をぶつけると、ほとんどが撃沈してしまうのです。だから、採用責任者としては、しっかりと学生を見極め、...

トランプ大統領の就任式に参列して感じたこと

今年に入って世界を驚かせまくっているトランプ大統領ですが、ぼくは、1月20日にワシントンDCで開かれた就任式に片山さつき参議院議員と一緒に参列してきました。前日からDC入りして、クエール元副大統領によるウェルカムランチに始まり、ハドソン研究所のワインスタイン日本部長、ハガティ上院議員(元駐日大使)、アトキンスSEC委員長らと会談し、就任式翌日にも共和党金融サービス副委員長を務めるハイジンガー下院議員ほか多数の有力者にお会いしてきました。今日は、そこで感じたことを書き記そうと思います。といっても、トランプ氏の政策や政権運営に関してではなく、「仕事をすること」についてです。当たり前のことなの...