SBGでは、たくさんのイベントをやっています。(写真は2024年夏の北海道合宿のものです)
隔月で開催する例会、多くの懇親会、ゴルフコンペに合宿。SBGメンバーである経営者たちが集まり、親睦を深めながら学ぶ場です。共創の理念に基づいて、講演やプレゼンは、当日参加するメンバーが行います。これらのイベントが、やっている側としても参加する側としても、とても楽しいんです。
理由は、ホストとゲストの間に垣根がないからです。
ぼくら事務局は、もちろんホストをやります。イベントを主催し、運営する。そこに、SBGのメンバーたちがゲストとして参加する。普通は、ホストがもてなし、ゲストが楽しむものです。ゲストを楽しませるのがホストの役目だとも言えます。ところが、逆説的ですが、ゲストを心の底から楽しませたければ、ゲストをゲストにさせてはいけないんです。
ともすると、主催者はゲストをお客さん扱いしてしまいがちです。運営することは自分たちの役割だと考えているし、だからこそゲストに何かをさせることを躊躇もしてしまう。でも、そこを踏み越えた方が良いイベントができる。
これは、そのまま仕事にも当てはめることができます。
経営者と従業員。指示する側と指示される側。評価する人と評価される人。どうしてもそこに垣根を設けてしまう。でもですね、本来は、全員が共通の目標をもって仕事に臨んでいるはずなんです。より良いチームを作った方がいいし、売上や利益を増やしたいだろうし、良いサービスやプロダクトを生み出したいはずです。だったら、垣根は作らない方がいい。
経営者であれば、遠慮せずに従業員を巻き込んでしまった方がいい。一緒にチームを作り、業績を上げ、価値を生み出すべく、こっちの側に引っ張ってきちゃった方がいいんです。その方が成果も出るし、結果的に従業員の満足度だって高まるんです。
まあ、言うは易しで行うは難しなんですけどね。でも、これがうまくできている組織は、間違いなく活性化しているはずです。SBG事務局も、そういう組織でありたいと思っています。