皆さん、こんにちは!採用担当の富樫です!
今回は、2022年に入社し、現在はエンジニアとしてだけでなく、
プロダクトオーナー・チームリーダー・アカデミーメンターとして、幅広く活躍している北颯人さんをご紹介します。
会社中に響き渡る関西弁と、PRUM1賑わいのあるプロダクトオーナーに、迫ります👀!
北颯人(きた りくと)|2022年入社。大阪出身。
前職では飲食店の副店長や営業職を経験。人と関わる仕事にやりがいを感じていた
一方で、PC業務への苦手意識から「自分にできるわけがない」と思っていたエンジニアという道に、あえて挑戦。未経験からのスタートだったが、持ち前の明るさとコミュニケーション力を活かし、今ではプロジェクトオーナーとしてチームを牽引中。
また、自身の経験を活かして後輩のメンターも担当し、
「自分のように一歩踏み出す人を応援したい」という想いで日々奮闘中。
趣味は筋トレ、アニメ、そしてシュークリーム。関西弁が特徴。
![]()
人差し指でキーボードと戦う!PC嫌いからの新たな挑戦
── 前職ではどんなお仕事をされてたんですか?
飲食と営業ですね。飲食では焼き鳥屋の副店長として店舗運営をしていました。アルバイトのシフト管理や売上管理など、副店長として現場全体を回していました。営業では、人材派遣の営業と、宝石の買取営業をしていました。人材派遣の方は、介護・保育・看護分野の求職者を企業に紹介して、マッチングが成立すれば派遣するという仕事でした。土日はほぼ休めませんでした(笑)。派遣スタッフの方が急に出勤できなくなったりするので、その対応でバタバタすることも多くて。とにかく謝ることが多い仕事でしたね。
── メンタル強くなりそう(笑)。で、その後が宝石の営業でしょうか?
そうです。人材派遣の会社が事業縮小に伴い退職することとなって、次も営業をやりたいと思って入った会社が宝石買取の営業でした。店舗を回って査定し、金額をつけて買い取る、という感じです。月500万円の買取目標とか。結構ガチの営業でしたね。
── そんな北さんが、なぜエンジニアをしようと思ったんですか?
実は、PCが全く使えなかったのがきっかけです。
営業時代も、キーボードを人差し指で打つのがやっとで(笑)。でもそれがずっとコンプレックスで、「苦手なPCを克服したい」と思うようになりました。
あと、前職の会社が経営不振による事業縮小の影響で退職したこともあって。それをきっかけに、「営業だけのキャリアではこの先、厳しいかも。」とも感じていて。
じゃあ、次は技術を身につけられる仕事にしようと決めて、Webエンジニアを目指しました。
── そうだったんですね。それでPRUMに出会ったんですね。
はい。Wantedlyで見つけて、PRUMアカデミーがあるのを知って説明会に参加しました。
当時、すでに少しプログラミングは独学していて、自分でポートフォリオも作ってました。でも「この先何を学べばいいのか」が分からなくなるタイミングがあったんですね。
そんな中で、PRUMには明確なロードマップが示されているのがわかって、「ここなら頑張れそう」と思いました。
PRUMアカデミとは‥💡
PRUMアカデミーは、未経験からでも 1人前のWebエンジニアになれる社内育成カリキュラムです。完全無料で、社内研修として、実務に近いチーム開発を通じてスキルを身に付けられます。カリキュラムの卒業の目安は 1年〜1年半。卒業後は様々な案件にアサインされ、実務の場に移ります。
朝まで語って、コードを書いて。笑いと熱意のチーム開発。
── 実際やってみて、どうでした??
めちゃくちゃ大変でした(笑)。
分からないことが多すぎて、「毎日調べて、聞いて、試して」の繰り返しでした。
当時は、アカデミーの卒業要件が決まっていなかったのもあって、どこまでやれば、卒業できるかが明確ではなかったんです。
でも、早くデビューしたい!という気持ちで、どんどんメンターから課題をもらう日々を過ごしました。
── それは大変でしたね‥!アカデミーではどんな力が身につきましたか?
PRUMアカデミーは、技術ももちろんですけど、それ以上に「働く姿勢」や「報連相の力」が身についたという印象です。
最初は文章で報告することが苦手だったんですけど、担当メンターの方に何度も指導してもらって、少しずつ改善しました。
あとは、タスク管理とか報告の仕方ですね。エンジニアの難しさは、営業時代と違って報告するタイミングを「自分で判断して動く」必要があるんです。
分からないときも、いつ報告すべきかを自分で決めなきゃいけないんですよ。
例えばお昼前に悩んでたのに、1日終わりの報告会で「今日昼からここにずっと悩んでました」て言ったら、「え、それは遅くない?」ていう話になるので。
30分悩んだら相談する、みたいに自分で決める、そういった報連相の練習をしました。
── 報告という基本的なことから学べるんですね。その他、チーム開発もありましたよね。雰囲気はどうでした?
めちゃくちゃ良かったです。同期が自分を含めて、5人いたんですけど、同期とは毎日のようにDiscordで話してましたし、時には朝まで開発してました(笑)。
そして当時のメンターに夜遅くまでチーム開発をやりすぎて、「寝なさい」って怒られたこともあります。それに加えて、チームメンバー同士で意見を言い合うことも多くて。
コードレビューでは“ほぼ喧嘩”みたいなやり取りもありました(笑)。
でもそれは、みんなが本気でやっていたからこそだったなと思います。
最終的には、お互いに高め合えたし、本当に良いチームでしたね。
![]()
アカデミー卒業時の写真
![]()
卒業証書授与式の様子
── そこまで熱量高いのが、すごい!なんでそこまで頑張れたんですか?
早くエンジニアになりたかったからです。これから、エンジニアの市場がどんどん埋まっていくんだろう思っていましたし、自分が新卒からエンジニアを目指していないからこそ、焦りもありました。他の人よりスタートが遅いっていう自覚がありましたね。
それに加えて、アカデミーの時代の給料も決して高くなかったので、「絶対にやりきる!」と決めてましたね。
今思うと、焦りって大事だなと思います。
── 焦りをエネルギーに変えたわけですね。アカデミーを卒業して、成長を実感された場面はありますか?
メンターとしてアカデミー生をサポートしたり、後輩に案件の説明やサポートをしている時に、成長を実感しますね。
特にメンターの活動ではそれを強く感じます。アカデミーを卒業してすぐにメンターを始めたのですが、最初はまだまだ教えられるレベルではなくてアカデミー生から質問が来るたびに一生懸命調べて答えていました。
今では調べることも少なくなり、ふと「2年前は自分もアカデミー生だったんだな」と思うと、成長を実感します。
── なぜメンターに?
当時はまだメンターの数が足りておらず、会社が掲げる“日本のエンジニア不足を解決する”という目標に少しでも貢献したいと思ったのがきっかけです。
当時、新しいアカデミー生はどんどん増えていて、このままではサポートが追いつかないと感じました。
そこで、自分も力になれればと思いメンターを始めました。
また、“教えることは自分の学びにもつながる”と考えていたので、成長の機会として挑戦したい気持ちもありました。
実際にメンターを経験したことで、相手の立場に立って伝える力がつき、自分の理解もより深まり、今の実務に活かせているのではないかと感じています。
── メンターとして、アカデミー生に接する際に意識していることはなんでしょうか?
技術面はもちろんですが、期日や報告の意識を大事にしています。
加えて、問題や改善点が出た時に、答えを与えるのではなく、『どうすれば改善できるか』を自分で考えてもらうことを意識しています。
そのプロセスを通して、アカデミー生が主体的に動けるようになることを目指しています。
![]()
褒めて伸ばす。チームづくりの北流ルール。
── ありがとうございます。では、現在の仕事内容を教えてください。
現在は受託案件で、さまざまなプロジェクトに携わっています。
今の案件では、プロダクトオーナー兼開発者として、仕様策定から実装まで幅広く担当しています。
加えて、社内業務ではチームリーダーやメンターとして、メンバーのサポートや教育にも取り組んでいます。チームリーダーとしては、1on1でメンバーと面談したり、社内評価を伝えたりしています。
── 今のプロジェクト内の役割はどういったものでしょうか。
現在は、あるプロジェクトでプロダクトオーナーを務めています。同時に開発にも関わっています。
プロダクトオーナーというのは、開発案件の責任者のような立場で、お客様と話しながら『どんなサービスにしていきたいか』を整理し、それを形にしていく仕事です。
要件が決まったら、開発チームにタスクを振り分けて進行管理を行います。
ただ、チームは4名と少人数のため、私自身も実際の開発工程に携わりながら進めています。
── プロダクトオーナーとして、意識していることはありますか?
チームの雰囲気はすごく重視しています。働きやすく、質問しやすい環境づくりを意識しています。毎日よく笑い声が上がるチームなんですよ。オフィスでもちょっと響くくらい(笑)。でも自分のチームが楽しそうだと、他のチームや、会社全体にも良い影響が伝わるんじゃないかと思ってやっています。
── 確かに北さんのチーム、いつも楽しそうですよね。メンバーをよく褒めているのも印象的ですが、それは意識してやっているんですか?
そうですね、意識しています。もちろん元々感謝の気持ちは持っていますが、想うだけじゃなく伝えることを意識しています。また、感謝の気持ちに加えて、「成長してるね」とか「助かったよ」と伝えることで、メンバーには自信を持ってほしいんです。自信がつけば、メンバーが先輩になった時に後輩にも教えやすいですし、チーム全体が良くなっていくと思っています。実は、僕自身もアカデミー卒業した直後は、何もできない自分に不安がありました。それに加えて、チームの雰囲気がちょっと暗くて、わからないことがあっても質問しづらかったんですね。もちろん優しい人たちではあったんですが、全体的に静かで、話しかけにくかったのを覚えています。だから自分のチームは「発言しやすい雰囲気にしたい」と当時から強く思っていました。発言しづらい空気はもったいないなと感じていて。
その気持ちが今のチーム作りに生かされている気がします。
── 今のチームはどうですか?
とてもいい雰囲気だと思います。楽しそうなチームになっていて、社内でも一番明るいチームだと感じています。チームメンバーにもそう思ってもらえていたら嬉しいです。
── 北さんは案件リーダーだけでなく、社内のチームリーダーもされていますよね。どんなことをされているんですか?
はい。主に自分が担当している6名ほどのメンバーと月に一回1on1を行い、現場の状況や課題をヒアリングしたり、社内評価を伝えたりしています。
「こうするといいんじゃない?」とアドバイスすることもあれば、ただ話を聞くこともあります。メンバーが話しやすい環境を作るのが一番大事ですね。
── コミュニケーションで意識していることは?
やっぱり相手の背景を理解しようとすることや、話しやすい環境を作ることを意識しています。話が得意な人もいれば、そうでない人もいるので、後者の場合は自分の悩みや失敗談を先に話すようにしています。
「前にこういうことがあって、こういう時に困ったんですよ。〇〇さんならどうしますか?」というように話すと、相手も自然と話してくれるんです。
自己開示することで相手の本音を引き出せると思っています。
![]()
技術で課題を解決できるエンジニアを目指して
── 今後目指していきたいキャリアについて教えてください。
まだ技術的な知識が十分とは言えないので、まずはしっかりスキルを身につけたいです。
そのうえで、お客様が抱える課題をヒアリングし、技術を使って解決できるようになりたいと思っています。
今は「技術で解決する」という実感がまだ薄いですが、知識を増やしていけば「こういう技術を使えばこういう提案ができる」と言えるようになるはずです。
最終的には、お客様の満足度を高められるような提案ができるエンジニアになりたいです。
── 最後の質問ですが、エンジニアを目指している方に、一言メッセージをお願いします!
失敗を恐れずに学び続けてください!
壁にぶつかることは必ずありますが、その経験が自分を成長させてくれます。
エンジニアになる!という強い思いをPRUMは応援します!
ご協力、ありがとうございました!
今回のインタビューはいかがでしたでしょうか??👀
実際に日々感じているところではありますが、北さんのチームでは、毎日笑い声が絶えません。「誰よりも声をかけ、誰よりも笑顔を絶やさず、チームの雰囲気をつくる」
その背景には、北さん自身の努力や経験、そしてチームを想う気持ちがあるのではないかと思いました。これからの、ますますのご活躍を楽しみにしております…!
株式会社PRUMでは現在、仲間を大募集中です!!💪
現在第二創業期PRUM。
『一緒に、会社を創っていきたい!』『エンジニアとして早く成長したい!!』
そんな想いをお持ちの人は大歓迎です。
PRUMで、エンジニアの道をスタートさせましょう☺️
そして、枠を飛び越えて、一緒に成長していきましょう!
エントリーやお問い合わせコチラから👇お願いします✨✨
▼ヤフー出身のCEOが「エンジニアのよくある悩み」を解決しています🕊️
▼PRUMの裏側を知りたい方はラジオをどうぞ🎙️(雑談も多めです)