全国で就労移行支援事業所や自立訓練事業所を展開しているインクルード株式会社。その中でも、事業拡大を支える重要な役割を担っているのが、「新店開発スタッフ」というポジションです。
今回は新店開発スタッフの採用にあたり、業務内容や求める人物像、そしてこの仕事ならではのやりがいについて、人事チームにお話を伺いました。
― 早速ですが、新店開発スタッフの業務内容について教えてください。
就労移行支援事業所や自立訓練事業所の新規開設にあたって、市場調査から物件の選定、不動産会社や行政とのやり取りなど、立ち上げに関わるあらゆる工程に携わります。
具体的には
- 開設エリアの市場調査
- 物件選定
- 不動産会社や行政との交渉・申請手続き
- 内装業者との打ち合わせおよび工程管理
- 必要な備品の準備・発注
- 開設準備から事業所オープンまでの各種対応
などの業務があります。
このように多岐にわたる業務を通じて、「支援を必要とする方々が安心して通える事業所」をゼロからつくり上げていく、やりがいのある仕事です。
― 想像以上に幅広いお仕事ですね。この仕事に向いているのは、どのような方でしょうか?
まずは、自ら考え行動できる方です。新たな事業所を一から立ち上げるという業務上、与えられたことをこなすだけではなく、自分で判断しながら動く力が求められます。スケジュールの調整やタスクの優先順位を見極める力、そして状況に応じた柔軟な対応力が重要になります。
また、多くの関係者と連携を図る場面があるため、円滑なコミュニケーション能力も不可欠です。営業経験をお持ちの方であれば、不動産会社や行政とのやり取り、立ち上げメンバーとの調整など、これまで培った力を活かせるシーンが多くあります。
全国展開も視野に入れているため、さまざまな地域への出張に前向きに対応できる方も歓迎です。
また、行政との書類のやり取りなども日常的に発生するため、細かな書類作成や法令の確認に抵抗がない方が望ましいです。入社当初は専門知識がなくても大丈夫ですが、業務を通じて障害福祉サービスに関すること、建築、消防など開設に関連する各種法令への理解を深めていくことが必要になります。
開所直後のニューロリワーク三軒茶屋センター
― どのようなやりがいがありますか?
「目に見える形で社会貢献ができる」という実感を得られることにあると思います。事業所の立ち上げは単なる店舗開発ではなく、「支援を必要とする方々が安心して通える場所」を一から形にしていく仕事です。そのため、自分が関わった一つひとつの判断や調整が、最終的には誰かの生活や将来に直接つながっていく、そんな実感を持てることが、この仕事ならではの大きな魅力です。
また、物件選びから行政とのやり取り、内装の調整まで幅広く携わるため、「自分の仕事の成果が目に見える形で残る」という点でもやりがいがあります。
開所当日には、自分の手で創り上げた事業所に利用者やスタッフが訪れ、そこから新たな一歩が始まっていく。その瞬間に立ち会えるのは、何ものにも代えがたい達成感につながるはずです。
さらに、多職種の人たちと連携しながら進めていくので、プロジェクトマネジメント力や交渉力、課題解決力など、ビジネススキルが自然と身につくのも魅力の一つですね。
― 逆に、大変なことはありますか?
ありますね(笑)特に、行政とのやり取りや開所までのスケジュール調整は、ひとつの工程が遅れると全体の進行に影響するため、慎重さとスピード感の両方が求められます。
また、行政手続きでは、建築や消防、指定権者といった別々の部署と調整が必要になるため、根気強さと柔軟な対応力が求められる場面も少なくありません。
さらに、福祉サービスとしての基準を満たす設計など、自分が中心となって判断・決定を行う場面も多いため、責任感を持って取り組む姿勢が大切です。
とはいえ、初めのうちは本部スタッフや先輩社員がしっかりサポートしますので、安心して取り組んでいただけますよ。
事業所には個別ブースも設置されています
― 最後に、応募を考えている方へメッセージをお願いします!
インクルードは、創業期を経て、今まさに成長期に差し掛かっている企業です。その中核を担うサービス「ニューロリワーク」の新店開発スタッフとして、事業の拡大を現場の最前線で支える、非常にやりがいのあるポジションです。
私たちは「ソーシャルインクルージョンを実現し、すべての人が活躍できる社会を創る」というミッションのもと、日々チャレンジを続けています。 その想いに共感し、主体的に動ける方と、ぜひ一緒に働ける日を楽しみにしています!
ありがとうございます。
次回はYouTube「ニューロチャンネル」でおなじみの“やまかわさん”にインクルードのリワーク支援とこれからをお話しいただいています。ぜひご覧ください。