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“とりあえずやってみる”から始まる開発文化。KINTO ONE 中古車チームが語る、推進力と柔軟性の裏側
KINTOテクノロジーズが手掛けているサービスは、「クルマのサブスクKINTO」のみではありません。社内では、さまざまなプロジェクトが進行しています。今回は「KINTO ONE 中古車」サイトを中心に、多岐にわたるプロダクト開発を手掛ける中古車サブスクチームに焦点を当て、水内さん、金田さん、佐藤さんにお話を伺いました。
3人は中古車サブスクチームでのどのような仕事に面白さややりがいを感じているのでしょうか。その背景には、KINTOテクノロジーズ独自の組織風土の存在がありました。
■水内 プロジェクト推進グループ 中古車サブスクチーム プロダクトマネージャー
大学卒業後、金融系の企業へと入社し、営業職に従事するが、技術職への憧れから、中小企業のSIerへと転職。エンジニアとしてのキャリアをスタートする。その後、数社のSIer、大手IT企業を経て、当社へとジョイン。柔軟な社風や事業会社であることが志望の決め手となった。KINTOテクノロジーズでは、これまでの幅広い経験を武器に、プロダクトマネージャーという立場からチームを牽引する。
■金田 プロジェクト推進グループ 中古車サブスクチーム バックエンドエンジニア
ベンチャー系のSIerでエンジニアとしてのキャリアをスタート。8年の勤続ののち、小売大手へと転職する。その企業では、内製開発部隊の一員として、ECサイトの運営など自社サービスの開発を経験。経営方針の変更からキャリアチェンジを考え、KINTOテクノロジーズへと入社した。志望の決め手は、チームで開発に向かえる体制に魅力を感じたから。「KINTO ONE 中古車」Webサイトにおける開発では、過去の経験を存分に生かし、その能力を発揮している。
■佐藤 プロジェクト推進グループ 中古車サブスクチーム フロントエンドエンジニア
新卒1社目の企業で、ECサイトの運営を経験。画像ファイルのリネーム作業の煩雑さから、独学で自動化の勉強を始めた結果、ITの分野へと傾倒していく。その後、EC系SaaSを提供する企業へと転職。リードエンジニアとして開発に従事するが、より成長できる環境を求めて、KINTOテクノロジーズへと入社する。志望の決め手は、大好きな車の業界で自身の経験を生かせると考えたから。社内では持ち前の自発性で、フロントエンド開発を牽引している。
「KINTO ONE 中古車」関連サービスの開発を手掛ける中古車サブスクチーム
――水内さん、金田さん、佐藤さんの所属する中古車サブスクチームは、社内でどのような業務を担当していますか?
水内:トヨタの提供するサブスクリプション型のモビリティサービス「KINTO ONE 中古車」関連の開発と運用、保守をメインに、関係各社のさまざまなプロダクト開発にあたっています。設計や構築はもちろんのこと、チームビルディングや目的にあった技術の選定、使用感を踏まえての改善なども私たちの仕事のひとつです。
――そのなかで、3人のあいだにはどのような役割の違いがあるのでしょうか。
水内:私がプロダクトマネージャーを、金田さんがバックエンド領域のリーダーを、佐藤さんがフロントエンド領域のリーダーを担っています。私の役割は「プロジェクト全体の打ち合わせで出た事業側の要望をわかりやすく言語化し、バックエンドチーム、フロントエンドチームに伝えること」「プロジェクト推進グループのアシスタントマネージャーとして、メンバーの評価や採用を行うこと」などです。現場に出て手を動かすというよりは、チームのマネジメントや舵取りが主な仕事となっています。
金田:私は、「KINTO ONE 中古車」Webサイトの裏側の開発と運用、保守を行っています。事業側のチームや周辺の他プロダクトチームと連携をとりながらPDCAを回し、素早くサイト改善へとつなげていくこと。これが私に課せられたミッションですね。
佐藤:私は、ユーザーとの接点である「KINTO ONE 中古車」ECサイトの開発と運用、保守を行っています。実務の中心は、事業側の要件整理や、メンバーのタスク管理などですね。事業側のチームや周辺の他プロダクトチームの要望に応えることが前提ではありますが、その先に、KINTO ONEを利用するユーザーの存在があることを忘れないようにしています。サイト利便性の向上を通じてUXを良化することが、もっとも大切な私の役割だと感じています。
安定基盤でもスピード感。裁量と安心が共存する環境で、メンバーの圧倒的成長を実現
――先ほど、中古車サブスクチームは「KINTO ONE 中古車」に関する開発をメインに、それ以外のさまざまなプロダクト開発も手掛けているとお話にありました。それらのなかには、新規立ち上げフェーズの開発と、運用・保守・改善フェーズの開発の両方があるかと思いますが、その内訳はどのようになっていますか?
水内:タイミングによって多少変動はしますが、現在は全体の約8割ほどが新規立ち上げフェーズの開発です。運用・保守・改善フェーズの開発を担うケースでも、その前工程から携わることが多いです。
――メインである「KINTO ONE 中古車」に関する開発と、それ以外のプロダクト開発の作業比率についてはいかがでしょう。
水内:普段は「KINTO ONE 中古車」に関連する開発がほとんどですが、現在は担当する新規プロダクトがPoC(概念実証)の真っ只中ということもあり、業務の比率が逆転しています。このように流動的に開発へと向かっているのが、私たち中古車サブスクチームですね。
――お話にあったPoC中の新規プロダクトはどういったサービスなのでしょうか?
水内:KINTO ONEユーザーから返却された車両の査定を行う機能です。当初はAIを活用し、自動で傷をピックアップする仕組みも検討していたのですが、想定した成果が得られず、当面はシンプルなWeb UIで対応することにしました。現状、返却車両の査定をめぐっては、販売店の協力を得ながら、担当者が紙に情報を記録していました。この部分のDXが実現すれば、大幅な工数削減へとつながるはずです。現在は、東京エリアの一部販売店でテストを行っているような状況です。目処が立ち次第、全国で展開することを目指しています。
――この新規プロジェクトにおいても、中古車サブスクチームが技術選定を行っているのですね。
金田:はい、バックエンドでは当初、従来の開発と同様に、JavaのSpring Bootを使用する予定でしたが、界隈での評判やメンバーの意見などを踏まえ、新たにGoのEchoというフレームワークを採用しています。チーム内に精通する人がいなかったため、主要メンバーを中心にそれぞれが独自に勉強しながらの開発となりましたが、納得できるクオリティでプロダクトを完成させることができました。
佐藤:一方で、フロントエンドではこれまでどおり、Next.jsを使用しています。この判断に至った背景は、新技術導入を段階的に進める方針と、チーム全体の開発効率を重視した結果です。今回の開発で問題なく活用できる見通しが立ったので、今後は規模や状況に応じて適切に判断していきたいですね。
――金田さん、佐藤さんは、それぞれの領域のリーダーとして実際に手を動かすなかで、中古車サブスクチームのどのような仕事に面白さややりがいを感じていますか?
金田:開発以外のさまざまな工程を経験できる点が面白さだと感じています。実際に「KINTO ONE 中古車」Webサイトにおける開発では、プロジェクトの立ち上げ期にアサインされたこともあり、技術選定やアーキテクチャの検討、メンバーの採用を含めたチームビルディング、要件定義など、一介のエンジニアがあまり携わることのない領域にも触れられました。
佐藤:私はエンジニアからの提案を柔軟に受け入れてくれる環境にやりがいを感じていますね。「KINTO ONE 中古車」ECサイトの構築では、「microCMSを導入してはどうか」という私の提案が採用され、工数の削減、生産性のさらなる向上につながったこともあります。良い結果が得られたことで、プロジェクトメンバーからは「ありがとう!」と感謝の言葉をかけられました。一筋縄ではいかない難しい開発でしたが、苦労が報われる瞬間になりました。
水内:先ほどもお話したとおり、中古車サブスクチームが携わるプロジェクトには、新規立ち上げフェーズの開発と、運用・保守・改善フェーズの開発の両方があります。マネージャーという立場から全体を俯瞰して感じるのは、そのようにバランスよく案件のある状況が、各メンバーの成長へとつながっていることです。
KINTOテクノロジーズはトヨタグループの一員なので、人によっては大企業特有の堅苦しさがあるのではないかと思うかもしれません。しかし、実際の開発現場には、ベンチャー企業のような風通しの良さが存在しています。裁量が大きいことはときに大変さと隣合わせですが、私はそのような安定と挑戦を両立する環境こそが、KINTOテクノロジーズ、ひいては中古車サブスクチームの大きな魅力だと感じています。
求めるのは、風を待つ人ではなく、起こす人。社内に新しい風を巻き起こしてくれる人と働きたい。
――みなさんは中古車サブスクチームをどのようなチームだと感じていますか?
水内:たぶん全員がおなじ回答をすると思いますね笑。
金田:メンバー同士の仲が良く、それぞれが高い自主性を兼ね備えているチームではないでしょうか。
佐藤:私もそう感じています。
水内:私たちのチームでは、フロントエンドとバックエンドと担当領域を分け、それぞれの専門性を活かした分業制を採用しています。役割ごとに責任を持って開発を進めることで、より高い品質と効率的なプロジェクト推進を目指しています。
このような体制には、縦割りによって生じるメンバー間のコミュニケーションの希薄さが業務に支障をきたしやすいというデメリットもありますが、中古車サブスクチームでは、メンバー同士の仲が良いおかげで、そのような悪影響を感じたことがないのです。
このことは個々のメンバーが高い自主性を持ちながら、ときに自身のアイディアを提案するという働き方と地続きであるような気がします。「責任者がリスクヘッジしつつも、基本的にはとりあえずやってみる」という方針を徹底してきた成果が出ていると感じていますね。
――中古車サブスクチームとしての、今後の目標があれば教えてください。
金田:中古車というまだ伸びしろの大きい分野で、滞ることなくサービスを育てていくために、これまで以上に開発のスピードや生産性を意識していきたいですね。
佐藤:私たちが直面する課題のなかには、実は簡単に解決できそうなものが多くあります。しかし、グループ内の業務フローや組織の体制、関わる人の多さなどを考えると、すぐに手がつけられないものも少なくありません。こうした部分をただ諦めるのではなく、別の角度から検討していくことが、サービス品質の向上へとつながっていくのだと思います。少なくとも私が関われる案件に関しては、しぶとく根気強く問題の解消に向き合っていきたいですね。
水内:そのためには、チーム規模の拡大が欠かせません。担当範囲を広げ、かつより質の高いプロダクトを提供していくために、今後はメンバーの拡充にも力を入れていきたいです。
――最後に、KINTOテクノロジーズは現在、エンジニアのキャリア採用を強化しています。水内さん、金田さん、佐藤さんはどのような方と一緒に働きたいと考えていますか?
金田:私は自発的に行動できる方です。これまで積み重ねてきたキャリアやノウハウを柔軟に活かせるのが、KINTOテクノロジーズという環境だと私は感じています。チャレンジすることを重んじつつ、全員の意見に耳を傾ける。このような社風は、大手らしからぬポイントでしょう。自発性はこのような環境のなかで活躍するための必要条件だと思います。自分の頭で考えて行動できる方がジョインしてくれたら、これほど心強いことはないです。
佐藤:あとは担当する業務を自分ごととして捉えられる方でしょうか。私たちの仕事には多くの場合、明確な回答が存在していません。だからこそ、金田さんの言うように自発性を持って業務に向かうことが求められるのです。私は「当事者意識」も重要なキーワードになると考えています。2つを兼ね備えた方なら、間違いなく活躍できる環境がKINTOテクノロジーズにはありますね。
水内:「形式にとらわれない方」「大局で物事を考えられる方」も当社に向いていると思います。トヨタという大グループに属しながら、ベンチャーのような性質も併せ持つKINTOテクノロジーズでは、「当初の目的に合ったプロダクトをいかに早く形にできるか」が重視されます。組織の規模が拡大しても、そうした推進力を失わないためには、「自発性」「当事者意識」とあわせて、このような能力も求められるのだと思います。社内に新しい風を巻き起こしてくれるような方が仲間となってくれたら嬉しいですね。みなさんのご応募をお待ちしています。