「いい大学を出て、いい会社に入る」
いつからか、それが成功への“王道”だとされてきた。
しかし、本当にそうだろうか?
安定したレールの上を歩むことだけが、自らを輝かせる唯一の道なのだろうか?
今回、話を聞いたのは、WEBコンサルティング事業部で主任を務める鮫島さん。
早稲田大学大学院で物理学を専攻し、誰もが知るメガバンクからの内定も手にしていた彼が選んだのは、福岡のベンチャー企業「プラセム」だった。
なぜ彼は、約束されたはずの「安定」を手放し、未知なる挑戦の道を選んだのか。
その選択の裏には、学歴という鎧を脱ぎ捨て、自らの“実力”一つで未来を切り拓こうとする、一人の男の熱い決意があった。
彼のストーリーは、自らのキャリアに迷うすべての人に、新たな視点を与えてくれるはずだ。
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目次
──「正解」のレールから、未知の荒野へ。
──入社9ヶ月で月予算3,000万。熱狂と修羅場が、僕を鍛えた。
──「いい感じ」は、いらない。数字だけが、僕らの共通言語だ。
──裁量とは、責任。風通しの良いチームが、挑戦を加速させる。
──学歴は、スタートライン。その先は、実力だけがモノを言う世界。
──あなたの「当たり前」を、壊しに来ませんか?
──「正解」のレールから、未知の荒野へ。
──鮫島さんは早稲田大学大学院で物理の研究をされていたんですね。
鮫島さん:はい、大学院ではLEDの材料研究をしていました。どういう化合物をどう調合すれば、より強く光るのか…そんな研究に没頭する日々でしたね。理系のキャリアを考えれば、大学院を出てエンジニアになるのが一般的なので、その選択肢は常に頭にありました!
──そこからなぜWEBマーケティングの世界にを意識することになったのでしょうか?
鮫島さん:研究とは別に、たまたま外部のマーケティング講座に参加する機会があって。3ヶ月間で企画を形にするプログラムだったんですが、これがめちゃくちゃ面白くて!
ユーザーのインサイトを分析し、戦略を立て、モノを動かしていく。そのダイナミズムに完全に魅了されて、「自分はビジネスの領域で生きていきたい」と強く感じたんです。それが就職活動の大きな軸になりましたね。
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──就職活動では、プラセム以外にも大手企業から内定を得ていたと伺いました。
鮫島さん:はい、メガバンクと大手の人材コンサルからも内定をいただいていました。
特にメガバンクかプラセムかは、正直かなり迷いましたね。周りの同期はほとんど大手に行きましたし、僕自身もそれが“普通”だと思っていましたから。
──最終的な決め手は何だったのでしょうか?
鮫島さん:「若いうちから、どれだけ裁量を持って成長できるか」という一点でした。OB訪問で大手広告代理店に勤める先輩の話も聞いたんですが、若手のうちは巨大なプロジェクトの本当にごく一部しか担当できない、と。例えば、ナショナルクライアントのプロモーションの中でも、WEB広告、さらにその中の特定の媒体だけ、というように。
もちろん素晴らしい仕事ですが、僕はもっと事業全体を見渡せる環境で、自分の手でビジネスを動かす実感を得たかった。規模は小さくても、クライアント様のプロモーション全体を任せてもらえる。そんなプラセムの環境に強く惹かれたんです。
あとは、東京から出たことがなかったので、福岡という全く違う土地で挑戦してみるのも面白そうだなって(笑)。
──その決断、今振り返ってみてどうですか?
鮫島さん:最高の選択だったと断言できますね!福岡はご飯も美味しいし、家賃も安いし、通勤ラッシュもない(笑)。
そして何より、プラセムでしか得られない経験と成長があった。周りの同期からは「なんで福岡のベンチャーに行ったの?」とも言われませんが、逆に「すごいね」とも言われない。「ああ、そうなんだ」くらいの反応です(笑)。でも、それでいい。
彼らには想像もつかないような、熱くて濃密な毎日を過ごせている自信がありますから!
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──入社9ヶ月で月予算3,000万。熱狂と修羅場が、僕を鍛えた。
──入社後の話を聞かせてください。特に印象的だったプロジェクトはありますか?
鮫島さん:入社9ヶ月目に、月間の広告予算が3,000万円という大規模な投資関連の案件を担当したことです。もちろん、先輩方のサポートありきでしたが、メインの運用担当者として自分が立つことになりました。
──入社9ヶ月目で3,000万円…!プレッシャーは相当だったのでは?
鮫島さん:もちろん、プレッシャーはものすごくありました。でも、今振り返ると良い意味で「世間知らず」だったのが功を奏したかもしれません(笑)。
どれだけ大変なことか本当の意味で分かっていなかったからこそ、大胆に、そしてがむしゃらに突き進むことができた。今同じことをやれと言われたら、逆に足がすくむかもしれないですね。
あの時の経験は、僕のキャリアの原点であり、大きな自信になっています!
──その経験を通じて、ご自身の成長をどう感じますか?
鮫島さん:単なる広告運用の知識が身についた、というレベルではありません。
一番の成長は「根拠を持って提案できるようになった」ことですね。入社当初は、先輩から「なんでこの予算配分なの?」と突っ込まれても、明確に答えられないことが多かった。
でも今は違います。例えば、クライアント様に100万円の予算を提案する際、なぜこの媒体にこれだけ投下するのか、その結果どういうリターンが見込めるのか。
そのシミュレーションの裏にあるロジックを、すべて自分の言葉で説明できる。
自信を持って、クライアント様と対峙できるようになった。これが一番の成長です。
──まさにプロフェッショナルとしての成長ですね。
鮫島さん:はい。もう一つは、広告に詳しくないクライアント様に対しても、分かりやすく説明し、ご納得いただいた上で、建設的に物事を進めていく力も身につきました。
僕らの仕事は、ただ広告を回すことじゃない。クライアント様の事業パートナーとして、同じ目標に向かって伴走すること。そのためのコミュニケーション能力は、数々の実践の場で鍛えられました。
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──「いい感じ」は、いらない。数字だけが、僕らの共通言語だ。
──鮫島さんが仕事をする上で、特にこだわっていることはありますか?
鮫島さん:「定量的な事実に基づいて説明すること」です。これは事業部長の勝連さんから徹底的に叩き込まれました。特に大きな案件の定例会で「最近、調子いい感じですね」なんて定性的な報告をしたら、めちゃくちゃ怒られます。「それは広告運用の仕事とは言えない」と。
──具体的には、どのように?
鮫島さん:例えば、「コンバージョン率が良い」ではなく、「コンバージョン率が〇%で、これは市場平均と比較しても非常に高い水準です」と伝える。バナー広告の効果を報告するなら、すべてのバナーのクリック率やCPAをデータで示し、「このバナーが最も効率的に獲得に繋がっています」と断言する。
クライアント様からすれば、その方が遥かに説得力がありますよね。
僕たち広告運用担当は、数字を持って事実を語る。そのための材料(データ)は、営業が説明で使わない可能性があっても、考えうる限り全て準備します。
それが、営業への、そして何よりクライアント様への誠意だと思っています。
──日々の改善はどのように進めているのですか?
鮫島さん:地道なPDCAの繰り返しです。「これをやったらCPAが一気に20%下がりました」みたいな魔法はほとんどありません。キーワードを少し変えてみる、広告文の訴求をテストする、LPのデータを見て「このコンテンツで離脱が起きているので修正しましょう」と提案する。そういった一つひとつの仮説検証を泥臭く続けて、CPAを1,000円ずつ下げていく。そんな世界の仕事です。
──その中で、やりがいを感じる瞬間は?
鮫島さん:やっぱり、クライアント様から「鮫島さんのおかげで売上が上がったよ、ありがとう」と言われた時ですね。広告運用は、ダイレクトにお客様のお金を預かる仕事。
だからこそ責任は重いですが、成果が直接感謝の言葉として返ってくる。これが一番のモチベーションになります。誰もが知る大手飲食チェーンのクライアント様からそう言っていただけた時は、特に大きな自信になりました。
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──裁量とは、責任。風通しの良いチームが、挑戦を加速させる。
──広告運用チームはどんな雰囲気ですか?
鮫島さん:すごく良い雰囲気だと思います。風通しが良くて、上の立場だからと偉ぶる人もいません。僕も分からないことがあれば、後輩に聞くこともありますし、もちろん上司にもすぐに相談できます。誰かが案件を一人で抱え込むのではなく、「チームでどうにかしよう」という文化が根付いている。
週に1〜2回のミーティングで課題を共有し、全員で解決策を考える。だからこそ、難しい案件にも臆せず挑戦できるんです。
──プラセムだからこそ得られた視点や力はありますか?
鮫島さん:まさに、先ほどお話しした「定量的に物事を捉え、説明する力」です。
若いうちから大きな裁量を与えられるベンチャーだからこそ、その責任の重さから、徹底的に数字と向き合う姿勢が身についた。もし大手にいたら、3年目の今はまだ、ここまで当事者意識を持って仕事と向き合えていなかったかもしれません。大手の3年目は、困ったときに先輩や上司に相談して、最終的にはその方々がなんとかしてくれるかもしれません。
でも、うちは違う。自分が主体となって動かさなければ、何も進まない。
この環境が、僕を圧倒的なスピードで成長させてくれたんだと思います。
──代表との距離が近いのも、ベンチャーならではですね。
鮫島さん:そうですね!3ヶ月に1回の代表との個人面談は貴重な機会です。
僕はまだプレイヤーなので、マネジメントの話よりは、「既存案件を伸ばすために、運用としてどう立ち回るべきか」「新規案件獲得のために何をすべきか」といった、より実務的な相談をさせていただいています。
経営のトップと直接事業の核心について議論できる環境は本当にありがたいですね。
──学歴は、スタートライン。その先は、実力だけがモノを言う世界。
──今後のビジョンについてお聞かせください。プラセムで、そしてご自身のキャリアとして、どんな挑戦をしていきたいですか?
鮫島さん:プラセムでは、今の広告運用という領域に留まらず、全く新しい分野の事業や部署をゼロから立ち上げてみたいです。そして、それを必ず軌道に乗せられる人間になりたい。人の動かし方、数字の管理、事業戦略…全てを統括し、結果を出せるビジネスパーソンになるのが目標です。
──学歴に頼らず、実力で勝負するために意識していることはありますか?
鮫島さん:「甘えを捨てること」ですね。過去には「これくらいでいいだろう」という甘い見通しで、広告予算を超過させてしまうようなミスもありました。どんなに高学歴でも、そんなミスをすれば信頼は一瞬で失われます。だからこそ、「お客様だったらどう思うか」を常に考え、お客様ファーストで行動する。この当たり前を徹底することが、実力で勝負するための土台だと思っています。
僕にとっての武器は、大学院時代の研究で培った「数字の見方」と、物事を多角的に捉える「違う視点」。
この武器を、お客様のためにどう活かすか。それだけを考えています。
──最後に、この記事を読んでいる方々へメッセージをお願いします。
鮫島さん:もしあなたが、少しでも「若いうちから裁量を持って働きたい」「将来は事業を立ち上げてみたい」という想いを抱いているなら、大手だけでなく、ベンチャーという選択肢も真剣に考えてみてほしいです。
僕たちの仕事は、クライアント様の「売上を立てる」ことそのもの。どういうサービスを作り、どう売っていくか、その具体的な手段を考え抜く毎日です。
このスキルは、将来どんな道に進むにしても、必ずあなたの武器になる。
安定したレールの上を歩むのも、素晴らしい人生です。
でも、もし心のどこかで現状への物足りなさや、挑戦への渇望があるのなら、一度話を聞きに来てください。
プラセムは、あなたの学歴や経歴ではなく、その熱意と可能性を見てくれる会社です!
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──あなたの「当たり前」を、壊しに来ませんか?
プラセムには、年次や経験に関係なく、あなたの挑戦を全力で後押しする文化があります。
成長の機会は、無限に広がっています。
この記事を読んで、心が動いたあなたへ。
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あなたの中に眠る「野望」を、ぜひ聞かせてください。
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