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こんにちは!emologyの小田です。
今日はemologyday2024で行われた石原のサプライズ入社式の様子を紹介します!
記事の最後には、石原のこれまでの数々の挑戦、失敗からの立ち直り、入社の覚悟を決める瞬間——それらすべてを本人が語ったフルバージョンの発表動画も載せていますので是非ご覧いただきたいです!
石原は、新卒社員第二号。その一方で、休学をしてまで学生起業をしたり複数の企業でインターン経験をするなど学生時代よりバイタリティ溢れる行動で、「経営者」を本気で目指してきました。
そんな彼が、成功と失敗を繰り返しながら「"本物の経営者"になる」という夢を本気で掲げるに至った経緯や、その夢を叶えるために学んだこと、大学を卒業せずに正社員として入社した覚悟について「入社プレゼン」として語ってくれました。
石原と同じように、起業や経営者を志している方には是非最後までご覧いただきたいです!
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【まずは、バイタリティの塊である石原の“これまで”を一挙ご紹介!】
彼の語った内容を紹介する前に、彼自身がどんな人生を歩んで今に至ったのかを知っていただくことで、後に語られる内容が2倍以上楽しめると思いますので紹介します!
◤高校時代
#小学校からやっているバスケットボールで中1、中2と2年連続で兵庫県選抜のスタメンとして活躍。全国ベスト16を経験する等スター選手だった中学時代から、兵庫の強豪校にスポーツ推薦で進学し、バスケ漬けの超ハードな日々(朝練は7:00~、放課後自主練は21:30まで。朝練のない日が1日もない生活)
#自身は真面目で熱いタイプだったが、チームメイトとの温度差で対立。ストレスで全身蕁麻疹も経験
#この経験から「チームがまとまらない苦しみ」を誰よりも痛感し、将来は、"組織をまとめられるリーダーになりたい"と、「経営者になる」決意をする
#進学を決意するも在籍高校は就職者が大半、センター試験の科目を教師が把握していないレベルの環境
#引退直後の模試(高3・9月)で偏差値50/E判定/阪大志望者中650位/700人
#そこから4ヶ月で劇的に成績を伸ばすも、惜しくも4点届かず阪大不合格 → 浪人へ
◤浪人時代
#経営者になるためには東京に出て、経営を学ぶ必要があると判断し、志望校を慶應に変更
#1日12時間の勉強生活
#「模試点数をKPIに設定」し、模試→計画→実行→分析→次の模試へ、というPDCAを鬼回し
#すべての受験校に合格、慶應+阪大リベンジ成功!
◤大学時代
#1〜2年生時に念願の起業・事業開発に3回挑戦するが、失敗(収益ゼロ)
#家からの仕送りは家賃のみのため、週6で3つのバイトを掛け持ちしながら起業活動を継続
#成人式で思いついた事業アイデアを某企業の社長に直接DM→ プレゼンの結果、行動力を評価されインターンに採用
#「長期インターン情報館」(自分と同じように社会と関わりたい学生と企業をつなげるSNSサービス)を立ち上げ、遂に収益化に成功し、半年で月商100万円超え
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emologyとの出会いと打ちのめされた商談
自分の事業の営業活動を行っていた頃に、emology代表の荒井との衝撃の出会いがありました。商談は15分で終了。しかしその後、なんと1時間にも及ぶ手厳しいフィードバックを受けます。
「学生にしてはすごい。でも経営者になりたいなら、まだまだだね」
正直、どの会社に営業しても「うちに来ないか?」と言われることも多く、褒められることしかなかった中で、荒井のこの一言が、石原にとって大きなターニングポイントとなりました。
自分の“浅さ”を丁寧に言語化して伝えられたことで、何が足りないのか、どう成長していくべきなのか、そしてなによりも「非連続な成長の必要性」に気付きました。
その後、荒井の元で修行をしたい!とemologyのインターン生として無事入社。思い描いていた以上の成長環境がemologyにはあり、たくさんの失敗とフィードバックを受け、多くの学びを得ました。そして、「成長した今なら何かできるかも・・!」という思いや、「やっぱり学生起業家としてなにかしたい」といった、いわば”学生起業家”が放つキラキラした何かを掴みたいという思いで、再び自分の事業「トクシゴ」を立ち上げます。さらに、この「トクシゴ」を伸ばすために休学を決意し、emologyでのインターンも辞めて、本気で学生起業家として事業立ち上げに専念することを決めました。そして、その事業に対して出資を獲得すべく、荒井に向けて出資プレゼンを行うチャンスを獲得。
しかし、またもやそこでターニングポイントとなるフィードバックをもらいます。
「こだわりがない」
“経営者としての魂のなさ”を指摘され、「起業すること」が目的化していた自分に気づいたのです。荒井からは、指摘された”こだわり”に関して、「(当時21歳の石原が)こだわりが今は無くても当然。」「だから今すべきことは、①自分のこだわりを探し続けること②いつか自分のこだわりが見つかったときにそれを実現できるだけの実力をつけておくこと。」だとフィードバックをもらい、深く心に刻まれたのと同時に、自分の事業を閉じることを決めたのでした。奇しくも、出資を獲得しに行ったら事業自体が無くなることになったのです。
挫折とemology復帰:全ての肩書きを失った先に
全力で頑張っていたものがなくなり、休学をしていたこともあって、多摩川でひとり座って一日過ごしたりするような日々が続き、本当に何もできなくなっていた2カ月間。この2ヵ月間は茫然自失になりながら「俺は経営者にならない方がいいかも」とまで落ち込んでいた石原。そのころ荒井から「近況報告でもしに、おいでよ!」と声をかけてもらい、2ヶ月ぶりにオフィスに行くことに。
「経営者になることは手段であって、自分の目的は家族と幸せに生きることなので、経営者にならなくてもいいと思ってしまいました。」
と彼が言うと荒井からは、
「別にいいんじゃない?経営者になることが全てではないよ。ただ、もっと人を幸せにできる自分になりたいんだよね?であれば、そのために必要な力を付けたら良い。力が付いた先に、もしかしたら結果的に経営者という未来があるかもしれないね。」
と伝えられました。
その考えに共感し、改めてemologyに復帰しましたが、大きく失望している渦中の石原は、これまでのように全身全霊で取り組むことはできず、「学生らしいこともしながらインターンしよう。誘ってもらったから戻ろう」という気持ちも心の片隅にありました。
そのような気持ちで再びemologyに戻った石原を待っていたのは、受注率0%、未達の連続という”目標が達成できない”という苦しい現実。かつては学生起業家として資金調達や収益化にも成功した石原の成功体験に裏付けられた自信は崩れ去り、失敗の連続に自分を疑う日々が続きます。ただその一方で、本質に向き合うメンバーとともに失敗と挑戦を繰り返すうちに、これまで漠然と”キラキラとした何か”を追い求めていた自分の内側の何かが少しずつ変わっていることを感じていました。
そんな石原にとって大きな転機となったのは、2023年末のemologyday。
代表の荒井が、社員全員の前で「みんなは全力で頑張った。なのにそのみんなを勝ちに導けなかった。申し訳ない。」と涙ながらに頭を下げました。
誰よりもチームの成果・メンバーの成長にこだわり、常に堂々と立ち振る舞っている荒井のその姿に、その場にいた全員が驚き、胸を打たれ、荒井にこんな言葉を言わせてしまったことを心の底から悔しく思い、全員が涙を流しながら、来期の達成を誓った瞬間でした。
そしてその瞬間は、石原のただ漠然としていた経営者像が、はっきりとした輪郭と手触りをもって、明確に具現化された瞬間でした。
「荒井のような経営者になりたい」
「誰一人漏れることなく社員全員から『この社長を勝たせたいんだ!』と心の底から思ってもらえるような経営者になりたい」
これこそが、かつて「こだわりがない」と強烈にフィードバックされた石原が、人生をかけて目指したいと思った経営者の姿でした。
入社と未来への宣言
この気づきの直後、石原は就職活動を一切せず、emologyへの入社を決断。迷いなく「emologyしかない」と確信し、新卒第2号社員としての道を選びました。
今では、目の前の困難に挑みながらも、確実に成長する毎日を送っています。その結果、emologyday2024の表彰式では営業チームの受注率及び受注数の伸びを牽引した功績を称えられ「第4期下半期MVP賞」を受賞しました。(emologyday 2024についての記事をまだ読まれていない方は是非こちらのレポートを読んでいただきたいです!)
将来のマイルストーンも明確に描いており、
・来年中に事業の中心人物に
・24歳でマネージャーに
・26歳で最年少取締役に
・30歳で子会社社長に
・35歳で親会社を超える存在に
と、目標を宣言しています。
この記事では、石原の発表のほんの一部をご紹介しました。彼の揺れ動く感情、失敗からの立ち直り、覚悟を決める瞬間——それらすべてを本人が語ったフルバージョンの発表動画を、ぜひご覧いただけたらと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
将来は「起業したい」「経営者になりたい」と思っているあなたへ。
石原の姿が、あなたの中にある“ぼんやりとした夢”に、少しでも輪郭を与えるきっかけとなれば嬉しいです!
また、本ストーリーの後編はこちらです。石原が入社後どのように成長していったかや、emologyの成長環境が伝わる記事になってると思いますので、是非ご覧いただけたらと思います!