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「なぜ」を最低2回繰り返す

Photo by Emily Morter on Unsplash

こんにちは!No.採用担当の森です。

私は今年度の4月より内定者インターンという立場で、No.の採用とWeb広告運用に携わっています。
今回はもうすぐ1年になる勤務期間の中で、特に印象的だった学びをご紹介します。

それが、「なぜ」を最低2回は繰り返すことです!

業界未経験者が感じる高い壁

Web広告の業界は未経験者にとっては難しい単語や概念が多いと感じます。

例えばWeb広告の中で代表的なリスティング広告。GoogleやYahoo!の検索結果画面に表示される広告です。ユーザーが検索をかける都度、オークションが瞬速で行われ、表示される広告が決定します。

まず大前提オークションに参加するには広告文を作成することはもちろん、予算額の設定やキーワードの設定(≒どのオークションに参加するか)などが求められ、
そのうえでオークションで勝って広告出稿をするためには入札の戦略や入札単価設定、ターゲット策定が必要です(私はここでだいぶつまづきました)。
これらを完了したら終わりではなく、むしろゴールは商品購入などのユーザーアクションに置かれるので、広告を表示できればOK!というわけではありません。何ならここがスタートとも言えます。

ここだけ見ても覚えることがかなり多いことがわかりますし、
しかも知識を覚えるだけではなく、それをいかに運用で活用し成果の改善を実践できるかが重要です。

特に最初は常にわからないことだらけの状態なので、
壁がたくさんあり先の見通しが立たない、、、というような状況にもなり得ます。

(私は今日も壁に直面中です・・・)

「なぜ」を繰り返すと「本質」にたどり着く

研修にて社員の方から最初にお伝えいただいたのが、「『なぜ』を最低2回は繰り返せ」という言葉です。

例えば「CPAが高騰してしまった」という課題があるとき、その原因を「なぜ?」と考えます。
*CPA=Cost Per Action。商品購入などの1回の成果に対していくらかかったかの指標のこと

私は以前ケース問題のような形でこの課題を質問された時に、
「CPAが高騰したのはクリックが増加したから」と回答したことがあります。
リスティング広告ではユーザーが広告をクリックする都度お金が発生するからです。

この回答は構造上は正しいのですが、広告運用者としては良くない回答だったと考えます(上司の顔も曇っていました・・)。
というのも、”なぜ”原因を探るかというと、原因に対処する打ち手を考えるためであり、
ひいては費用により無駄のない形で成果を改善し、ユーザーの購買増加を目指したいためです。
つまり上述の回答だけでは適切な打ち手を生み出せないのです・・・!
それができるまで、思考を深掘りする必要があるということです。

なので、「なぜクリックが増加したのか」「どのようなユーザーがクリックしているのか」「クリックから購買までつながっているユーザーとそうでないユーザーの違いはなにか」「なぜそこに差が生まれるのか」など、思考を深く巡らせる必要があります。(*もちろん正解はひとつだけではありません)
広告運用の知識に加えて仮説構築力論理的思考力、リサーチ力が試されていると感じます。

「なぜ?」と聞かれた時に適切な説明ができない際は、網羅的な理解もしくは思考の度合いが足りていない状態とも言えるので、
改善できるポイントを見つけることにも役立ちます!

なので、なぜを正しく、最低二回は繰り返すことで、より問題の本質にたどり着くことができ、芯を食った思考やアイデアをアウトプットすることが出来るといえます。

自走力と「なぜ」を問う力

No.では従業員の一人一人が自ら物事を進める能力、イニシアティブが重要視されていると感じます。
具体的には業務で何らかの指示を待つのではなく、
分からないところは自ら調べたり有識者に質問したりする、自ら運用の改善点を洗い出して提案をしたりするなどです。

No.の根幹ともいえるクライアントファーストの姿勢は、このように自ら思考をめぐらせて次なるアクションを考え、提案・実践することにも表れています。言い換えれば自らの仕事に責任を持ち、常に「なぜ?」を思考できることが必要なのですが、

個人的には、この「なぜ」を繰り返し追求していくことそのものが、とっても奥深く、面白くて飽きないなぁと感じています・・・!

思考をめぐらす過程とそれによって得られる気づきを通して、自分がより運用者としての実力をつけていく感覚があります(やっぱり「なるほど!」って感覚を自分で得られるのは楽しいです)。
その上で実際に成果が出た際はとても嬉しいです(逆に成果が出ないととても悔しいです)。

弊社でのWeb広告運用は、広告運用という業界特有的な知識と仮説検証力・論理的思考力のような普遍的なビジネススキルの両方が求められます。
これは数値分析を行うにしてもクリエイティブを作成するにしても共通です。

営業がおらず、定型業務の自動化を促進することで、業務時間の最大限を運用に集中できる環境です。
広告の設定にとどまらず、経過を見て改善を繰り返していく「運用者」であるからこそ、
この面白さと成長を最大限追求できるのではないか、と感じます。

エンジニア・クリエイター・広告運用者・人事と全方向での採用を進めておりますので、
ぜひご興味のある方は、「話を聞きに行きたい」にて教えてください!お待ちしています😊

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