TrustLeadにジョインするまでに、2社のベンチャー企業を経験した伊藤さん。2社目ではECサイト立ち上げと全アカウントの統括副責任者を経験。TrustLeadでは1年未満で執行役員となり、組織を作り、事業を引っ張る立場に。

この記事では、伊藤さんの多岐にわたる経験で身につけたスキルを、TrustLeadで生かされ、組織作りに貢献している様子についてお聞きしました。

伊藤実悠 / 執行役員　マーケティング部長/コーポレート部長

大学卒業後、Webデザインの専門学校で学ぶ。Webメディアを展開する会社でデザイナーとして就職。1社目ではデザインやコーディングを担当。結婚を機に広島へ。2社目では、アパレルショップのECサイト立ち上げに関わり、最後は統括副責任者へ。TrustLeadではInstagramのSNSマーケターとしてジョイン。入社4ヶ月目で責任のある事業を次々と任され、マネジメントする立場に。TrustLeadで初の産休育休を経て、2025年7月にフルタイムで復帰。

整っていない環境だからこそ、創れる。裁量と挑戦を楽しむ管理職のリアル

ーーTrustLeadに入社した当時（2年10ヶ月前）、どんな想いや目標がありましたか？

当初は「マーケティング会社でデザイン業務を行いながら、Webマーケティングの経験を積みたい」と考えていました。正直なところ、先輩に教えてもらいながら真面目に取り組めば自然に身についていくものだと思っていたんです。
ところが、実際には「これから組織を作っていく」という話を聞き、最初は、まだ整っていない環境に飛び込むのは大丈夫かなと少し不安もありました。でもそれ以上に、前職で夢中になっていた“組織づくり・仕組みづくり”に再び携われるかもしれないとわくわくしました。

ーー入社前の印象と、実際に働いてみて感じたギャップはありますか？

前職では初めて管理職を経験し、一から組織を整えていく楽しさと同時に大変さも味わいました。ただ、廃業という結果になり、「もうあんな裁量権のある立場での仕事はできないんだろうな」と一度は諦めていたんです。だからTrustLeadには、アルバイトのデザイナーとして“一から頑張ろう”と思って入社しました。
ところが実際は、想像以上にやりがいのある立場を任せてもらい、組織づくりや仕組み化にも深く関わることができています。これは入社前には考えてもいなかった大きなギャップであり、良い意味での驚きでした。

ーー入社当初はどのような業務を担当し、職種、立場等、現在はどう変化していますか？

アルバイトとして、クライアントのインスタ運用、　バナー制作などのデザイン業務だけでなく、事務やバックオフィス業務も行っていました。現在は事業推進・マーケティング・Salesforce構築・経営企画・会計などを横断し、経営に近い立場で仕組みづくりを担っています。

ーー 現在の1日のスケジュールを教えてください

1日1〜2本社内ミーティングがあり、広告の業務とSalesforceの構築、その他事務作業です。

決まったスケジュールはありませんが、例をあげると以下のような流れです。

9:00　出社・Slack確認、メール対応
9:30　広告数値のチェック、レポート更新
10:00　外部サービスの打ち合わせ
11:00　新規広告出稿業務
13:00　社内ミーティング
14:00　事務作業、ミーティングのタスク進行・割り振り
15:00　Salesforceの改善タスク
17:30　退勤

“やる意思”が評価される。TrustLead流のスピード経営

ーー上司や仲間との関わりの中で、印象に残っているフィードバックはありますか？

「仕組みをつくる力が強い」「構造化の視点がある」と言ってもらえたことです。
同時に、まだまだ実践の幅や深さが足りないとも感じています。より経営に近い部分や、チーム運営の現場にまで活かせるように、この強みを磨いていきたいと思っています。

ーーTrustLeadの組織風土や価値観で、「これは独特だ」「好きだ」と感じる点は？

失敗を悪いことととらえない文化があるのは、TrustLeadならではだと思います。新しい挑戦をしてうまくいかなくても、その過程から学んだことを次に活かすことが評価されます。
また「とにかく自分がどうしたいか」を常に求められるのも特徴的です。受け身ではなく、自分の意思や考えを持って動くことが前提になっているので、主体的にキャリアや役割を広げていける点がとても好きです。

失敗を恐れない。意見を言いやすい“心理的安全性”がある職場

ーー働く上で、心理的安全性や意見の通りやすさはどう感じていますか？

とても高いと感じています。役職や入社歴に関わらず、思ったことを率直に発言できる雰囲気がありますし、「なぜそう考えたのか」をしっかり聞いてもらえるので、安心して意見を出せます。

ーー社内コミュニケーションの特徴について教えてください。

とにかくスピード感があるのが特徴です。拠点が複数あったり、リモートワークが可能なことにより、日々のやり取りはほとんどオンラインで完結していて、ちょっとした提案や相談もすぐに電話やチャットで即レスで進みます。

ーー社内イベントについて特徴や社風を感じることはありますか？

イベントは形式ばらずに、みんなが自然体で交流できるのが特徴です。たとえば毎年のお花見は景品が豪華で盛り上がりますし、家族も呼べるのがとても嬉しいです。
「組織の一員」ではなく「その人本人」を大切にする文化があり、家族や大切にしているものまで一緒に尊重してくれるのは、TrustLeadならではだと思います。

“やる意思”が評価される会社。失敗を恐れず挑戦できるTrustLeadのカルチャー

ーーTrustLeadならではの「文化・評価基準」はありますか？

1、意思決定が速い：オンラインで提案→その場で合意→小さく実装→数値で検証、のサイクルが短い。試作に寛容で、まずやってみるが前提です。

2、裁量と権限付与が早い：役職より「やる意思」が重視される

3、失敗を責めず学びを評価：うまくいかなかった試行も、学びと再現可能な手順に落とすと評価対象。提案が出しやすい心理的安全性があります。

結果として、構想→実装→運用→標準化のループを小さく速く回せるので、現場の工夫が仕組みになり、会社の“当たり前”に育っていきます。

ーークライアント様や社会への「価値提供」を実感した出来事はありますか？

社長をはじめメンバー全員が「こういうサービスは必ず求められる」「こうすれば住宅業界にもっと来場を返せる」と強い気概を持っています。私自身も同じ視点を持ちながら、その思いを形にしていく役割を担っています。
まだ価値提供を“実績”として語れる段階ではないですが、「住宅業界の不を解消するサービスを本気でつくっている」という挑戦そのものが、未来への価値提供につながっていると思っています。

ーーTrustLeadで初の産育休を取得においても、未来への価値提供に繋がる挑戦ですよね。産休前に不安はありましたか？

不安でした。
でもその不安があったからこそ、自分だけが抱え込む働き方を見直そうと思えました。
産休までに引き継ぎをする中で、属人化しない仕組みづくりや情報共有に意識的に取り組むようになり、結果的に仕事のやり方を一歩進められたと感じています。

ーー産後約6ヶ月で復帰されていますが、復帰のタイミングは決められていましたか？

長く休むつもりは当初からありませんでしたが、TrustLeadでは、事業成長のスピードが早いのを目の当たりにしていたので、「戻った時に自分の居場所がないんじゃないか」という焦りは正直ありましたね。

けれど、早く復帰したいと思ったのは、「仕事が楽しかったから」これに尽きると思います。

ーー復帰後の業務については変化がありましたか？

セールスフォース構築・仕組み化・データ管理を任せたいと言われたことがとても嬉しかったです。

業務内容の変化としては、産育休中にメンバーが増えた中に役職者として復帰したので、
求められるレベルが格段に上がっていたことです。
例えば、広告責任者としてクライアントへ直接説明する場が復帰前より格段に増え、深い専門知識が必要だなと実感しました。

ーー今後、TrustLeadでどんなチャレンジやキャリア形成をしていきたいですか？

経営に強い企画人材として、事業・会計・マーケティングを横断しながら「構造を設計して成果を出す」ことに挑戦していきたいです。

これまで仕組みをつくることで会社の土台を整えてきましたが、今後はそれを“チーム全体で成果を出せる形”に広げていきたいと思っています。そして、数字に基づいた意思決定や再現性のある仕組みをさらに磨いていきたいです。

管理職として産育休から復帰して5ヶ月目に入る伊藤さんにお話を伺いました。
TrustLeadに入社してから組織作りと事業拡大を牽引してきた伊藤さん。産育休中に社員が5名増え、組織体制が変化する中でも、会社を引っ張る存在として絶大なる信頼を社内外から得られています。これからのご活躍も楽しみです！

Trust Leadでは一緒に働く仲間を募集しています。成長意欲のあり、新たな挑戦を楽しめる方は、ぜひTrust Leadで一緒に働きませんか？