vol.03 社員インタビュー / JavaもReactも「何でもこい!」 案件の“最初”から関われる、少人数チームとフルスタックエンジニアのリアル
「とりあえずやってみよう」――柔軟な発想で挑む、フルスタックエンジニアへの道
プログラム開発に加え、サーバー管理まで担うフルスタックな働き方を実現する小林さん。柔軟なマインドと、少人数チームならではの働き方の魅力について、お話を伺いました。
【プロフィール】
小林 大致
専門学校卒業後、ソフトウェア開発会社に入社しプログラム開発を中心に経験を積む。現在はアーネストテクノロジーズにて、営業向け情報管理アプリの受託開発を担当。JavaをメインにPHP、Reactなど幅広い技術を活用し、プログラム開発からサーバー管理まで対応するフルスタックエンジニア。「悩みこまずに、やってみてなんとかしましょう」をモットーに、柔軟な発想で新しい技術への挑戦を続けている。
実装力を武器に、多彩な開発プロジェクトへ
父がプログラム関連の仕事をしていたこともあり、子どものときからパソコンに触れる機会が多かったんです。当時はまだノートパソコンが珍しい時代でしたが、そのころからゲームをしたり、いろいろと遊んだりしていました。そうした経験から、自然と「パソコンを使う仕事がしたい」と思うようになりました。
その後、専門学校を卒業してシステム開発の道へ進み、最初に入社した会社でSESとしてプログラミングの仕事を始めました。実はその会社で、当社代表の乗田と一緒に働いていたんです。そこからのご縁で、今に至ります。
――これまでのキャリアでは、具体的にどのような案件に携わってきましたか?
さまざまな案件に関わってきましたが、主にプログラム開発が中心で、設計よりも実装フェーズを担当することが多かったですね。現在は、営業向け情報管理アプリの受託開発を担当しています。
このプロジェクトは、私のこれまでのスキルセットとちょうどマッチしていたことから任されることになりました。Javaをメインに開発していますが、今後はスマートフォン向けのアプリ開発も予定しており、PHPやReactなども取り入れていく予定です。
――幅広い技術を学習されているのですね。
そうですね、もう「何でもこい!」という感じです(笑)。基本的な文法や構造を理解していれば、新しい言語にも大体対応できます。もちろん、必要に応じてWeb学習などでキャッチアップしていますし、他のメンバーに技術的な相談をすることも多いです。困ったときに気軽に質問できる環境があるので、チームで助け合いながら進めています。
「とりあえずやってみよう」から始まる挑戦
実際の開発業務に加え、リーダー的な立場としてクライアント先の新人エンジニアのコードレビューや質問対応も行っています。指導で大切にしているのは、「手順を覚えること」ではなく、「なぜその手順が必要なのか」を理解してもらうことです。
例えば、手順書を渡したあとでも「このコマンドは何をしているのか?」と一緒に考え、内容をしっかり理解したうえで実行できるようサポートしています。
――小林さんはサーバー管理なども担当されているとのことですが、フルスタック化することのメリットはどんなところにあると思いますか?
一番のメリットは、トラブルや課題が発生したときに自分で調べて対応できることですね。フロントからサーバーまで一通り理解していることで、他の担当者に問い合わせる工数が減り、システム全体を見渡しながら細かな調整や修正がしやすくなります。結果として、問題解決力が上がり、開発のスピードも向上します。
また、幅広く対応できることで、任される仕事の幅が広がるのも魅力です。新しい案件にも積極的にチャレンジできますし、「自分が見られる範囲が広がっている」と実感できるのは大きなやりがいですね。
――「悩みこまずに、やってみてなんとかしましょう」というモットーがあるとうかがいました。そうした精神が、受託開発の現場で活きたと感じる場面はありますか?
最終的にフルスタックに近い形で業務を担うようになったのは、まさにそのモットーの結果だと思います。一人でいろいろ任されることも多いのですが、「とりあえずやってみよう」と動いてみることで、何とか形にしてきた積み重ねが今につながっています。もちろん、先人の方々が残してくれた資料や知見があるのも大きくて、それらを活かしながら挑戦を重ねてきました。
そもそもこの会社に入るときも、「とりあえずやってみるか」というくらいの温度感だったんです。あまり意気込みすぎても空回りしますし、悩んでいるだけでは時間が過ぎてしまう。だからこそ、いい意味で軽やかに一歩を踏み出すことを大事にしています。ベンチャー的な勢いのある環境に飛び込める機会もなかなかないですし、「やってみよう」という気持ちで今に至っています。
少人数チームならではの開発の魅力
意識的にレスポンスを返すこと、そしてきちんとリアクションをすることを大切にしています。何も反応がないと、相手は「ちゃんと伝わっているのかな」「いつ返事が来るのだろう」と不安になりますよね。そのため、進捗の報告や確認事項などは、こまめに共有するようにしています。
社内のメンバーに対しても同様で、チャットで連絡をもらった際は、必ずリアクションを返すよう心がけています。
――リモートワークのメリットはどんなところに感じますか?
やはり一番は、通勤時間がかからないことですね。その分の時間を有効に使えるので、料理をしたり、趣味の時間に充てたりと、プライベートの充実にもつながっています。
一方で、デスクワーク中心の生活だと、ちょっと油断すると太りやすくなるので気をつけています(笑)。
――大規模な会社と比べて、少人数で開発できるメリットは?
以前は中堅規模の会社で働いていたため、案件の詳細は初期段階ではほとんど共有されませんでした。「こういう案件が決まった」という報告ベースで動くことが多かったんです。でも、今の会社では、「裏でこういう話が出ているけど、どう思う?」といった段階から案件に関わることができます。案件の最初から関われる点は、少人数ならではの大きな魅力です。
また、当社は社員同士の距離が近く、気軽に相談できる環境も特徴です。社長自身も新しいことに挑戦するのが好きで、チャレンジを後押ししてくれるため、自由度の高さも大きな魅力だと感じています。
柔軟な発想で、新たな挑戦を楽しめる人と働きたい
私自身、特別コミュニケーション能力が高いわけではないので(笑)、そこまで意識する必要はないと思っています。ただ、少人数チームなので、しっかりと会話しながら仕事を進められる方が望ましいですね。
また、当社はフェーズ的にさまざまな領域の仕事に対応する必要があるため、「やってみよう」と前向きにチャレンジできる方が活躍しやすい環境です。「これしかやらない」と決めつけず、柔軟に対応できる方のほうが、チームにもフィットすると思います。
――今後の挑戦についても教えてください。
AI技術の進化を活用しながら、空き時間にちょっとしたアプリ開発にも挑戦してみたいですね。まだ明確なビジョンがあるわけではありませんが、業務効率化によって生まれた時間を活かして、新しいものづくりに取り組めたら面白いなと思っています。
当社はもともと、「自分たちの手でサービスをつくり、直接ユーザーに届けたい」という社長の想いからスタートした会社です。現在は「Bukatsu Page&アプリ」の開発に力を入れていますが、それに加えて、新たなサービスづくりにも挑戦していきたいと考えています。
一緒に、柔軟なマインドで新しいことに挑戦していける仲間が増えたら嬉しいですね。