ウィルク株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役 安田 昇平、以下「当社」)は、2025年9月、企業としての意思を示すため、新たにミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を策定いたしました。
当社代表の安田は2015年9月、大学在学中にダブルエース株式会社を創業し、セールスプロモーション事業・映像制作事業・採用支援事業・就労支援事業など多岐にわたる領域へ挑戦してきました。
その後、9年間におよぶ挑戦の軌跡を経て、2024年9月にウィルク株式会社を立ち上げ、本格始動いたしました。
新会社のスタートにあたり、事業の根幹となるMVVを社員一丸となって策定し、私たちの存在意義や目指す方向性を明文化しています。今後はこのMVVのもと、雇用を通じて社会課題を解決する好循環をより多く生み出し、社会に変革をもたらしていく所存です。
MVV策定の背景
Mission:雇用を通じて社会価値を持続的に創造する
当社が掲げるミッションは、「雇用を通じて社会価値を持続的に創造する」です。
人と企業を結びつけるだけにとどまらず、働く人一人ひとりの「やりたい」という想いと挑戦する熱意を大切にし、その情熱が花開く場を提供することで、会社という組織に新しい風を吹き込みます。
そうして活気づいた組織は自ずと社会へ目を向け、自らの力で社会に貢献したいという意欲が芽生えてきます。
私たちは、この「働く」という営みを通じて生まれる前向きな連鎖を、雇用という手段で社会全体に広めていきたいと考えています。
そのため、私たちは単なる採用支援・就職支援の会社にとどまらず、人と組織の可能性を最大限に引き出し、社会全体を巻き込む壮大な循環を創り出す“未来の担い手”になることを目指しています。
Vision:主体性スパイラルによる利他性エコシステムの実現
主体性スパイラルによる利他性エコシステムの実現。
私たちは、一人ひとりの「自分ごと」としての意思決定が、やがて世界を変える大きな力になると信じています。その始まりが、仕事における主体的な挑戦です。
「この仕事をもっと面白くするには?」「お客様にもっと喜んでもらうには?」と自ら考え行動することで、人は大きく成長していきます。そして成長した人は、自分のことだけでなく周囲の仲間のためにも動き始めます。
「このスキルは後輩の役に立つかもしれない」「チームのためにもっと力になりたい」という利他的な想いが芽生えるのです。
こうして一人ひとりが自分以外の誰かや何かのために動けるようになると、
会社全体がやる気に満ちた存在へと変わっていきます。これが当社の掲げる「主体性スパイラル」です。
そして、会社が社会のために起こしたアクション、すなわち社会課題を解決するような事業が増えることで、社会全体が少しずつ良い方向に向かっていきます。
その結果、私たちの暮らしは以前より豊かで幸せなものになるでしょう。
そして「社会が良くなった」という実感は、再び一人ひとりの心に大きな喜びとなって返ってきます。「自分たちの仕事が多くの人を幸せにしたんだ!」という確かな手応えが、生涯にわたる次の挑戦への原動力になります。
このように、人々の主体的な挑戦が会社と社会を動かし、その成果がまた喜びとなって返ってくる
―終わりのない主体性の循環こそが、「利他性エコシステム」です。
私たちは、この素晴らしいサイクルを皆さんと共に未来へ紡いでいきたいと考えています。
Value
私たちは、一人ひとりの「やる気」、すなわち主体性が会社と社会を動かす原動力になると信じています。その主体性を着実に育むための行動指針として、ウィルク独自の「主体性ピラミッド」を掲げています。このピラミッドは、日々の業務で意識すべき3つのステップを土台から積み上げて図示したものです。
1. 自分を知り、全体を知る
ピラミッドの土台となる第一のステップは「自分を知り、全体を知る」です。まず自分自身の得意なこと・苦手なこと、そして仕事で何に「やりがい」を感じるのかを深く見つめ直します。
それは主体性という名の火種がどこにあるのかを探る作業でもあります。同時に、自社全体が目指す方向性や、自分の仕事がチームやお客様とどう結びついているかといった“全体”を理解することで、自分のモチベーションをどこに向けるべきかが明確になります。
2. やらないことを決める
土台の上に積み上げる第二のステップは「やらないことを決める」です。
与えられたタスクに追われるばかりでは、本当に大切な仕事に集中する時間が失われてしまいます。自分の役割や会社のビジョンを踏まえたうえで、「それは本当に自分(会社)に必要なことか?」と問いかけ、勇気を持って「やらない」と決めること。
この選択により行動がより本質的なものへと研ぎ澄まされ、本当にやるべきことに集中するための時間とエネルギーが生まれます。
3. まずやる。あとでなおす
ピラミッドの頂点に位置する第三のステップは「まずやる。あとでなおす」です。
完璧を求めるあまり最初の一歩が踏み出せないことは少なくありません。しかし実際に行動してみなければ見えてこない景色もあります。だからこそ、まずはやってみる。そして得られた学びをもとに後から改善していけば良いのです。このトライ&エラーのサイクルこそが、私たち自身の成長スピードを加速させ、主体性を最も力強く発揮する原動力になります。
この「自分を知り、全体を知る」から始まり、「やらないことを決める」で焦点を定め、そして「まずやる。あとでなおす」で行動を加速させる主体性ピラミッドは、社員一人ひとり、そしてチーム全体が主体性を持って日々成長し続けるための羅針盤となっています。
代表取締役 安田 昇平からのメッセージ
-代表取締役 安田昇平-
学生時代から、“人が本気で何かに取り組む姿”に心を動かされてきました。教育実習に来ていた大学生の姿を見て、「主体的に生きる人はなんて美しいんだろう」と感じたのを鮮明に覚えています。大学では創業インターンを通じて挑戦と挫折を味わい、社会人になってからは志を持って働く仲間たちに刺激を受けました。その度に「自分も誰かの勇気を後押しできる存在になりたい」と強く願うようになりました。
「雇用を通じて社会価値を持続的に創造する」というミッションのもと、自らの意思でキャリアを選び、挑戦し続けられる社会をつくりたい。そして、その挑戦を受け止め共に成長していく企業を増やしていきたいと考えています。個人と企業の“主体性”が連鎖し、互いを高め合っていく――この循環こそがウィルクの掲げる「主体性スパイラル」の第一歩です。私たちは、誰かの挑戦の始まりに寄り添い、その勇気がやがて社会全体へ広がっていく未来を信じています。