ヒーローズリーグ(開発コンテスト)の決勝に進出決定!メガネ型ARデバイスMagic Leapで作ったアプリの紹介!
こんにちは! TechFirst Leadersの毛利です。
今回、私の方で開発したアプリがヒーローズリーグの決勝に進出いたしました。せっかくの機会ですので、少しでも多くの人にアプリを知っていただきたいと思い、アプリの簡単な紹介や開発のきっかけなどを記事にさせていただきました。
アプリ解説動画: https://www.youtube.com/watch?v=vPTIdV6s4PI
アプリ紹介ページ:https://protopedia.net/prototype/1952
皆様は、ヒーローズリーグという開発コンテストをご存知でしょうか?元々Mashup Award名称で開催されていましたが、昨年からヒーローズリーグという名称に変わったようです。Mashup Awardの頃から合わせると、開発コンテストとしては、歴史のあるコンテストです。企業・個人含め多くのスポンサー、サポーター、応募者から成り立っていて、さながら開発者の祭典といった雰囲気のイベントです。
ヒーローズリーグ: https://heroes-league.net/
今回応募したアプリの内容としては、メガネ型AR/MRデバイスMagic Leap1用のエアホッケーをモチーフにしたゲームです。等身大(よりデカイ)ユニティちゃんと一緒にプレイできるリアルサイズモードとテーブルサイズモードがあります。下記のアプリ解説動画をみていただけると、どんなアプリか伝わりやすいと思います(URLは文頭のものと同じです。)。説明内容に関しては、アプリ紹介ページにも記載しています。
アプリ解説動画: https://www.youtube.com/watch?v=vPTIdV6s4PI
アプリ紹介ページ:https://protopedia.net/prototype/1952
アプリを開発したきっかけですが、2020年8月29日から9月6日の9日間の日程で、Magic Leap Challengeというハッカソンに参加したのがきっかけでした。こちらのハッカソンは、メガネ型ARデバイスのMagic Leapを貸し出ししてくれる珍しいタイプのハッカソンでした。当時iPadやiPhoneに搭載されるLiDARスキャナを使ったARアプリの調査をしていたため、メガネ型ARデバイスを貸してもらえるのは非常に魅力的で、話を知ってから、企画や開発時間の確保ができるかなどを考えず、すぐに申し込みをしました。
実際にハッカソンの期間になってみると、日中の通常業務も忙しく、睡眠時間を削りながらなんとか完成させました。アプリ解説動画や紹介ページでも触れていますが、UnityとMagic Leapの開発ツールの連携がよくできていて、それにかなり助けられました。また、リアルサイズバージョンは動作確認が開発サイクル的に難しいことから、一度諦めて、テーブルサイズバージョンを作り、その後リアルサイズバージョンを作る流れにしたことが、功を奏しました。この流れは今後スマートグラスで体感型アプリを作る際の参考になりそうです。
ヒーローズリーグに応募したきっかけは、このハッカソンがヒーローズリーグと連動した企画だったようで、ヒーローズリーグに応募すると、Magic Leapの貸し出しを延長してもらえるという話を聞き、応募することにしました。時間があれば、新しい企画も検討したかったのですが、業務も忙しくなってきたこともあり、ハッカソンで開発したアプリを引き続き開発を続け、応募しました。
応募にあたっては、動画作成の必要がありましたが、実際に河川敷に行って撮影したり、慣れない動画編集作業をするなど、なかなか大変でしたが、非常に勉強になりました。こうした動画を作るのは初めてでしたが、技術解説動画などを作ってみたいと思っていたところだったので、今回の経験が今後の参考になりそうです。
ヒーローズリーグの決勝は、2020年12月12日にオンラインで開催され、参加は下記のURLから誰でも応募できます(今記事を書いている段階だとまだ参加枠が空いているようです)。私のアプリ以外にも、面白いアプリがたくさん応募されているので、興味がありましたら、参加してみると面白いと思います。
ヒーローズリーグ オンライン決勝: https://mashupawards.connpass.com/event/196634/