目次
社員との関係で感じた「義理と人情」
取引先様との関係で感じた「義理と人情」
義理と人情がAFSを動かしている
最後に
小さな会社だからこそ見える、人の縁と支え合いの力。
こんにちは、AFS株式会社の柳です。
今回は「義理と人情」というテーマについてお話しします。
SESという業種は、契約や数字だけで回っているように見えるかもしれません。
でも本質は「人と人がどう関わるか」で成り立っています。
だからこそ、この言葉の重みを日々実感しています。
社員との関係で感じた「義理と人情」
AFSはまだ規模が小さい会社なので、社員同士も私との関係もとてもフラットです。
一緒に遊びに行ったり、何気なく「ご飯行きませんか?」と誘われることもあります。
オフの時間だからこそ、社員からはプライベートな悩みから将来のキャリアのことまで、ざっくばらんに話してくれる。
その何気ない時間の中で、心に残る言葉をもらったことがありました。
ある日、今では責任者を担っているメンバーと食事をしたときのこと。
私はふと、こう聞いてみました。
「前の職場を辞めてAFSに来て、もう3年。振り返ってどう思う?」
返ってきた答えがこちらです。
「転職を悩んでいたときに声をかけてもらい、技術を学び、給与も増えました。
目標も叶いました。
今は会社や社長に恩を返す番だと思っています。できることは全力でやります。これからもよろしくお願いします。」
正直、この言葉を聞いたとき、胸がいっぱいになりました。
「この人の人生に関われて良かった」と心から思えた瞬間でした。
SESという業態は、時に「個人のキャリアを消耗させてしまう」イメージを持たれることもあります。
でも、その社員の言葉は、義理と人情のつながりがあればSESも“人を成長させられる場所”になることを証明してくれました。
取引先様との関係で感じた「義理と人情」
もうひとつのエピソードは、AFS設立の頃の話です。
私はもともと「社長になりたい」と思っていたわけではありません。
前身の会社のトラブルがきっかけで、事実上引き継ぐ形で起業することになりました。
設立当初は、知識も経験もなく、「何から始めればいいのか」さえわからない状態。
夢や希望に満ちて立ち上げたわけではなく、ただ社員を守るために必死で走っていた、そんな日々でした。
そんな私に、ある取引先の代表が手を差し伸べてくれました。
設立に必要なことを、ひとつひとつ丁寧に教えてくださったのです。
そのご厚意がなければ、社員を守ることはできなかったかもしれません。
今振り返っても、あの支えがなければAFSは存在しなかったと断言できます。
義理と人情がAFSを動かしている
社員からの言葉。
取引先からの支え。
どちらも数字や契約では測れない「義理と人情」から生まれた出来事です。
SESは、人が現場に常駐し、関係性の中で成果を出す仕事です。
だからこそ、「人と人の義理や人情が土台にあるかどうか」で、会社の在り方も働く人の未来も大きく変わると私は信じています。
そして今のAFSは、まさにそのつながりの連続によって動いています。
人との縁や支え合いが積み重なって、ここまで来ることができた。
それは運命に近い、奇跡のようなことだと思います。
最後に
AFSはまだ小さな会社です。
でも、小さいからこそ「義理と人情」を大切にする文化を、一人ひとりの関わりの中で強く感じられる。
SESという業種に不安を持っている方も多いと思います。
けれど、人とのつながりを軸にすればSESは“人を育て、人を支える仕事”になれる私はそう信じています。
もしこの記事を読んで「そういう会社で働きたい」と感じてくださった方がいれば、ぜひ一度お話ししましょう。
あなたにとっての「義理と人情」が、ここAFSで形になるかもしれません。