STANDSメンバー職種別インタビュー第4回目は、CRE篇です。
CREとはCustomer Reliability Engineering(顧客信頼性エンジニアリング)の略です。今年の3月からSTANDSにCREチームが始動しました!
今回はCREについて、仕事内容やCREとしてのやりがいについてお話を聞いてみました。
➢Topic
- STANDSに入るまで
- CREとは
- 仕事内容
- やりがい
- 一緒に働きたい人
STANDSに入る前のことについて教えてください。
STANDSに入る前から現在もスタンドアップパドル(SUP)の競技普及活動をしています。
「海の箱根駅伝を作る」というキャッチコピーを元に、学生が青春をかけてSUPに打ち込める環境整備や大会の主催・運営をしております。
学生の頃SUPの団体を運営している中で、自ら事業を作るという文脈の元でアクセラレータープログラムへ参加していました。
同世代で起業及び事業をしている仲間達と共に、日本の第一線で活躍する経営者の方々からアドバイスを頂けるプログラムでした。
組織を作るとはどういうことか、理念を伝えるとはどういうことかについて、また経営の基礎を学ぶことができ、同時にスタートアップという企業体やITについて興味を持つきっかけとなりました。
その後SUPで関わっていた方からWEBサイト制作の依頼をお受けすることが何度かあり、WEBについての勉強を始めてWEBの受託や動画制作事業の会社を設立しました。
STANDSに入るきっかけを教えてください。
WEB受託の仕事を受けていく中でエンジニアとしての未熟さを実感していました。そういった時にSUP仲間から藤原さん(当社COO)およびSTANDSをご紹介いただきました。
STANDSの理念とチームがとても魅力的でぜひ関わりたいと思いました。
CREについて教えてください。
まずCREとは、「お客様の不安をゼロに限りなく近づけるために課題を把握計測し、技術的なアプローチでその課題の解決に役立つものを実現していくこと」という定義があります。
もう少し自分なりの解釈で言うと、「CSチーム・開発チームの橋渡しをすること」と考えています。というのもそれぞれの立場で認識している課題感や共通言語に違いがあるからです。そこをCSと開発の両方の立場になって物事を捉え、最終的にお客様第一の視点でそれらを繋げていく役割だと思います。
「お客様を第一に、社内のCSと開発も繋げてお客様とも直接やりとりが出来る横断的なポジション」というのがSTANDSにおけるCREとなっています。
具体的な仕事内容について教えてください。
基本的にCREチームとしては、お客様に対して技術的な相談に乗ったり、直接先方の技術者からの質問に対して対応などをしています。
また、CSと共にお客様のミーティングに参加したり、そこで得たお客様からの声を技術者目線で課題にして、社内の開発チームにフィードバックをしています。
STANDS CREチームとして特徴的なのは、2週間単位で20時間分をプロダクト開発にあてているという点です。完全に開発から離れることなく、お客様や運用目線で重要な機能の開発を担っています。それによって開発全体のスピードを上げながら、お客様のかゆいところに手が届くプロダクトを目指しています。
お客様からの要望の重みを社内に伝えながら開発ができるという点が特徴的だなと思います。
CREチームの将来像はありますか?
STANDSの経営方針によりますが、例えばエンタープライズ対応を強化していくのであれば、CREチームの役割はさらに増してくると思います。企業のDX化がキーワードになっている昨今では、技術的知見を持ちながらお客様と並走できることが強みになってくると思います。
課題抽出から参加し、多くの施策をCSと一緒に作っていくイメージです。CREチームが担当企業ごとのプロジェクトマネージャーとなり、お客様の課題解決をリードしていくことが求められてくると思います。
やりがいを感じる瞬間はありますか?
やりがいは本当に感じていますね。
「お客様の課題に対してプロダクトが何を解決するのか」ということを常に分かりながら開発が出来るので、お客様がストレスなくガイドが作れたという情報もCSと近い分すぐに聞くことができて、「この開発がお客様の課題解決に直接繋がったんだ」と実感できる回数が圧倒的に多いです。
社内CSの声も含め「設定する手間が楽になって、より色んなことが試せるようになった」っていう声を頂いたりするとすごく嬉しいですね。
CREというポジションは価値提供できる相手がお客様だけでなく、お客様とCSの二方向にいると思います。
CSはお客様の代わりにOnboardingを設定したり、お客様から頂いた要望が今ある機能で達成できずに悩んだり時間を使うことがあります。
その部分をCREが技術でアシストした上で、機能の開発に活かしていくことが出来るので、お客様だけでなく社内CSからも同様に嬉しい声が届くことがあります。
CSが直接受けるお客様からの声への喜びも味わえるし、CSからの声に対する喜びも味わえる、喜びの多いポジションだなと思っています。
僕自身の気質として「技術を作ってるのが楽しい」というよりは、「課題解決を技術でどう実現するか」や、僕らの開発によって課題解決を出来ているお客様を見ることに喜びを感じるので、「価値提供ができている」ということを実感出来るのが良いですね。
将来の目標について教えてください。
僕は運動することがとても好きなので、将来的にはアウトドアにテクノロジーを掛け合わせることでより多くの人が運動の喜びを感じられるような事業を立ち上げたいと思っています。
そのためにビジネス視点を持ちあわせたエンジニアとして成長していきたいと思っています。
そう考えると、様々なSaaSサービスと密に関わりながら開発もできる今の役割はとても貴重なことだなと実感しています。
どのような方と一緒に働きたいですか?
コミュニケーションが丁寧な方ですかね。
今のSTANDSメンバーが素敵だなと感じていて、そこの共通項で言うと皆すごくコミュニケーションが丁寧だと感じます。
スタートアップで「なんとかこうしなきゃいけない」ということが多い時期ではありますが、それでも言葉が悪くなったりすることはないし、逆に「どうしたら実現できるだろう」というプラスの方向に持っていき、「駄目だった」で終わりにせず、すごく丁寧なコミュニケーションで進めていけるチームなので、そこを前提として持っている方がいいのかなと。
あとはエネルギッシュな方。
エネルギーが多くて心に余裕があるから丁寧なコミュニケーションを取れるのかなと思っていて、逆に余裕がないとお客様に対しての返信や社内の大事なやりとりを雑にしてしまったりするのではないかと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。他の職種のインタビューも掲載しております。そちらも是非ご覧ください!