Wantedly と他の求人媒体と比較して大きく異なる点は情報量と情報鮮度だと思う。求人の内容である募集要項の差はほぼなく、ストーリー機能にてその会社で働いている「人」の情報を特に制限なく、かつタイムラグがなく即公開できる。
求職者にとっては知りたい情報以上の情報が得られやすく、転職先の会社選びにとても役立つと思うので、ストーリーは転職者のリスクや不安解消の一助となる機能だなと感じてます。
情報量については見ての通り、経営層から人事、一般職の方まで、その会社で働いている方達が自由に投稿できるため、得られる情報は多角的でとても多いですね。
発言している層により意味合いは異なり、、ざっくりですが
経営層
会社の文化、ビジネスの遍歴、理念・ポリシーなどを言葉で感じることができる。
企業ホームページでも掲載しているが、簡潔に削ぎ落とされた情報となっており、ストーリーでは経営者の想いや今に至るまでの背景も知る事ができ、その会社の根幹部分に触れることができる。
人事関係者
自社の採用はもちろん、採用した社員との関わり合いも多く、社内の人を良く知っていることが多い。企業説明や面接官としての経験も豊富。会社の制度にも明るく、採用に関する情報収集も欠かさない。。そんな人事関係者の発信する情報は求人情報を補完するものが多く、その会社の制度や人間関係が気になるなら注視したほうが良いでしょう。
一般職
一般職の方からの情報は、かなり社内ローカルな情報を持っています。ホームページの採用情報でも必ずと言って良いほど一般職の方が登場します。オフィシャルな場なので当たり障りの無い内容が多いのですが、逆に自由に考えや意見を出している場合は、その会社は心理的安全性の高い会社の可能性があります。
あくまでざっと挙げた例ですが、求人広告以上の情報が得られるのは間違いないでしょう。求職者はストーリー投稿者の会社での立ち位置という軸でストーリーを見るのも良いかと思いますよ!
私もWantedly を使っている以上、発信し続けることがマストなのでこうやって投稿を頑張っています。。
人の知りたい欲はとても強い欲だと思います。3大欲求のような本能的なものではありませんが、精神的な安定を求めるという側面があり、それが知りたい欲の強さになっていると思います。
真実を知りたい、謎を知りたい、事実を知りたい、、どれも想像の中でフワフワした情報のままだと何だか落ち着かないということもあるでしょう。
だから求人情報としては求職者が求めている情報を分かりやすく体系的に出すことが肝要となりますが、、、一方では・・
小説や映画など物語などでは、つづきが気になって知りたいという欲もあるので、あえて気になる感じにさせるよう、「続きは面接で会った時にお話しします」といった感じで情報を伏せる、、、なんてことも以前求人広告でやったことがあります。
求職者にも人それぞれの価値観があり優先事項があるなか、待遇や仕事内容では表現できなくてかつ求職者の琴線に触れる情報が何かを考え発信し続けていきたいと思います。