こんにちは!ヘルスベイシス採用担当の谷川です。
今回は、24卒で入社し、入社2年目にして営業マネージャーに抜擢された松尾凌平さんにインタビューをしてきました!入社当初の想いや、リーダーからマネージャーへとステップアップしていく中での葛藤と成長、そして「戦える組織をつくる」という熱い想いまで、たっぷりお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!
自己紹介・現在の仕事について
氏名:松尾凌平
大学:日本大学
見ていた業界:IT業界、不動産業界
出身:茨城県
趣味:魚釣り、本を読むこと
(過去のインタビュー記事はこちら!)
https://www.wantedly.com/companies/company_7017771/post_articles/918080
──まずは業務内容を教えてください!
松尾:現在は、テックエージェント事業部で営業マネージャーを務めています。主に営業戦略の立案、KPI設計・管理、メンバー育成、業務フローの構築などを担当しています。チームは現在7名体制で、個々の成長とチーム成果の両立を目指したマネジメントを心掛けています。また、新卒採用にも関わっていて、学生の皆さんとの面談や面接も行っています。
──営業と採用、両方を兼務しているとのことですが、その中で、特にやりがいを感じるのはどのような場面ですか?また、業務のバランスの取り方ってどうされているのでしょう?
松尾:複数の役割を担うことで、事業全体を俯瞰する力や経営視点が養われるのが大きなやりがいですね。「事業を動かしている」実感が強いんです。
時間の使い方については、9時から18時のコアタイムはプレイングマネージャーとして営業とマネジメントに集中し、早朝や時間外に採用や新規施策に取り組んでいます。限られた時間で最大限の成果を出すことを常に意識しています。
昇格時の不安と「完璧であろうとしない」覚悟
──マネージャーに昇格されたときの気持ちはいかがでしたか?
松尾:「背負う覚悟」と「伸ばす責任」の両方を強く感じました。チームで成果を出すという視点から、会社全体の組織としてどう勝つかという視座に切り替える必要があり、自分の在り方を見直す大きなきっかけになりました。
──まさに視座の転換ですね。松尾さんは新卒2年目でマネージャーへの大抜擢でしたが、やはりプレッシャーはありましたか?
松尾:正直、プレッシャーは大きかったです。年齢も経験も上のメンバーをまとめる中で、「自分に本当に務まるのか」と葛藤した瞬間もありました。でも同時に、「任されたからには、必ず結果を出す」という強い覚悟もありました。
僕が選んだのは、“自分一人で完璧になろうとしないこと”。わからないことは素直に学び、頼るべき人に頼り、チームと一緒に成果を出すスタンスに切り替えることで、自分の弱さを武器に変えることができたと思っています。
マネージャーって、「完璧な人」ではなく「挑戦し続ける人」だと今は思います。若さを言い訳にするのではなく、若いからこそできるスピード感や柔軟さを活かして、チームを引っ張れる存在でありたいと今も本気で思っています。
──そうやってスタンスを整えてこられたんですね。では、マネージャーとしてメンバー育成に関して意識していることは?
松尾:“成果と成長の両立”です。目の前の数字にコミットするのは当然として、メンバー一人ひとりが成長を実感できる環境づくりに力を注いでいます。単なる管理ではなく、"仕組み"と"想い"の両軸でチームを動かしていくことを意識しています。「魚を与えるのではなく、釣り方を教える」ということを特に意識しており、メンバーから質問をもらった際もすぐに答えは教えず、自ら考えてもらうようにしています。
このように知識や技術を教え、自立を助けることを大切にしています。
──まさに“育てる”マネジメントですね。それだけに、マネージャーとしての難しさや葛藤、やりがいも大きいのでは?
松尾:最も難しいのは、正解のない中で意思決定をし続けることです。トラブル対応、メンバーの不満、事業部の施策立案など数えれば山ほど意思決定をする場面がいくつもあります。ただ単に意思決定をするだけでなく「責任」が伴う中での意思決定はマニュアル通りでは通用しないからこそ、やりがいを感じます。
また、やはりメンバーが自らの力で壁を乗り越えた瞬間や、事業部全体・チームとして大きな成果を出せたときはやりがいを感じます。自分一人では絶対に見られなかった景色を、事業部全体・チームと一緒に創れることがマネジメントの醍醐味だと思っています。
「個人の数字」から「チームとしての成果」へ
──松尾さんご自身が成長したと実感するターニングポイントってありますか?
松尾:リーダーへ昇格したタイミングが、大きな転機でした。プレイヤー時代は自分の成果だけを見ていれば良かったですが、メンバーを持ってからは“自分のやり方”が必ずしも他の人に通用しないと痛感しました。自分の考えを見直し、他者の視点や思考法を学ぶようになったことで、本当の意味で視座が広がったと思います。
──それは大きな気付きですね。メンバーからリーダー、マネージャーと立場が変わる中で、仕事への意識も変わっていったのでしょうか?
松尾:立場が変わることで、視座が一気に引き上げられました。プレイヤーの頃は、「自分の成果=評価」だったのが、マネージャーになってからは、「事業部全体・チームとしての成果=自分の責任」に変わったんです。それまでは、自分が結果を出せばOKだと思っていましたが、今は、誰かが壁にぶつかっていたら、それは“自分の責任”。メンバーの数字も、成長も、モチベーションも、自分がどう動くかで大きく変わります。
だからこそ、「自分がどう成果を出すか」ももちろん重要ですが、「どうすれば事業部全体・チームで勝てるか」を軸に、常に考えるようになりました。また、短期的な成果だけでなく、中長期での組織づくりや人材育成の重要性も肌で感じるようになりました。
一人で走るより、全員で勝ち切る。その難しさと面白さに気づけたのは、マネージャーになったからこそ得られた視点だと思います。
──まさに「一人で走る」から「全員で勝ち切る」へと視座が変わっていったんですね。入社からこれまで、きっといろんな経験があったと思いますが、特に印象に残っている出来事はありますか?
松尾:やはり、インターン時代に河下さん(現テックエージェント事業部事業責任者)から言われた一言は、今でも強く覚えています。
「ヘルスベイシスはまだ小さな会社だ。松尾くんを育成する余裕もないし、中途半端な気持ちでやるなら大学生活に戻った方がお互いにとっていい。今日大学生活に戻るか、頑張るかはっきりしてほしい」。
この言葉を、インターン生の自分に真正面から伝えてくれたことに衝撃を受けると同時に、“本気でやる”覚悟が芽生えました。あの瞬間が、自分にとっての原点です。今でも自分に”甘え”が出てきたなと思ったときは、この言葉を思い出し自分を奮い立たせています。
営業チームではなく「戦える組織」をつくりたい
──では今、松尾さんが目指しているチームの理想像についても教えてください。
松尾:僕が目指したいのは、単なる営業チームではありません。目の前の数字に一喜一憂する“作業集団”ではなく、高みを本気で狙いにいく、“戦う集団”をつくりたいです。
この目標は、綺麗事や根性論だけでは到底たどり着けないです。だからこそ、必要なのは「誰かにやらされる仕事」ではなく、「自分がこの事業を伸ばす」という覚悟と当事者意識を持った人たちです。ひとりひとりがオーナーシップを持ち、目標に対して逆算して動き、成果に責任を持つ。そんな精鋭たちが集まるチームにしたいなと思っています。
──「戦う集団」という言葉がすごく印象的です。では、そんな組織づくりを進めるなかで、ご自身のキャリアについてはどんな展望を描いているんですか?
松尾:まずは今任されているポジションで売上100億円を目指し、より多くの人たちに価値を提供できるような会社にしていきたいと思っております。
そして、将来的には、“事業をつくれる人間”になりたいと思っています。
今は営業やマネジメントを中心に実務を担っていますが、これからはさらに視座を上げ、組織や会社全体に対してインパクトを与えられる存在を目指したいと考えております。具体的には、営業・育成・採用・組織開発といった複数領域を横断しながら、事業そのものの在り方を設計し、ゼロからスケールさせていけるような力を身につけたいと考えています。「成果を出す」だけでなく、「仕組みを生み出す」「人と組織を動かす」「長期的に価値を残す」。
そうした視点を持ち、経営に近い立場で事業を推進できるプレイヤーへと進化していくことが、今の自分にとっての目標です。そのために、今取り組んでいるマネジメントや採用、チームビルディングの一つひとつも、自分のキャリアにとってすべてが土台になると感じています。目先の役職や評価ではなく、“事業づくり”という長期視点で自分を磨き続け、いずれは社会に対して大きな価値を提供できる存在になっていきたいと考えています。
「本気で変わりたい」と思っている方と働きたい
──そんな松尾さんが、今一緒に働きたいと感じるのはどんな人ですか?
松尾:成長を心から楽しめる方と一緒に働きたいと思っています。
“会社の成長=自分の成長”ということに対し、共感できる方がマッチすると思います。
今までの何らかの経験からイメージできると思いますが、基本的に自ら「成長をしたい!」と思ったときには何かしらの目標があるはずです。〇〇大会優勝、〇〇賞受賞、売上〇〇円達成など。
それらがいざ就活となると目標を見失い、一番他人と比較しやすい"給与"、"ワークライフバランス"などの福利厚生に目が行きがち。本当にその目標を叶えたいのであればその目標に向かって突き進めば良いと思いますがおそらく大半は"内定"をゴールにした就活を行なっているのではないでしょうか。
我々は新卒だろうと関係ありません。個々がオーナーシップを持ち、会社の成長と共に自分の成長も実感しながら仕事を楽しめる方と、本気で価値を提供できるような会社にしていきたい思っています。そこに対して熱量を持って取り組める方は、ぜひ、ヘルスベイシスへ来てください。私もそんな方々と一緒に働きたいと思っています。
──ありがとうございます。では最後に、これからヘルスベイシスへの入社を考えている方に向けて、メッセージをお願いします!
松尾:成長も責任も、全部自分次第です。裁量もチャンスもたくさんある環境だからこそ、努力した分だけ得られるものは大きいです。熱量持って仕事に取り組みたい方にはぴったりだと思います。「ヘルスベイシスに入って良かった」と皆に喜んでもらうために、今後も会社の成長に寄与していきたいと考えています。私も、そんな方々をお待ちしております。一緒に働けることを楽しみにしております。
以上、松尾さんとのインタビューでした!