内定はもらったものの、このままファームに入っても活躍できる気がしない ──
1年前、総合コンサルティングファームから内定を得ていた東田さんは、そんな不安を抱えていました。
「インターンを通じて、『できること』が確実に増えました。今はコンサルタントとして自信を持てています」
ISSUEでのインターンを経て、東田さんはどのような成長を遂げたのか。1年間を振り返ってお話を伺いました。
1年を振り返って
── 1年前のインタビューで「このままではファームで活躍できる自信がなく、成長するために応募した」と話していましたが、今は自信がつきましたか?
はい、自信はつきました。ISSUEでの1年間のインターンを通じて「できること」が確実に増えたからです。
もともと私は器用な方ではなく、いわゆる「コンサルタントに向いているタイプ」ではありません。論理的・効率的な思考や、頭の回転の速さに突出した自信があるわけではなく、内定をもらった後も「このままでは活躍できないかも」と不安を感じていました。
しかし、ISSUEのインターンを通してできることが増え、自分なりに活躍できる場所を見つければいいと考えられるようになりました。「コンサルタントらしくあらねば」という思い込みから解放され、組織の中で自分に合った役割を見つけ、そこでしっかり貢献すればいい。そのように適材適所を意識できるようになったのも大きな変化です。
そもそもコンサルを目指す人は、論理的思考力の水準がある程度高いのが当たり前です。だからこそ、そこだけで競争しても差別化はできません。むしろ自分ならではの強みを伸ばしていくことが重要だと考えるようになりました。
どんな業務をしてきた?
── この1年でどのような業務に関わってきましたか?
大きく分けて、コンサルティング業務と採用・育成業務の2つに関わりました。業務時間の割合でいうとコンサルが8割、採用・育成が2割です。
コンサルティング業務では、リサーチや議事録作成といった、いわゆるアナリストレベルのベーシックな業務に取り組みました。加えて、プロジェクトの進捗管理や、PPTでの資料作成、他メンバーへの指示出しなど、少しマネージャークラスに近い業務にも挑戦させてもらえました。
採用・育成業務では、インターン生の採用や組織づくりに携わりました。具体的には、カジュアル面談の対応や、OBの方をメンターに据えたインターン支援体制の構築です。人事領域に興味があったことから、希望して担当させてもらいました。
── 業務を通して、最も自分自身の成長を感じた部分はどこですか?
一番を選ぶのは難しいですが、あえて挙げるなら「ソフト面」と「ハード面」の2つです。
ソフト面では、コンサルタントとして、どう立ち回るべきか、何を優先して動くべきかを素早く考えられるようになりました。例えば、プロジェクト全体を管理する水野さんが手を動かさなくても済むよう、自分がどこを埋めるべきかを自然に考えて行動できるようになりました。「自分起点」ではなく「組織全体にどう貢献できるか」という視点を持てるようになりました。
ハード面では、ExcelやPowerPointの作業スピードが格段に上がりました。もともと私は器用な方ではなく、物覚えや要領も悪いタイプだと思っています。そんな自分でも、業務を通して自然と効率的な作業の進め方が身についてきました。多少は自主的にインプットもしましたが、何より「日々手を動かして実践したこと」が一番大きかったと感じています。
水野さんってどんな人?
── 東田さんから見た水野さんって、どんな人ですか?
めちゃくちゃ忙しい人だと思います。たぶん、水野さんより忙しい人って、そうそういないんじゃないでしょうか(笑)。これは誰が見ても共通の印象だと思います。
でも、忙しいにもかかわらず、それを言い訳にせずに、誰よりも手を抜かず、誰よりも真剣に仕事に取り組んでいる。もし仮に、サボっている上司に怒られたら「なんであなたに言われなきゃいけないんだ」と思うかもしれませんが、水野さんに対しては、そんな感情は一切湧きません。「この人がここまでやっているなら、自分もやらなきゃ」と自然に思える存在です。
また、水野さんは本気で「日本の産業をもっと良くしたい」と考えている方です。水野さんは日本に根ざした環境でキャリアを積まれてきたこともあってか、以前「日本のビジネスを盛り上げることに本気で貢献していきたいんだよね」と、さらっとお話されていたことがありました。心からそう思っていないとそんな言葉は出て来ないでしょうし、ISSUEのHPにもそのメッセージが強く反映されているように感じます。コンサルティングを通じて母国の未来を明るくしたいと心から思っているからこそ、毎日本気でビジネスに取り組まれているのだと隣で見ていて感じました。
── 水野さんから学んだことは?
「ラストマンシップ(最後までやりきる姿勢)」です。
もともとある程度は備わっていたと思いますが、水野さんが正しく目覚めさせてくれたというか。水野さんの仕事への姿勢を目の当たりにして、「ここまでやりきらないといけない」という感覚が行動レベルで身につき、自分の中で当たり前になりました。
総合コンサル内定者に、ISSUEがオススメな理由
── 総合コンサルの内定者という視点から、ISSUEのインターンにはどんな魅力があると思いますか?
いろんな業界のクライアントに関われる点が一番の魅力だと思います。
総合コンサルは、確かに会社全体では幅広い業界を対象にしていますが、実際に入社すると、どこかのセクター(業界)に配属されて、その業界に特化して働くことが多いんです。でも、内定者の時点で「自分はこの業界で働きたい」とはっきり決めている人って、そんなに多くないと思います。
その点、ISSUEのインターンでは、いろんな業界のクライアントの課題に触れられるので、自分の興味のある領域を探るいい機会になると思います。
── 東田さんは、この1年でどのようなプロジェクトに関わりましたか?
業界も内容も本当に幅広く経験しました。業界で言うと、医療・介護、製造業、不動産、素材・化学、自動車など。内容では、新規事業のリサーチや、M&Aに伴うビジネス・デューデリジェンスなどに携わりました。
私自身、特定の業界や内容に強い希望を出さなかったこともあり、さまざまなプロジェクトに関わる機会をいただけたのだと思います。
コンサルタントとしての素地が身につく!飛び込むなら、今
── ISSUEのインターンは、どんな人に合うと思いますか?
「本気でコンサルタントを目指して頑張れる人」だと思います。ISSUEはインターン生にも重めの業務を任せる会社です。だから正直、大変なんですよね。だから大変な中でも食らいつき、最後までやり抜ける人でないと厳しいと思います。
私は、ファーストキャリアをコンサルタントとして歩むと決めてインターンに参加しました。絶対に力を伸ばすという覚悟を持ち、「これくらいできなければいけない」と思いながら、常に仕事に取り組んでいました。そもそもファーストキャリアでコンサルを選ぶ時点で、ある程度の思考体力や仕事に対する覚悟がないと難しいと思うので。
最初は必死に食らいつくところからスタートしましたが、徐々に自分から主体的に物事を進められるようになった実感もあります。そういう努力を重ねながら成長していける人には、ISSUEのインターンはとても合っていると思います。
── インターンを検討している人に一言お願いします。
前回のインタビューで「少しでも興味があればやってみよう」と言いましたが、今回も基本は同じで「まず行動してみよう」と伝えたいです。
私は4年生になる時に「卒業する時に、自分がどうなっていたいか」を真剣に考えました。そして大学最後の1年間はインターンに最も時間を使うことに決めました。もちろん海外旅行など遊びの時間も大切にしましたが、基本的に週3ペースで出社して、本気で取り組みました。
これを読んでくれてる方にも「卒業する時に、自分がどうなっていたいか」を考えたうえで行動し、自分にとって後悔のない1年を過ごしてほしいです。それはインターンに限らず、どんな選択でもいいと思っています。
もし「コンサルタントとしての素地を身につけたい」と考える方がいれば、ISSUEのインターンをオススメしたいです!1年間やってきたからこそ、本当に間違いないと断言できます。やりきれば確実に力がつきますし、いろんな経験を積ませてもらえます。興味があれば、ぜひ飛び込んでみてください!