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【代表インタビュー後編】「質の高いリサーチ」を起点に、一気通貫の支援を

こんにちは!株式会社ISSUE RESEARCH & TECHNOLOGIES(以下、ISSUE)の広報担当です。

代表インタビュー後編では、ISSUEの今後の展望について伺いました。

代表インタビュー前編はこちらです

「質の高いリサーチ」を起点にした一気通貫の支援

── ISSUEの会社としての強みを教えてください。

「質の高いリサーチ」ができることです。私自身YCPでM&Aや資金調達など、ファイナンス業務にも深く携わってきました。特にM&AのBDD(ビジネスデューデリジェンス)では、「この会社を買収して大丈夫か」「買収した場合、3年後、5年後の事業計画はどのようになりそうか」などを実際に作り上げる経験を積みました。このクオリティでリサーチできる人は少ないと思います。

私たちは、質の高いリサーチは、事業の成功を左右する1st stepだと考えています。もちろん、リサーチだけで事業すべてがうまくいくわけではありません。しかし、リサーチの精度が低ければ戦略も間違いなく失敗します。だからこそ、確かなクオリティのリサーチを起点に戦略を立て、それを実行に落とし込むことが重要です。

── リサーチのクオリティの高さは大きな強みですね。他にはどのような強みがありますか?

リサーチから実行まで、一気通貫でサポートできることです。まだ成長途上ではありますが、ISSUEが目指しているのは「戦略だけ」「DXだけ」といった部分的な支援ではなく、一気通貫でサポートできるファームです。

事業を成長させるには、ファーストステップであるリサーチから実行まで欠かせません。外部に支援を求める場合、一つひとつ切り分けて、複数の会社に依頼すると、文脈が伝わりにくく、クオリティもばらつく上、担当者のコミュニケーションの負担も増えます。ですので、一社で全て完結できるのがお客様にとって理想的だと思います。ISSUEは、一気通貫で支援できる体制を整えており、これが私たちの強みです。

── 一気通貫のコンサルティングは確かにお客様にとって便利ですが、パッケージ化したサービスの方が事業を広げやすいのでは?

おっしゃる通りです。ただ、やはり非効率的な部分もきちんとやっていきたいという思いがあります。パッケージ化は効率的ですが、それはあくまで当社側の都合です。当社にとって非効率なところがあるからこそ、お客様に価値を感じてもらえる部分があることも念頭において会社の方針を決めています。

しかし一方で、会社を継続していくためには収益基盤がもちろん重要です。リサーチは予算を削られやすい領域なので、安定した経営をするにはストックの収益構造が必要です。だから非効率なことは追求するのだけど、一方でそことは違うところでキャッシュエンジンを持つ必要もあります。そのため、現在はサブスクリプション型のサービスやデジタルマーケティングの実行支援など、ストック型の収益モデルを強化しています。

一気通貫のサポートは続けつつ、パッケージ化できる部分は分けて横展開し、事業の安定性を高めたいと考えています。

未経験者を育てられる会社にしたい

── 今後の会社の方向性について、どう考えていますか?

まず、ISSUEを「ここが強い」と明確に評価される会社に育てることが重要だと考えています。コンサルティングファームは幅広く対応できる反面、何でもやっている印象を持たれがちです。だからこそ、ISSUEは「これが得意」と胸を張って言える分野を持つべきだと思っています。

特化分野で突き抜けたスキルを提供する会社になることで、より多くの人材を採用できる可能性が広がります。それによって、組織の母数が増え、多様なバックグラウンドを持つ人が集まることで、さらに強い会社になると考えています。

僕自身もファインズで、できないところから育ててもらったという経験があります。基本的にファームは「できる人を引き上げる」と考える会社が多いです。しかしファインズでは「できない人を採用して成長させる」という文化がありました。私も最初は仕事ができず苦労しましたが、それでも育ててもらいました。

だからこそ、ISSUEでも未経験の人を採用し、スキルを身につけさせる場を提供したいと思っています。もちろん、現時点では経験者を採用する方が合理的だというのもわかりますが、長期的には未経験者を採用して、その人が成長できる会社を目指しています。

── 挑戦を重ね、個々人の成長とともに、さらに強い組織になっていくISSUEの今後が楽しみです!本日は貴重なお話を、ありがとうございました。


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