もともと起業しようと思っていた
学生時代から「教育事業での起業」に興味を持っていました。学生時代の経験がきっかけです。学生時代に小学6年生の女子の家庭教師をしていました。そのお子さんは「お母さんに勉強をやらされている」という感覚が強く、自分がやりたいことや自分の夢に向き合いづらい状況にありました。せっかく勉強する機会があるのに、自分のやりたいことや夢に向かっていないのはもったいないと思い、粘り強く「何がやりたいのか」「どんな夢があるのか」を一緒に深堀りしていったところ「CAになりたい」という思いが出てきたんです。お母さんは別の職業についてほしいという希望を持っていたので、言い出せずにいたのではないかと思います。家庭教師期間が終わってからも彼女とずっと向き合いつづけ、結果として彼女は自分の夢であるCAになれました。この機会を経て、「自分の夢を自分自身で見つけ、それを叶える」コーチングに興味を持ったんです。でもそのようなサービスを提供している事業者は当時見当たらず、「それなら自分で作ろう」と思っていました。
「すらら」参加のきっかけ
学生の頃から、起業に向けて活動していました。新しい時代に起業するなら、何よりもまずシステムを作らなくては始まらない、という動機から学生時代にダブルスクールを経て、まずはSIerのSEとして就職しました。
「すらら」に参加したのは、起業に向けた第一歩としてです。スタートアップメンバーに近い時期の、直営校(塾)の講師としての入社でした。子どもたちに直接触れ合い、学習に寄り添うだけでなく、子どもたちが夢に向かって頑張る姿をサポートできたことは、その後の「すらら」での仕事の原体験になりました。
塾の現場からシステム開発へ
その後、社内の人員を増強する必要が生じたことから、直営校での勤務から離れることになりました。「前職でシステムに携わっていたなら、システム開発に関わらないか」と声をかけられ、システム開発の部署に異動になったのです。学生時代からシステムの勉強をしていたことが「すらら」の開発に役立ち、学生時代から粘り強く取り組んでいてよかったと思いました。
本気で世界平和に貢献する
そうして、勤務しながら経営学大学院を卒業し、今ではシステム開発チームのマネージャーとして、「すらら」プロダクトのシステム部分すべてに携わっています。「すらら」のことは、自分の子どものように思っています。「すらら」が多くの塾や学校で受け入れられ、多くの子どもたちに役立っていることにやりがいを感じています。「すらら」のシステムは私が初めて携わった頃と比べ、劇的に進化しています。その進化の仕掛け役であり続けられることはとても嬉しいです。私は、教育こそが世界の課題を解決すると信じています。さらに言えば、教育こそが、世界平和につながると考えています。「すらら」が多くの子どもたちに受け入れられ、さらに進化していくことで、世界中の子どもたちの夢の実現につながっていくことにワクワクしています。すべては「子どもたちのため」「そして先生のため」、これからもさらに「すらら」を進化させていきます。