こんにちは!株式会社ジコウです。
前回は、個人/会社のビジョンと向き合い、チームの相互理解を深める様子をお伝えしました。
後半の今回は「第5期の事業戦略と目標設定」をテーマにしたワークショップと「事業オペレーション改善」の様子をご紹介します!
▼前半の記事はこちらから!
https://note.com/jicou_works/n/naab03ee0dbf8
目次
- 4. 未来を見据えるワークショップ【目標設定パート】
- 5. オペレーションの徹底的見直し【事業OPsパート】
- 6. まとめ
- 株式会社ジコウでは、未来を創る仲間を募集しています!
4. 未来を見据えるワークショップ【目標設定パート】
これまでの事業仮説や実績を振り返り、会社の未来を定義する「目標」について根本から議論しました 。
▼「ワクワクできる目標」への転換
一般的に会社の目標と聞くと、「いつまでに成約◯名、売上◯円!」のようなノルマのようなイメージが皆さんも強いと思います。
ただ、我々はそれだけだと頑張れません(苦笑)
なぜかというと意義(その目標の先にどんな価値があるのか?)がないからです。
そこでわたしたちは、自分たちがこうなったらいいなと思える(まるで冒険と感じる)目標を立てていました。
【第4期GOAL】
2025/08/31までに、企業からも、求職者からも5年後も感謝されるXX人の入社合意を創出し、業界の「シン・人事部」になる。
今回の議論では、この「シン・人事部になる」といった抽象的なスローガンから脱却し、誰もが『ワクワクできる』具体的な目標をいかに設定するかという点でした 。
そこで、「どんな状態(State)を目指したいか」を言語化する「状態目標」を先に策定する方針を固めたのです。
▼ジコウの新たな姿『採用パートナー』
白熱した議論の結果、私たちの提供価値は、これまでの「シン・人事部」という表現から『採用パートナー』へと再定義されました 。
これは、単なる人材紹介に留まらず、採用要件の言語化から選考設計まで、企業の「意思決定プロセス」そのものを支援する存在を目指すという、私たちの決意の表れです 。
これらの方針のもと、新たな通期GOALも設定されました。
【第5期GOAL】
科学機器業界特化のエージェントとして
2026/08/31までに、
5年後にも感謝されるほど、XX人の求職者の入社意志を創出し、XX社の採用パートナー(=成約実績有)になる。
(目標はぜひカジュアル面談などで共有させてください💡)
「5年後にも感謝されるほど」とは、目の前の転職支援に対して感謝されるのはもちろんのこと、以下2つが実現できていることを表しています。
1⃣ 求職者が次の次のキャリアを選択するときにも、この意志決定で良かったと思ってもらえる状態
2⃣ 企業において、求職者が独り立ちして事業成長に貢献できている
5. オペレーションの徹底的見直し【事業OPsパート】
今回の合宿では、事業戦略や目標設定といった大きなテーマだけでなく、それらを実行・実現するための具体的なオペレーションについても、徹底的に議論を交わしました。
※オペレーション・・・事業を運営していくための具体的な手順や仕組み
▼オペレーション改善の4つの柱
① 「基準」の明確化
これまで個人の裁量に委ねられがちだった候補者様との面談や求人提案のプロセスを全面的に見直し。
各選考フェーズの「定義」と、次のフェーズに進むための「基準」を明確に分離し、例えば「有効接触」とはどんな状態かを具体的に定義しました 。
② データに基づいたファネル改善
「登録から面談に至るまでの歩留まりが低い」といった課題に対し、各プロセスのKPIを精緻に分析しました 。
データに基づいてどこで機会損失が発生しているかを特定し、例えば、面談実施率には現実的な上限値(例: 75%)を設け、後工程の改善に注力するなど、現実的な戦略を立てました 。
※ファネル・・・集客から最終的な成果に至るまでの顧客の行動段階。
※KPI ・・・「重要業績評価指標」。組織の最終目標を達成するための中間的な指標のことで、「歩留まり」などがこれにあたります
③ 「採用パートナー」としての介在価値を高める
「採用パートナー」として価値を発揮するため、営業パイプラインの管理を強化 。
また、社内向けに企業説明会を実施・録画し、キャリアアドバイザーが企業の魅力を深く理解するための「武器」を増やすといった、社内連携を高める取り組みも決定しました 。
④ 持続可能な目標設定
売上を「決定年収 × フィー率 × 成約人数」という式で分解し、どの要素を向上させるべきかを全員で議論しました 。
高年収ポジションへの注力による「単価」向上と、オペレーション改善による「成約人数」の増加を両輪で追う方針を確認しました
※フィー率・・・成功報酬の割合のこと。紹介した人材の年収に対する一定の割合(パーセンテージ)を指すのが一般的です 。
これらの地道なオペレーション改善の一つひとつが、ジコウが目指す未来を実現するための、揺るぎない土台となります。
6. まとめ
今回の合宿は、会社の未来を自分たちの手で創っていくという当事者意識を、メンバー全員が再確認する貴重な機会となりました!
ここで決まった目標設定のあり方、会社の未来像を"絵に描いた餅"で終わらせず、今後の事業活動にしっかりと活かしていきます。
ジコウのMissionである「あらゆるおとながじぶん色の豊かさを探究し続ける社会を創る」の実現に向け、チーム一丸となって走り続けるための、大きな一歩となる2日間でした!
株式会社ジコウでは、未来を創る仲間を募集しています!
この記事を読んで、ジコウのカルチャーや未来に少しでもワクワクしてくれた方、ぜひ一度お話ししませんか?
お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください!