アイデアプラスでは個人で仕事を進めていく場面も、チームで仕事を進めていく場面も両方が見られます。チームで仕事を進めていく場面では、通常は縦割りで決まっているチームで進めますが、新プロジェクトが発足した場合などは横割りでチームが作られる機会もあります。
場面ごとに、様々なチームが発足されるアイデアプラスは、チーム編成が流動的であるように思われることもありますが、一方で創業以来、存続し続けているチームもあります。
そのような創業以来変わらないチームを先導する近藤MGRに『チーム作り』にフォーカスしてインタビューを行いました。
トピック1 :チーム作りで必要なこと
― 先ずは、チーム作りで大切にしていること、これだけは譲れないという思いは何かありますか?
【近藤MGR】気軽に声掛けできる環境づくりです。
会社全体で考えると、アイデアプラスは年功序列がない=フラットな組織なんです。
これは社内の円滑な人間関係を作り上げるのに重要なポイントだと思っています。この状態をチーム内にも作り上げ、『自分にできないことを人に頼る』そして『お返しをする』この循環を絶やさないことを心掛けています。
私はMGRですが、一方的な指示をするのではなくチーム内の輪の中に入り込んで、うまく循環するようにフォローして回しています。
― 業務分担はどのようにしているのでしょうか?
【近藤MGR】先ずは、チーム体系全体を考えて、さらに一人一人の現在の負荷状況を把握して、
仕事量ではなく負担が均等になるように仕事を割り当てています。
さらに、業務の内容でも分けています。経験値のないものは先ずやってもらうことにしています。そうすることでメンバーの得意不得意が見えてきます。メンバーみんなに、全部の業務を一度はやってみてもらうことも心掛けています。
― 実際の業務の進行方法はどのように行っていますか?
【近藤MGR】業務の背景や、方法、気を付けるポイントなどをレクチャーした後は、自身でやってみてもらっています。
― 業務連携はどのようにしているのでしょうか?
【近藤MGR】基本的には週1回のチームミーティングで、報告してもらっていますが、緊急のことは都度相談できるようにしています。わたしを交えずとも、必要なチームメンバー同士でその場で緊急ミーティングを開いている場面もよく見かけます。
ここまでの話をまとめると、
近藤MGRの大切にしているチーム作りで必要なことは、下記3つのようですね。
環境づくり・適切な業務分担と業務進行方法・状況に合わせた報告手段
トピック2 :知識・スキルの共有とコミュニケーション方法
― 近藤MGRのチームは、各個人で自走して業務を進める場面もありますが 、 チームでお互いを高めあっている印象があります。そう言ったスキルの共有はどこでどのように行っているのですか?
【近藤MGR】メンバーの成功体験、例えば、話し方・流れ・価格交渉の方法などは口頭で報告してもらい、週次ミーティングの場で他のメンバーにも口頭で共有するようにしています。その他、マネージャーミーティングで得た他チームの成功体験や・会社の体勢変更なども週次ミーティングで口頭にて行っています。口頭のみですと、情報として流れてしまうこともあるので、オンライン上のツールに蓄積させて、いつでもだれでも確認できるようにしています。
― メンバーも一定数いるとみんなとコミュニケーションをとろうにも時間がかかるのでは?限られた時間の中どのようにやっているのですか?
【近藤MGR】お菓子・ファイブミニを配る。そして一緒に一言の声がけ。
なんとも、シンプルな答えでした。
みんなの時間も邪魔せず、それでいてみんなが嬉しくなる方法。
配るものの内容は各メンバーの状況に合わせて行っているそうなので、きめ細やかなケアが隠されているなと感じました。この辺りの気遣いをぜひとも見習いたいです。
トピック3 :チームメンバーの管理
― 上手くいっているように見える近藤MGRでもチームメンバーを管理するうえで悩んでいることってあるのでしょうか?
【近藤MGR】基本的にうちのチームの子は、大人しいんです。もう少し能動的な動きに対して積極性が欲しいなと感じています。業務に対してとても責任感が強く、慎重かつ真面目な進行をしている。だからか、自分で抱え込んでしまうことが多いなと思う場面が見られます。
どうすればもっと、各メンバーがリーダーシップを発揮させられるのかは常に考えています。
― 近藤MGRのメンバーに対しての指導はどのように行っているのでしょう?
【近藤MGR】私自身の性格上あまり叱れないので、よほどのことがない限り叱責はしません。特に公然の場で叱るというのは場の空気も悪くなるし、本人にとっても辛いことになってしまうのでしないです。
私の態度や周りのやり方を見て学んでほしいと思っています。先ずは一緒にやって基本軸の考え方をお互いに構築。その後は見て学んで、そこから自分なりの結論を導き出せるようにチームを引っ張っています。
近藤MGRは、管理職ながら実業務も相当量こなしているなと思っていましたが、自分のやり方を見て学んでほしいという思いもあってのことだったんですね。実際に近藤MGRのチームの元で働く方々にも話を聞いてみました。
▶▶▶ 現場の声 ▶▶▶
Case1 : 福島さん(入社5年目)
― 近藤チームの元で、自らも外部と連携してチーム体系を作っている福島さんですが、実際の業務はどのように進めてチーム編成しているのでしょう?
【福島】アイデアプラスの業務は、各社員が外部と連携して進めていくということが非常に多いです。そう言った場面では自分がチームリーダー(=ディレクター)になって業務を進行していく必要が出てくるのですが、私は担当案件をさらに業務ごとに細分化(原稿整理、製作、校正など)して、各業務ごと外部担当者を振り分けて進めています。各工程に数名、全行程だと10名程のメンバーでチームを編成していますが、全員での交流というよりは、私が間に入って各メンバーをつないでチームを成り立たせています。
― 何か工夫されている点や、近藤マネージャーから得た学びなど、ありますでしょうか?
一番大変なことは、スケジュール管理、密な連絡、タイムリーな情報共有です。業務の特性上情報が初めにそろうことが少なく、後から追記される情報が多いので、メンバーみんながもれなく最新情報をキャッチできるよう進行することが大変です。自分はオンラインツールを使い分けてそれらに対応しています。
気遣いがすごい近藤NGRのように、チームメンバーがやりやすい環境で業務をできるようにすることを心掛けています。当初は来社して業務を担当していたメンバーもリモートの方が負担が少ないということから、現在はメンバーの大多数がリモートでの業務です。その都度、問題は発生しますがツールを上手く利用して環境整備をすることが自分の役目だと思っています。今後の課題は、ツールの使い分けをもうすこし明確にして整理を行っていきたいです。
Case2 : 松井さん(入社1年目)
― 入社以来、近藤MGRの元で実力を培っている松井さん。近藤Jr.としての異名も獲得しておりますが、前職での個人業務と現在のチーム業務の違いや良さなどありますか?
チームで業務することののいいところは、なんといっても分業できるところです。
単純に量の負担が減るだけでなく、自分の担当する範囲が決まっているので精度が高められます。
そして、自分の実力以上が発揮できる時があります。
自分一人だと張り合いがない、モチベーションが下がるときもあるけど、
先輩に目をかけてもらうと期待に応えなきゃと思う。
ライバルがいると負けたくない後輩にいい姿を見せたいと思う。
このような感情は一人だと生まれない、チームでやっているからこそ高い意識が働き、刺激になって実力以上が発揮できるのだと思います。
― 最後にアイデアプラスで 良かったなと思う点を教えてください。
アイデアプラスで特にいいなと思ったのは、『苦手なところはそのままでいい、得意なところを伸ばせ』と言ってくれるところです。得意を伸ばそうという考え方は楽しい、さらに自分のキャリアに磨きをかけられる。自分の自信にもつながると思います。
この言葉は面接のときに言われた言葉なのですが、実際入社した後ストレングスファインダーテストを受けました。その結果からも、各社員の強みを見える化して、どうゆう強みがあるから、どう生かしていこうみたいな仕組みがあるのだと知りました。会社に対して有言実行の印象もあり、面接のときの納得感のまま仕事ができています。
近藤MGRから求職者へのメッセージ
私のチームではメンバーの自主性・向上心を育てつつもチームとしての生産性が上がるように、確立した上下関係を築くことはせず、誰でもリーダーシップが取れる環境にしています。
がちがちの階層型組織が合わないと感じている方・個人業務で張り合いを感じられない方、一緒に働いてみませんか。福島や松井のように、チームのメンバーとしてお互いに切磋琢磨しつつも、自分なりの働き方が見つけられます。先ずはお話だけでも聞きに来てください。