「自分は、将来何をしたいんだろう?」
多くの同世代と同じように、僕もまた、自分のキャリアについて漠然とした不安を抱える一人の学生でした。周囲がインターンや就職活動を始める中、確固たる目標を見つけられずにいたのです。
まさかその数年後、自分がAIスタートアップのCOOとして、初年度売上10億という壮大な目標に挑むことになるなんて、当時は想像もしていませんでした。
こんにちは。株式会社VEXUMでCOOを務めている、青木こるです。現在21歳、現役の学生でもあります。
これは、特別なスキルも経験もなかった僕が、どうやって経営の最前線に立つことになったのか。そして、僕らが仲間と共にどんな未来を創ろうとしているのか、その全てを正直にお話しするストーリーです。
■ 始まりは「戦闘力」への渇望。いつの間にか辿り着いた経営の舞台
率直に言うと、僕は最初から会社経営に携わろうと考えていたわけではありません。
大学生活を送りながら、ごく普通に就職活動もしていました。「自分は何がしたいんやろ」を自問自答する日々。そんなタイミングで、今の代表と出会いました。
彼の語るビジョン、事業の可能性に強く惹かれ、気づけば僕は目の前の課題にがむしゃらに向き合っていました。当時の僕にあったのは、ただ一つ。「とにかく自分の戦闘力をつけたい」という渇望だけです。
次々と現れる壁を一つひとつクリアしていく。そのプロセスに夢中になっているうちに、いつの間にか個人としてだけでなく、会社全体の経営について考えなければならない状況になっていました。それが、僕がCOOになった経緯です。
僕たちの会社VEXUMは、AI事業を主軸としています。前身の会社では、AIに関する研修やリスキリングといったサービスを提供していました。しかし、そこには常に一つの懸念がありました。
「僕らのサービスは、クライアントが現場で本気でAIを使いこなす"文化"を醸成するまで、本当に伴走できているだろうか?」
この問いに、自信を持って「YES」と言えなかった。そのもどかしさを完全に払拭し、真の価値提供を追求するために生まれたのが、今の『ARIS』というサービスです。
専門のAI人材がクライアント先に常駐し、AIが当たり前に活用される文化そのものを創り上げていく。業界を横断してこの価値を提供できている会社は、他にありません。この唯一無二のサービスこそが、僕たちが今、急成長できている最大の要因だと確信しています。
■ 21歳COOの基準。「無理かどうか」ではなく「どう乗り越えるか」
「COOとして、普段どんな判断や役割を?」とよく聞かれますが、正直に言えば、まだまだ発展途上のスタートアップ。ひたすら現場を回すのに必死な毎日です。
社会人経験もVEXUMが初めて。分からないことだらけですが、壁にぶつかるたびに社内外の多くの人に助けられながら、何とか楽しくやっています。
そんな僕が、働く上でたった一つだけ、常に意識している基準があります。
それは、「『無理かどうか』ではなく『どう乗り越えるか』を考える」こと。
課題は、それを越えられる実力が自分に備わったタイミングで現れると信じています。だから、できない理由を探すより先に、できる段取りを考える。まずは行動してみる。それが僕の、そしてVEXUMのカルチャーです。
もちろん、日々は選択の連続です。特に経営という立場では、自分の判断が会社の未来を大きく左右する。その「難しさ」は常に感じています。
一方で、それを遥かに上回る「面白さ」があるのも事実です。クライアントである様々な企業の経営者の方々から直接いただける知見。それをスポンジのように吸収し、自分の血肉に変えていける。こんなに刺激的な環境は、他にはありません。
今はまだ、当たって砕けろ、かもしれません。でも、選んだ選択肢を"正解にする"ことの方がずっと大事。そう信じて、僕たちはひたすら前に進み続けています。
■ 会社は、個人の成長を最大化させるための「プラットフォーム」
物事を判断するとき、僕は3つの軸を大切にしています。
- ワクワクするか?
- 難しそうか?
- 成長できそうか?
すごく主観的で、浅いと思われるかもしれません。でも、この3つが揃ったとき、人は最も高いパフォーマンスを発揮できると信じています。そして、この考え方はチーム作りにも色濃く反映されています。
今のVEXUMは、学生が主体となって会社を動かせる環境です。だからこそ、メンバー一人ひとりに対して、「この会社という箱(プラットフォーム)を使って、君はどんな成長をしていきたいのか」を一緒に、そして明確に定めることを何よりも重視しています。
会社として「初年度10億」という大きな旗は掲げます。でも、その山にどう登っていくかは、それぞれのデザインに任せる。僕の役割は、メンバーが主体的に、そして最高のパフォーマンスで挑戦できる環境をデザインすることだけです。
■ 次の歴史を創るのは、この記事を読んでいる「君」だ
僕たちがこれから創っていきたいのは、**「年齢や経歴に関係なく、成果を出した者が次の打席に立ち、正当に評価される組織」**です。
常に創造とチャレンジが絶えないクリエイティブな場所であり続けたい。AIを使いこなす会社だからこそ、僕ら自身が誰よりも変化を楽しめる集団でありたいと思っています。
個人のビジョンを語るなら、今はただ一つ。目の前にある「初年度10億」という目標を、本気で達成することしか考えていません。その先にはM&Aや資金調達など、さらに高い壁が待っているでしょう。でも、それはその都度、周りの経験豊富な仲間たちを頼りながら、自分にしか出せない色で乗り越えていくだけです。
もし、あなたが、
- ありきたりな学生生活では物足りないと感じている。
- 自分の限界がどこにあるのか、試してみたい。
- 歴史に残るような急成長フェーズの熱狂を、当事者として味わいたい。
そう思うなら、僕たちは最高の環境を用意できると約束します。
次のVEXUMの歴史を創るのは、この記事を読んで、少しでも心が動いた「君」かもしれません。
少しでも興味を持ってくれたなら、まずは一度、オンラインでカジュアルにお話ししませんか? あなたからの「話を聞きに行きたい」をお待ちしています。