本質を追求!データアナリストってどんな仕事?【第1弾】 | 株式会社atarayo
今回のテーマは「データアナリストとはどんなお仕事なのか」です!データの活用が進むにつれて需要が高まっている職種のひとつですが、実際にどんなことをしているのか知らない方も少なくないのではないでしょ...
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こんにちは、atarayo採用担当です!
今回のテーマは、「データアナリストのお仕事とは?」の第2弾です!前回に引き続き、データアナリストの仕事についてもっと知りたいという方のために、データアナリストFさんにインタビューした内容をお届けします。ぜひ最後までご覧ください!
第1弾はこちら▼
データ分析は、顧客ニーズを理解、競合他社との差別化を明確にして、より効果的なマーケティング戦略を立案するために活用されます。業務としては、マーケティングに必要なデータの収集や分析、ダッシュボードの構築をして、そのデータに基づいた意思決定を行うことをメインとしています。
具体的には、WEBサイトの改善を進める場合であれば、Google Analyticsを使用して、流入経路やページごとの目的(CV)の達成状況であったり、ユーザーがどこで離脱しているのかといったようなデータを計測します。そして、そのデータをBigQuery上で加工し、LookerStudio上でダッシュボードを構築、可視化・分析しています。
他にも、広告運用施策では、クリエイティブの訴求ごとやキーワードごとに効果を検証して、最適なクリエイティブを提案したり、SEO関連施策では、キーワードがどれだけ検索されているのか、競合はどんな状況なのかを調査・分析して、コンテンツ作りの戦略を提案したりなど、手広く業務に取り組んでいます。使用するツールやデータは基本的には同じですが、クライアントによってさまざまなので、キャチアップは欠かさないようにしています。
データから筋が良い施策提案に繋げるために工夫していることは、2つあります。
1つ目は、「どれだけ細かく見るか、見ようとするか」を意識することです。例えばSEO分析であれば、キーワードひとつひとつ、あるいは検索語句の表記揺れ、さらにはカテゴリ単位で細かくデータを分解することで、データ間の齟齬を減らして、施策と実際の効果にズレが出ないようにしています。
2つ目は、「どれだけ大通りだけを見ていけるか」という視点です。全体の中で影響や効果が大きい部分を見つけ出すことで、施策の優先順位を明確にして、本質的な課題解決に繋げるようにしています。この大通りは、クライアントのデータに詳しくないと意外と見つけ出せないことが多いので、できるだけ細かく手を動かして見つけること、そして大通りを外れていないかの確認を逐一するようにしています。一見相反する2つですが、両方を忘れないようにデータを見ていくことを心がけています。
データアナリストの仕事をしていく中で、以下のような力が身に付いたと感じています。
やりがいを感じる瞬間は、分析を通じて見つけた『良い施策の方向性』を伝え、納得してもらえた瞬間です。特に、「データに詳しくない」「データを見るのが苦手」という方に対して、数字という異なる言語が伝わるように翻訳をしたり、情報を極限まで絞ったりなどの工夫をして、相手に納得感が得られた時にはとてもやりがいを感じます。
また、自分の立てた仮説通りの結果が得られた時にもやりがいを感じます。これまでの経験や知識、集めた情報をもとに、「こうなるはずだ」と予測を立てたものがデータによって裏付けられた時に、自分の分析がビジネスの成果に結びついたと実感でき、大きな達成感となっています。
面白いと感じる瞬間としては、本筋から一歩踏み込んだ探求をしている時です。例えば、同じ指標でも集計方法が違うとわずかな数字の差が出ることがあります。なぜその差が生まれるのか、最適な計算方法はどれか、といった疑問を掘り下げて解決するプロセスが、大変ながらも楽しい時間です。
どんな仕事においても、常に「楽しさ」が備わっているわけではないです。しかし、そこから「どうすればこの仕事を面白くできるだろうか」と自ら積極的に面白さを見つけ出すことで、日々の業務やその中で直面する困難を乗り越える原動力となっています。
データアナリストの業務を行う上では、以下のことも大事にしています。
さまざまな業種のクライアントと関わることができるため、チャレンジできることや考えることが多く、常に刺激があるところが魅力です。扱う業種は幅広いですが、「マーケティングの施策に活かす」という共通の軸があるので、一貫性を持って業務に取り組むことができます。
atarayoメンバーが、真面目で丁寧という点も魅力だと思います。リモートワークなのでテキストでのやり取りが中心ですが、お互いに相談しやすい雰囲気を大切にしています。また、このメンバーの人柄が、どの案件においてもクライアントとの良好な関係に繋がっています。信頼関係を築けているため、途中から新たに参加してもスムーズに溶け込んでいけますし、挑戦したいことを提案しやすかったり、聞きたいことをどんどん質問できたりと働きやすい環境になっていると思います。
データ分析だけでなく、マーケティング全体を通して幅広く楽しむことができる方は、atarayoで大きなやりがいを見つけることができると思います。
新しい会社なので、整っていない状況と向き合うこともまだまだ多いですが、その状況を楽しみながら解決策を探せる方は、ぜひ一緒に働きましょう。
お話しできる日を楽しみにしています!