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変化をチャンスに!代表が伝えたい「会社が進むべき方向性」と「みんなへのメッセージ」

4月末でハーブ健康本舗(以下「ハーブ」)の上半期が終わりまして、5月から下半期が始まりました。新しい目標に向けて、気持ちも新たに業務に取り組んでいます。

通例では期が始まったタイミングで全社員が一堂に会し、前期の結果と見つかった課題を振り返り、それを踏まえて今後どのように会社が進んでいくかについて、代表・永松に話をしてもらう場があるのですが、今回はコロナ禍であることを踏まえ、zoomを使ったWEB会議形態で実施しました。

リモートワークや時差出勤を取り入れる、ペーパーレスが推進されるなど、ここ数ヶ月でハーブの働き方は目に見えて変化をしました。そんな中、ハーブは今後の世界をどのように進んでいくのか、どんな価値観をもって仕事をするのか…。代表・永松の想いを、全体発表での永松の話を一部抜粋してご紹介させていただきます。

通期売上100億円を達成するために、ハーブが進むべき方向性

(以下、永松より)

2020年度の売上100億円達成に向けて、上期(2019年11月~2020年4月)の取り組みを進めてきましたが、皆さんの頑張りがあって、目標に対して驚異的に伸長をしていますね。充分に100億円を目指せると判断していますので、下期は引き続き、通期売上100億円を高効率で達成することを目指したいと思っています。

上期の結果を踏まえて、下期(2020年5月~2020年10月)、会社としてどういう風に取り組んでいくかについてですが、まずは「会社の企業理念を体現して、お客様支持No.1のグローバル企業を目指す」、これが目指す方向性です。 本質的には今まで言い続けたことと変わらないのですが、より伝わり易い表現にしようとして、今年から企業理念を「すごいの出そう」に変更しました。これを体現するにはどうしたら良いかということで、重視すべきことを3つ考えました。

1.スピード

うちの会社は80人くらいの規模になっていますが、うちよりも大きな規模の会社は世の中にもっとあります。そういった会社は資金力があり、採用や組織の仕組みも出来上がっています。そういう企業と渡り合っていく中で重視しないといけないのは、「スピード」です。従業員1000人規模の企業は大抵意思決定が遅いですね。何かやるにしてもハンコが5~10個もらわないと進まない、結局途中でダメだとか言い出して振り出しに戻るようなことは無しにしたいですね。とにかく圧倒的なスピードで決断・行動、PDCAを回す。やってみないと分からないですよね。リスクとリターンを考え、即決し初動を早くする、そして結果検証して改善する。このサイクルを早くする事が重要だと思います。

スピードが重要なんですが、加えてスピード、品質、コストを三位一体でどうコントロールしていくかということも考えなければなりません。牛丼屋の吉野家さんが「うまい、やすい、はやい」をコンセプトにしていますが、まさに「うまい」が品質、「やすい」がコスト、「はやい」がスピードになっています。どの部署でも、品質やコストを管理する項目があると思いますので、ここをしっかり守っていくことが大事です。

2.環境変化への対応

環境変化が早い市場ですので、中長期視点を持ち、今後3~10年の環境変化を読むことが大事です。目の前の事だけを考えていてもうまくいかない、3年後、5年後、10年後の変化を敏感に感じながら、今どうするかを考えていく、という事です。視野を先に見ましょう。

そして全体最適の視点をもつ。自分の担当範囲だけではなく、他部門・他部署も含めた会社全体の最適化を視野に入れて、物事を捉え、発言、行動する。1つの部署だけ最適化されていても、部分最適の集合体のような組織はうまく機能しません。例えるなら、皆が乗っているハーブというひとつの“船”全体としての機能が最適化されていないと、船はまっすぐ進まず、下手したら沈んでしまいますよね。そうならないように、先手を打って行動する事を心がけましょう。

3.社員の成長

会社が成長していくには社員が成長していくことが非常に大事です。会社が急成長すると社員が成長に追いつけなくなるという事はよくあるので、社員の成長を支援できる取り組みとして、経営者マインドセットとスキル習得のための勉強会資料を作成しています。経営者マインドセットとは何かというと、要は全員が経営者の視点をもって仕事をしましょう、そうすることで会社もうまく回るし、皆さんも成長できるよ、という事なんですね。またスキルも、基礎スキルや専門的なスキル、マネージメントスキルなど色々ありますが、段階的に勉強して身につける事が出来るような仕組みを考えています。メンバー、マネージャー、経営層、事業リーダー、それぞれに必要なスキルの習得をサポートしていきたいと考えています。

あとは、働きがいのある職場環境づくりや社内制度の整備にも取り組みます。まだまだ十分に整備されているとは言い難い部分もあって、僕の中では理想の状態と比べると40~50点だな、と思っていますので、環境整備をしっかりと進めていきます。

コロナウイルスの影響が世界的に出ているいま、永松がみんなに伝えたいこと

上期の途中から新型コロナウイルスが流行りまして、今もなお予断を許さない状況が続いています。こんなウイルスが世界に蔓延するなんて、誰も思っていなかった事態ですよね。100年に一度の規模の大きな出来事だったと思います。健康面で大きな被害を受けた方や、売上減や倒産してしまった会社のニュースを耳にする度、心がとても苦しくなります。

このような状況だからこそ、私たちが出来る事として、拡大を防ぐためのリモートワークの推進を図りつつ、しっかりと経済を回していくのを使命として、この数ヶ月取り組んできました。皆さんの努力・協力があって、この使命を果たせていると感じています、本当にありがとうございます。

ハーブとしては、いよいよ100億円を目指す段階にきましたが、この100億円という規模は、会社の一つのハードルです。日本の企業で100億円超えた企業は、寿命が長いと言われていますね。それだけ、いまハーブが目指しているところは、会社のひとつの節目になるものです。下期は、販売戦略面と組織戦略面の2方向からさらにバージョンアップし、100億円をみんなで達成できればと思います。2~3年後は、このペースでいけば150億円くらいの規模も視野に入ってきました。ここについては下期が終わり次第、また目標を明確にして取り組んでいきたいと思います。

先が見えない中、現在の自粛期間が長引くことで、ひどい不況を引き起こすリスクがあります。12~13年前のリーマンショックで銀行が潰れ、倒産する企業が相次ぎましたが、同じようにコロナの影響で負の連鎖が続く事が予想されます。国がそれを阻止しようと様々な策を講じていますが、まずは、現状こういったリスクがある事自体を受け入れなければなりません。また、最近「働き方改革」などと言われていますが、日本の行く末をよく分かっていないといけないと思います。

こういった変化が激しい社会情勢において、ぜひ皆さんには、中長期的な視点をもって、いま何をしないといけないかを考えてほしいです。こういった変化があるから、会社として、スキルアップしたり、出来る事を増やしたりする取り組みを推進しているんです。それが生活を安定させる事に繋がりますし、社員にとってもいいんじゃないのかって事ですね。

やりたい事・やるべき事・出来る事の3つがありますが、出来る事を増やしていくと、やりたい事が見えてくると思うんです。選択肢が増えますから。もしやりたい事があって、それが出来ない事なのであれば、それが不足しているやるべき事だと認識して、勉強することが大切です。私も今年で53歳になりますが、日々勉強、日々成長です。マネジメントについて今までも勉強していたつもりでしたが、今回体系的に可視化して勉強していくと、不足していた部分が分かってきて、自分でも頭がスッキリしてきたんですね。皆さんもぜひ、精力的に勉強してみてください。

大きい変化があるときは逆にチャンスです。変化がある時は人のニーズも変更になるものなので、変化をチャンスとして捉えて取り組む事が出来れば、おのずと道は開けます。ハーブの希望に満ちた未来を、皆さんと一緒に作っていきたいと思います。頑張りましょう!

※宜しければ、会社の想い・メッセージをまとめているコチラもご覧ください。

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