「撮影ティブは社員とのコミュニケーションを何よりも大切にしてくれます。」
企業のコミュニケーション戦略から撮影・コンテンツ制作までを一貫して手掛ける、株式会社撮影ティブ。
コンテンツ制作を担う、遠藤のキャリアの原点は、サービス業の最前線で培われた、相手を深く思いやる「おもてなしの心」にあった。
未経験で飛び込んだクリエイティブの世界。手探りの日々の中で、彼女はどのようにして自らの価値を見つけ出したのか。そして、代表の堤や坂井という仲間と、彼女はどのような未来を描くのか。その軌跡から、撮影ティブという会社の持つ、温かなカルチャーの核心に迫る。
遠藤 美帆 / プロジェクトマネージャー
大学卒業後、脱毛サロンに就職。リーダーとして新人指導や店舗管理を経験する。その後、通信インフラ企業で5年間、事務職として従事。キャリアに悩んでいたタイミングで、高校の同級生であった坂井に誘われ、株式会社撮影ティブにジョイン。現在はプロジェクトマネージャーとして、コンテンツ制作を中心に幅広い業務を担当している。
人との繋がりが、いつも道を拓いてくれた。サービス業の現場で学んだ「人のために」という原点
ーーまず、遠藤さんのキャリアの原点についてお聞かせください。新卒では、サービス業の道を選ばれていますね。
もともと人と接することが好きで、高校・大学時代はずっと飲食店でアルバイトをしていました。実は、今の同僚である坂井とは高校の同級生で、そのバイトも一緒にやっていたんです(笑)。店長や先輩にも恵まれ、忙しいながらもチームで協力してお客様に喜んでいただくことに、大きなやりがいを感じていました。将来は、漠然と人と接する仕事に就くのだろうな、と考えていましたね。
大学では経営やサービス業について学べる学部に進学し、就職活動では美容業界に興味を持ちました。自分自身も通っていた脱毛サロンが、当時はまさにこれから伸びていく市場だと感じたことと、お客様の悩みに直接寄り添える仕事に魅力を感じたのが理由です。
ーーそこでは、どのような経験をされましたか?
お客様へのカウンセリングから施術、追加契約のご提案まで、一貫して担当していました。大切にしていたのは、会社の売上のためだけでなく、本当にお客様のためになる提案をすることです。自分自身が客として通っていたからこそ、お客様が何を不安に思い、何を求めているかがよく分かりました。
リーダーになってからは、新人指導も担当しました。自分がそうしてもらったように、相手の立場に立って、どうすればその子が成長できるかを考える。そうした経験を通じて、「人のために何かをしたい」という想いが、自分の仕事の軸になっていきました。
ーー充実したキャリアを歩まれていた中で、なぜ全くの異業種である事務職に転職されたのでしょうか?
サービス業の仕事は好きでしたが、自分のキャリアを長期的に考えた時、手に職をつけたいという想いが強くなりました。リーダーとして店舗管理に携わる中で、ExcelなどのPCスキルが自分に足りていないことを痛感したんです。そこで、まずはバックオフィスからスキルアップしようと考え、通信インフラの会社に転職しました。
そこでは、見積もりや請求書の作成、図面の確認など、5年間、本当に幅広い事務経験を積ませてもらいました。サービス業時代に培った「相手が何を求めているか、先回りして考える」という姿勢は、ここでもすごく活きましたね。依頼された業務の意図を汲み取り、先回りして準備しておく。そうした細やかな気配りが、結果的にチーム全体の業務を円滑にすることに繋がると学びました。
「とりあえず、やってみよう」。未経験の世界へ、一歩踏み出す勇気
ーー事務職として安定したキャリアを築かれていた中で、なぜ再び転職を考えられたのですか?
コロナ禍で事業が縮小し、自分の将来に漠然とした不安を感じたのがきっかけです。今の事務スキル以外にも幅広いスキルを身につけたい。でも、未経験から挑戦できることなんてあるのだろうか、と悩んでいました。
そんな時、坂井に再会したんです。転職を考えていると話したら、「うちの会社に遊びに来てよ」と誘ってくれて。それが、撮影ティブとの出会いでした。
ーー最初は、遊びに行くような感覚だったのですね。
はい。まさか自分がクリエイティブの仕事をするなんて、全く考えていませんでした(笑)。でも、オフィスで堤さんと坂井から事業内容を聞き、彼らが手掛けた映像を見せてもらった時、純粋に「すごい!」と感動したんです。自分が前職で関わっていたクライアントの案件もあって、驚きました。
未経験の自分にできるだろうか、という不安はもちろんありました。でも、それ以上に「やってみたい」という気持ちが勝ったんです。向いているかどうかは分からないけど、まずは挑戦してみよう、と思い入社の相談をしました。
ーー最終的な入社の決め手は、何だったのでしょうか?
間違いなく、「人」の魅力です。堤さんも坂井も、とにかく「人一倍、熱い」んです。クライアントの課題に対して、ここまで深く、実直に向き合う人たちがいるんだ、と衝撃を受けました。二人を見ていると、会社の利益のためだけでなく、本気でクライアントの成功を願っていることが伝わってくるんです。
そして、その熱量は、社員である私にも向けられています。入社当初から、堤さんは私のキャリアや人生について、まるで自分のことのように親身に相談に乗ってくれました。この人たちとなら、たとえ未経験でも、きっと成長できる。そう確信できたのが、一番の決め手でした。
熱量の中心で、学ぶ。議論を恐れないチームが、最高の成長環境だった
ーー未経験で飛び込んだクリエイティブの世界はいかがでしたか?
最初は、正直に言うと戸惑いの連続でした。特に衝撃的だったのは、堤さんと坂井が、一つのクライアント様の案件に対して議論を日常的に行っていることでした。入社当時はその熱量に圧倒されて、「これは大丈夫な状況なのかな?」と、ひやひやしながら見ていたんです(笑)。
でも、その議論はクライアントにとっての最適解を見つけるために、お互いの考えを一切の妥協なくぶつけ合っているだけなんだ、とすぐにわかりました。年齢や役職に関係なく、良いものを作るためにフラットに議論する。そのプロフェッショナルな姿勢を間近で見られたことは、大きな学びになりました。
ーー現在の具体的な業務内容について教えていただけますか?
現在はプロジェクトマネージャーとして、主にクライアント様のコンテンツ制作全般を担当しています。具体的には、メルマガやLPの作成、SNSの運用、撮影現場での写真の色調整やレタッチ、動画のテロップ編集など、業務は多岐にわたります。
前職の事務スキルとは全く異なる、クリエイティブな専門スキルに日々挑戦しているところです。
ーーその熱量の高い環境で、どのようにスキルを習得されたのですか?
とにかく、周りに聞き続けました。撮影ティブは少数精鋭で、代表との距離も非常に近い。だから、分からないことがあれば、すぐに堤さんや坂井に直接相談できるんです。どうすれば効率的に覚えられるか、どんなスキルを身につければ将来に活かせるか。そうした質問にも、彼らはいつも真摯に答えてくれます。
堤さんも坂井も本当に忙しいはずなのに、ランチに連れ出してくれたり、面談の時間を取ってくれたりと、社員とのコミュニケーションを何よりも大切にしてくれる。この「いつでも聞ける」という心理的安全性と、ベンチャーならではの「やりながら覚える」という実践的な環境が、未経験の私を大きく成長させてくれました。今では、Adobeのソフトなども一通り使えるようになり、少しずつですが、自分のできることの幅が広がっていくことに、大きなやりがいを感じています。
迷えるからこそ、成長できる。仲間と共に、自分の「道」を見つける
ーー今後の目標についてお聞かせください。
今はまだ、堤さんや坂井が求めるクオリティに完璧に応えられているわけではありません。まずは、チェックを何度も依頼しなくても、安心して任せてもらえるレベルになることが目先の目標です。
その上で、将来的には、今のコンテンツ制作という「サポート側」のプロフェッショナルを目指すのか、それともディレクターとして「クライアントと直接向き合う側」を目指すのか、自分の道を見つけていきたいと考えています。撮影ティブは、事業領域が広い分、様々なキャリアの可能性に挑戦できる。だからこそ、今は少し迷っていますが、その「迷える」こと自体が、この会社の魅力だとも感じています。
ーー最後に、この記事を読んでいる候補者の方へメッセージをお願いします。
撮影ティブは、変化を楽しみ、躊躇する前にまず一歩踏み出せるような、バイタリティのある方。そして何より、クライアントや仲間のために、という「思いやり」を持てる方。そんな方と一緒に働けたら、これほど嬉しいことはありません。
スキルや経験に自信がなくても、大丈夫です。あなたの「挑戦したい」という熱い想いを、私たちは全力でサポートします。一緒に、まだ見ぬ自分の可能性を見つけに行きませんか。