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専門性を磨くSNSマーケのプロ集団、女性管理職が取り組む好きの連鎖を生み出す組織づくり

サイバー・バズでは「生活者の好きを創る」をミッションに掲げ、事業を展開しています。

そのミッションに共感し、たくさんの“好き”を創っていきたいと語るのが宮田 桂さん。

SMM(ソーシャルメディアマーケティング)事業部 アカウントプランニング本部の責任者を務め、直接クライアントに対して最適なプランニングやプロモーションの提案を手がけています。

チームを率いていく上で大切にしていることは何か。

女性管理職としてキャリアを形成する上で心がけていることは?

宮田さんに話を伺いました。

略歴
宮田 桂(ミヤタ カツラ)
SMM事業部アカウントプランニング本部 本部長

2017年に新卒でサイバー・バズへ入社。
アカウントプランニング本部に配属され、2022年8月付で本部長に昇格。

業種ごとに専門性を磨き、勝ちパターンを見出す

──まずは現在の担当業務と組織のミッションについて教えてください。

私はソーシャルメディアマーケティング事業部の中でも、直接クライアントにSNSマーケティングを提案するアカウントプランニング本部で、組織を統括する本部長を務めています。

クライアントはtoCのメーカーが多く、業種を①コスメ②消費財③食品の3つに分け、それぞれチームを編成しています。

企業が抱える課題のヒアリングやニーズの引き出しから、SNSにおけるコミュニケーション戦略の立案、具体的な施策やプロモーションの提案まで、一気通貫でクライアントの課題解決につながるソリューションを提供しています。

組織のミッションで掲げているのは、「業種ごとに専門性を磨き、勝ちパターンを見出す」ことです。

新たなロジックを立て、既存のアプローチとは異なる提案が重要に

──直近のSNSマーケティングの事業成長や市況感の変化などはどのように捉えていますか。

私が入社した5年前のSNSマーケティングの潮流とは明らかに変わってきていると感じています。

ライフスタイルの多様化が進んだことによって、スマホとの接し方や生活者志向やインサイトの変化はもとより、SNSに対するクライアントのリテラシーが向上していて、提案する立場の私たちがトレンドや生活者理解に加えクライアントの持つ知識を超える専門性や提案力が求められていると思っています。

モノも情報もプラットフォームも、人によって扱い方や感じ方が異なっており、かつて存在していた「憧れるアイコン」も、より細分化され多様化している状況では、より生活者目線に立って考える姿勢が肝になっています。

さらにコロナ禍では“自分らしさ”が重要視されるようになり、生き方やモノを選ぶ基準、消費マインド、SNSの使い方なども多様性に満ちている。

こうしたなかで、競合と差別化するためには「同じ手法の焼き増しではなく、世の中の時流からロジックを立て、新しいコミュニケーションを確立する」ことが重要になるでしょう。

SNSマーケティングが主流となり、プラットフォームごとに一定の手法は決まっていますが、既存のアプローチとは別の角度から、SNSマーケティングに取り組んで検証することを意識していますね。

例えば、Twitterの発話量(UGC)と売上の相関関係や、推し活などのトレンドから、どのようにその熱量をSNSマーケティングに生かせるかなど、さまざまな定量データを参考にサイバー・バズならではの提案ができるように努めています。

生活者目線に立ち、クライアント以上にブランドを好きになる

──業種が扱う商材が多岐にわたるなか、クライアントに信頼されるためにどのようなコミュニケーションを心がけていますか。

SNSマーケティングには正解がないので、「クライアントと一緒に検証しながら、正解を探しにいくというスタンスで進める」という合意を先方と握れるかが鍵になります。

ブランド・商品の売上を上げるために、お互いが膝と膝を突き合わせながら議論し、最適解を見つけていく姿勢が、クライアントとコミュニケーションをする上で必要な要素のひとつだと言えるでしょう。

また、クライアント以上にブランドが好きになれば、それだけ提案の深度やアイデアの幅が増して、信頼を寄せてもらいやすくなるように感じています。

──SNSマーケティングの課題感についてはどうお考えですか?

今の時代は動画で情報収集するのが当たり前になり、特にInstagramのリールやTikTok等のショート動画では最初の2秒までにどれだけ引きを作れるかが重要になっています。

タイパ(タイムパフォーマンス)重視の若年層は、興味がない動画は全く見ずにスキップするので、短時間で心を掴むクリエイティブを生み出すのは容易いことではありません。

消費者思考が多様化し、「これさえやっておけば勝てる」といったセオリーもないなか、クライアントの扱うブランドにマッチしたユースケースをいかに見つけられるかも大事になってきます。

プラットフォーム側のアップデートのスピードが早く、変化についていくだけでも大変なわけですが、最新のトレンドをキャッチアップし、柔軟かつスピーディーに対応する力や一歩先を予測する先読み力は、まだまだ足りていない。

そう考えているので、今後ブラッシュアップしていけるように尽力する予定です。

女性管理職としてのロールモデルを確立したい

──女性管理職としての働きがいについて教えてください。

私がサイバー・バズに入社したのは、努力を重ねていくことで女性のキャリア形成ができるイメージが湧いたからなんです。

こうしたなかで、30歳になるまでに実績を積んでおけば、この先結婚してライフステージが変わっても、働き続けることができると思っていました。

そのため、今与えられている責務を全うし、サイバー・バズで働く女性のロールモデルを作れたらいいなと思っています。

──組織マネジメントで意識していることはありますか。

「一人ひとりのメンバーと向き合い、対話を重ねていく」ことです。

現時点で20人くらいのメンバーがいますが、1on1では業務のことはもちろん、雑談も積極的にするようにしていて、その人が将来どうなりたいか、どんなマインドで仕事に臨み、プライベートではどんな一面を持っているかなど、業務外のコミュニケーションを通して関係性を深めることに取り組んでいます。

こうすることで、チームとしてのお互いの信頼度が高まり、円滑な人間関係を醸成することができます。

”好き”の連鎖を生み出していける組織を目指す

──最後に2023年の目標やテーマ、今後の展望について教えてください。

先述した各業種で専門性を高めていくこと、売上にコミットし、成功事例を多く創出してことを目指したいですね。

サイバー・バズが得意なコスメ以外にも、屋台骨をたくさん作っていきたい。

ゆくゆくは「サイバー・バズってコスメに強い会社だよね」ではなく、「サイバー・バズってSNSマーケティングが強い会社だよね」と言われるようになれたらと。

そして、2023年のテーマは「好き」を創ること。

これは新卒の頃から大事にしている言葉で、仕事で関わる生活者やクライアント、組織のメンバーそれぞれの好きを創れたらいいなと考えています。

クライアントが持つ良い商品をSNSで訴求し、生活者へ届けることで、お互いの好きが生まれ、さらにはプランニングに関わったアカウントプランナーも成長や達成感を味わうことができれば、仕事が好きになる。

このような”好き”の連鎖を生み出していけるように私自身も頑張っていこうと思います。

<テキスト/古田島大介>

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