【採用は恋愛と同じ!?】『これだけは伝えたい』例え違う道を選んでもあなたに伝えたいことがある。
こんにちは!株式会社ジークの志岐です。
今回は新卒採用にかける想いについてお話します。
早速余談ですが、「採用(就活)は恋愛と同じ」ってよく聞きませんか?
私が就活していたときも(約5年前)「志望動機は好きになった理由!誰にでも当てはまること言われても響かんぞ!」やら「告白されても未来が見えなければ成就しない。未来が見えるようにアピールせよ!」などとどこかのネット記事が言っていました。
社会人になり採用に携わるようになりましたが、企業側も採用を恋愛に例えている人がいることを知りました。特に今は売り手市場なので、より難易度の高い恋愛市場、いえ就活市場になっています。
話を戻して、私たちは24卒から本格的に新卒採用をスタートさせました。
会社とマッチしそうな学生像を定め、合同説明会に参加。その結果2名の内定承諾を得ることができました✨
入社を決意した学生の親御さんが安心してジークへ送り出せるよう、各学生の地元を訪問しました。私たちがどういう会社で、なぜその子を採用したのか、その子のこういう夢を、私たちによってこう叶えていきたい、などの話をしました。
2名のうちひとり(Aくん)は愛知県の三河方面だったので、大阪から3時間以上かけて会いにいきました。(日本全国どこでも行きます)
このAくんの親御さんには「ビシバシしごいてもらって構わない、よろしくお願いいたします。」と言われ、私たちも身が引き締まる思いでした。
そんなふたりの親御さんへ挨拶を済ませ、入社を心待ちにしていた2023年秋―。
社会人としての心構えやインターンについての面談を設けようとするも、何らかの理由でふたりに面談を先延ばしされる日々。ついに連絡もかわされ、面談を実施できずにふたりとも辞退となりました…。
辞退ももちろん悲しかったのですが、一番残念に感じたのが、向き合うことを避けられたこと。
社会人となれば、学生とはまた違った辛いこと・言いにくいことが待ち受けています。それらを避けて筋を通さず過ごしては成功はありません。向き合わないといけない時は向き合わなければなりません。
親御さんの訪問時に、実はお子さん宛に手紙を書いていただいていました。それを入社式に読む予定でしたが、辞退になったため手紙を自宅に返送したところ、Aくんから連絡が。
ジークに対する感謝の気持ち、未熟な自分を自覚したこと、立派な人間になって会社に挨拶したい、といった内容でした。
それらを受け止め、ひとことだけ。
「そんなこともある。でもこれからは『人』を大切にしていくこと、嫌なことにも逃げずに向き合うこと」
を伝えました。
社会とは人が複数いることで生まれるもの。ひとりの世界は社会ではないのです。ジークに入社しない結果になったとしても、社会人として、そして人として、『人』を大事にする気持ちは、どこの会社に入っても必ず持ってもらいたいです。
泣く泣く切り替え25卒と向き合いながらも、思い入れの強い24卒のふたり。どうしているかな・頑張っているかなと思いを巡らせることもありました。
そして月日が流れ、2024年9月―。 とある一報が社内に衝撃を与えました。
最後に会うことも叶わず、承諾後辞退となった24卒生のAくんから、突如連絡が…!
その内容は、
「もう一度選考を受けたい。」
その連絡が来た日に、面談を実施し(辞退の時はあんなに会えなかったのに…!)、本音をぶつけ合いました。辞退した理由や、当時なぜ面談を避けていたのか、そしてなんでまたジークに来たいと思ってくれたのか。いろいろ溢れる気持ちを抑えながら、これまでのこと、これからのことの話を重ねました。
社内にいる既存メンバーからは、嬉しい・ウェルカムという声と、本当に頑張っていけるの?という不安な声がありましたが、本人の覚悟が伝わり、迎え入れることとなりました。
再びジークと向き合ってくれたことに成長と喜びを感じ、「絶対活躍させるぞ!」「幸せにするぞ!」と採用担当も教育担当も意気込みました。
一方通行の片思いでも、届く想いもあるのですね😊
現在、Aくんは営業の一員として頑張ってくれています!
先日は全国的にも有名な買取再販の不動産会社と契約を実現させ、日々成長しています。
来年再来年、、、とどのように成長し変貌を遂げているか、採用担当者としても目が離せません!
次回はそんな彼の素顔に迫ったインタビューを公開する予定です。
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