目次
プロフィール
モノづくりから「人」と「プロジェクト」を動かす仕事へ
文系出身、プログラミング未経験。「ただ就職できればいい」から始まったITキャリア。
― 長年勤めた会社から転職を決意したのは、どのような理由からでしょうか?
会社を強くするのは社員の人間性。迷ったときに立ち返る指針となる<経営計画書>とは?
会社の成長は”社員の成長”から。コップの口を上に向かせる次世代リーダー育成への挑戦。
まずは話を聞いてほしい。ティーエスシーは「前向きな考えを持つ方」を待っています。
― 最後に、これからティーエスシーへの応募・入社を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。
プロフィール
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【池松 知憲(いけまつ とものり)】
大学文系学部卒業後、プログラミング未経験からエンジニアとしてのキャリアをスタート。基幹業務に関するシステムの設計からプログラミング、テスト、運用まで、ウォーターフォール開発の全工程を経験。11年間勤務した後、2019年10月にティーエスシーに入社。1年目で課長に就任。現在は取締役として、次世代リーダーの育成に注力している。
モノづくりから「人」と「プロジェクト」を動かす仕事へ
―池松さんのこれまでのキャリアについて聞かせてください。
前職で11年ほど勤務し、2019年の10月にティーエスシーへ入社しました。
IT業界に入ってから、実はずっと同じ現場で働いているんです。SESなので、所属企業が変わっても実際に働く現場は変わらないこともあるんですよね。
特定の基幹業務に関するシステムの保守開発が主な仕事で、設計からプログラミング、テスト、運用まで、ウォーターフォール開発の全工程を経験してきました。
― 17年以上にわたり、同じ現場に携わっているんですね!入社当初と現在では、担当する業務に変化はありましたか?
大きな変化としては、立場が変わったことです。 前職に入社したばかりの頃は、ひたすらプログラミングを担当していました。
リーダー職に就いてからは管理業務がメインになりました。 お客様との仕様のすり合わせや、要件定義、基本設計といった、いわゆる「モノづくり」の前の段階に携わることが多くなりました。
最大で30人ほどのメンバーの管理も経験しています。 チームの進捗を管理したり、メンバーの技術的な課題を解決したりしながら、徐々に責任範囲が広がっていきました。 ティーエスシーに移ってからも、その役割は変わっていません。
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文系出身、プログラミング未経験。「ただ就職できればいい」から始まったITキャリア。
― IT業界に興味を持ったのは、やはりプログラミングが好きだったからでしょうか?
実は、それがまったく違うんです。 私は文系出身で、学生時代にプログラミングを学んだ経験もありませんでした。 当時は「とにかく就職できればいい」という気持ちで、ご縁があって内定をもらったIT業界の会社に飛び込みました。
プログラミングの「プ」の字も知らないまま、社会人になってから必死に勉強しましたね。
― それは意外です! プログラマーとしてキャリアを積むのではなく、マネジメントの道を選んだのはなぜですか?
全体を俯瞰して管理したり、人とコミュニケーションを取ってプロジェクトを円滑に進める役割の方が向いていると感じたからです。ファーストキャリアでしっかりプログラミングの経験を積んだからこそ気づけたことです。
また 、当時のチームでは管理職を希望する人があまりいなかったこともあり、自然な流れで私がリーダーの役割を任せてもらうことになりました。
― 自身の適性を見極めて、キャリアを築いてきたのですね。
そうですね。IT業界は一人で黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、実際はコミュニケーション能力が非常に重要です。 お客様の要望を正確にヒアリングし、チームメンバーと連携して、一つのプロジェクトを完成させる。 人との関わりが欠かせない仕事だと、管理職になって改めて実感しました。
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― 長年勤めた会社から転職を決意したのは、どのような理由からでしょうか?
理由は大きく二つあります。
まず、一番はライフステージの変化です。 結婚して子どもが生まれたことを機に、経済的な面も含めてより家族を安心させられる環境を求め、転職を考え始めました。
もう一つは、個人の頑張りがよりダイレクトに評価される環境で挑戦したいと思ったからです。そのため、前職のような大規模な組織ではなく、個人の成果が見えやすい少数精鋭の組織への転職を考えるようになりました。
― 転職活動はどのように進めましたか?
ありがたいことに、ティーエスシーの社員から直接声をかけてもらいました。 他にも複数社からもお声がけをいただいており、待遇面では各社に差はありませんでした。
そんな中でティーエスシーは、私の仕事ぶりや人柄を一番理解し、必要としてくれているという熱意を感じました。 最終的に「この人たちと一緒に働きたい」という思いが決め手となり、入社を決めました。
会社を強くするのは社員の人間性。迷ったときに立ち返る指針となる<経営計画書>とは?
― 入社前後で、会社の印象にギャップはありましたか?
入社前に色々話を聞けていたこともあり、業務内容や仕事の進め方についてはギャップがありませんでした。 驚いたのは、入社後に初めて手にした「経営計画書」です。 社員全員がその内容を強く意識し、人としてのあり方を大切にしていることに感銘を受けました。
― その「経営計画書」とは、具体的にはどのような内容なのでしょうか?
簡単に言うと、会社の経営理念や方針、そしてそれを達成するための具体的な行動計画が書かれています。 単なる事業目標だけでなく、社員一人ひとりが仕事を通じてどう成長していくべきか、どうあるべきかといった、人間性や内面的な成長に焦点を当てた項目が多く盛り込まれています。
― とてもユニークですよね。経営計画書が社員の日々の仕事にどう影響していると感じますか?
私自身もそうですが、社員の間に共通の価値観や規範が生まれています。 この計画書には「人として、こうありたい」という理想像が示されているので、迷ったときに立ち返る指針になるんです。
お客様や同僚への接し方、仕事への向き合い方など、個々の判断に一貫性が生まれる。 ここまで企業理念が浸透している会社は、そう多くはないのではと思います。
― 毎月社長から直接その考えを学べる機会があるとのことですが、具体的にはどのような形式なのでしょうか?
月に一度、全社員が集まる勉強会があります。 そこで社長が経営計画書の内容について、深く掘り下げて解説してくれるんです。 ただ読み上げるのではなく、自身の経験や想いを交えて話してくれるので、とても説得力があります。
また一方的な講義ではなく、社員からも活発に質問や意見が出ます。このような会で双方向のコミュニケーションが生まれるのもティーエスシーならではですね。
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会社の成長は”社員の成長”から。コップの口を上に向かせる次世代リーダー育成への挑戦。
― 入社から約6年が経ち、取締役も務めている池松さんから見て、現在のティーエスシーが抱える課題は何でしょうか?
会社の成長を考える上で、今後の世代交代が大きな課題だと感じています。 特に、次のリーダーを育てるための教育体制がまだ弱いと思っています。
これまでは「とりあえずやらせてみる」という、ある意味で現場任せな部分がありました。しかし、これからはしっかりと教育のステップを踏んで、次世代のリーダーを計画的に育成していく必要があります。
― 具体的にどのような取り組みを考えていますか?
やる気がない状態(コップの口が下を向いている状態)では、いくら水を注いでも中身は増えません。社長がよく話しているように「コップの口を上に向かせる」ための取り組みが必要です。
社員のモチベーションを高め、自ら「学びたい」「成長したい」と思えるような環境や仕組みを作り、彼らの成長を全力でサポートしていきたいと考えています。
会社の成長を支える次世代のリーダーを育成すること。これが私の最大の目標です。
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まずは話を聞いてほしい。ティーエスシーは「前向きな考えを持つ方」を待っています。
― 池松さんから見て、ティーエスシーはどんな方に向いている会社でしょうか?
会社の方針として、年功序列の考え方はありません。 私自身も入社1年目で課長職を任せてもらいました。
当社の評価制度のポイントは、月次で直属の上司が評価・面談を行うため制度自体が身近にある点です。経営計画書に沿った考えや行動、そして成果が達成できていれば正当に評価され、皆さんの頑張りや行動がタイムリーに反映されやすい仕組みとなっています。
― 待遇面についても、お話の中で少し触れていましたね。
はい。転職活動中に比較したのですが、ティーエスシーは給与面でも非常に魅力的でした。 大企業に引けを取らないレベルでしたので、その点も自信を持って伝えたいポイントです。
― 最後に、これからティーエスシーへの応募・入社を検討されている方に向けて、メッセージをお願いします。
「まずは話を聞いてほしい」というのが一番強いメッセージです。 募集要項に載っている内容を見て、少しでも興味があれば、それで十分です。 悩むくらいなら、一度気軽に話を聞いてみてほしいですね。
― 「とりあえず話してみる」というのは、池松さんが転職を決意した経緯とも重なりますね。
そうですね。私自身も声をかけてもらい、実際に話を聞いてみて、ティーエスシーという会社に惹かれ入社を決めました。
話してみて、ティーエスシーの経営計画書や人としてのあり方に共感できるのであれば、ぜひ入社してほしいと思っています。 そして、もし違うなと感じても、それはそれで良いんです。 まずは話すことから始めましょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「ティーエスシーという会社」と「これから目指していく姿」を知っていただける機会になっておりましたら幸いです。
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