D5Cで働く中堅社員インタビュー、今回は2020年に新卒で入社後、関連会社の株式会社データフォーシーズに出向し、この8月に再びD5Cに戻ってきたという、少しD5Cの中では異例の経歴を持つ上田さんです。出向先での経験や戻ってきてからの戸惑い、新たな業務に対する想いなど、赤裸々に語ってくださいました。
<プロフィール>
上田 優衣/データサイエンティスト
2020年4月入社 機能戦略事業部
法政大学 経営学部 市場経営学科卒
コンサルティングとデータ分析、2軸で攻める経営方針に魅力を感じた。
―上田さんは文系出身ですが、データサイエンスの道に進もうと思った理由を教えてください。
就活中にI T業界に魅力を感じ、自分でコーディングやプログラミングをしてみたいと思うようになりました。ただ、ずっとプログラムを書いているばかりでは絶対つまらないだろうなと思って(笑)、自分で何かソリューション提案できるコンサルタントの要素もあるD5Cでやってみたいと思い入社しました。
―入社後すぐにデータフォーシーズに?
研修後しばらくはD5Cの案件をしていたのですが、秋口くらいからデータフォーシーズの案件に携わるようになりました。生命保険会社がクライアントの案件で、データフォーシーズのメンバーと一緒に、顧客の契約継続率や離脱率を機械学習の手法などを使って数値で出していく、という業務を行っていました。
―クライアント先に常駐してお仕事されていたのですか?
当初はその予定だったのですが、コロナの影響でクライアント先に入れず、私はデータフォーシーズに出社して作業していました。現場の生データは触れなかったので、外部用のデータをもらって簡単なプログラミングをしてみたり、既存のプログラミングを読みながらデータマートを作成したりしていました。
―他にもデータフォーシーズで案件に携わっていますね。
保険会社の案件の次に、医療関係のデータ分析案件に携わりました。こちらはデータフォーシーズの社員としてでないとデータを触れなかったので、この期間はデータフォーシズに転籍し業務にあたりました。製薬会社がクライアントで、そこの新薬や新療法の承認のために必要なデータを分析し、帳票の作成を行うという業務です。新しい薬や療法を世に出すには、PMDAとうい規制当局に薬の承認を得ないといけないのですが、そこに提出する帳票には非常に細かい決まりがあり、医療の専門用語も多いので、最初はとても苦労しました。また、通常のデータ分析であればトライアンドエラーを繰り返して改善策を探っていくのですが、医療案件の場合、一度の間違いも許されません。2人チームでそれぞれ同じコードを書いて同じ結果が出せるか確認しながら進めていくという、慎重さが求められる作業でした。
資格取得の支援制度が充実!メリハリをつけて業務に取り組める環境。
―現在のお仕事を教えてください。
現在はD5Cに籍も戻り、ファイナンシャルサービスを展開するクライアントの案件に取り組んでいます。サーバーを移行させる短期プロジェクトで、SASのプログラムだったりドキュメントだったりを新しいサーバーに移行させるプロセスをやっています。元々学生時代にマーケティングなどを学んでいたので金融関係に興味があり、今回は面談で希望を伝えて異動を叶えてもらいました。10月末にはサーバー移行は完了する予定なのですが、引き続き金融案件に関わっていければ嬉しいですね。
―仕事をする上で心掛けていることはありますか?
学ぼうとする意欲を忘れない、ということですね。プライベートを大切にしながらも、スキルアップできる機会を自ら作っていくことを意識しています。社会人になりたての時に周りと比べてI T知識や経験のなさを実感したので、余計に自分の武器となるようなスキルを身につけたいと感じます。
―上田さんは資格もたくさん取得されていますよね。
造形検定2級、基本情報資格試験、Python 3エンジニア認定基礎試験、Python 3エンジニア認定データ分析試験、G検定(ジェネラリスト検定)などの資格を取得しました!D5Cは資格手当ての制度が整っているので、金銭的にもとても助かりました。
医療案件を経て、新たなフィールドにデータサイエンスの可能性を感じる。
― D5Cの魅力はどんなところでしょうか?
私はデータフォーシーズも経験させてもらったのでそことの比較で考えると、先ほどもお伝えした資格取得の支援制度を始め、社員一人ひとりの成長を見てもらえるところが魅力かなと思います。まだ少ない人数規模でやっている分、個々の意見を大切に聞いてもらえるように感じます。あとはD5Cの方が全体としてはコンサルティング色が強いですね。
―D5Cとして、よりコンサルティング領域を拡大させていく動きもありますね。
そうですね。例えば、私が携わった医療案件は今まで治験を請け負う会社がやっていた業務ですが、データサイエンスが非常に活かされる分野でもあります。データフォーシーズでは主に帳票作成がメインでしたが、今後は帳票以外の資料のチェックや作成など、より医療業界に近い分野にもニーズがあるのではないでしょうか。
―今後の目標を教えてください。
自分の得意分野、知識が業務で使えるようになることが目標です。大学で学んだマーケティングや金融の知識を仕事面で活かしていきたいと考えています。今、金融案件に携わらせてもらっていますが、その中でのデータ分析や、将来的にはコンサルティングの分野に進んでみたいですね。私自身もプログラミング等で苦労した分、知識のないクライアントにも寄り添い、現場とのつなぎ役のようになれたらいいなと思っています。
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