自己改革力とは
うちでは「自己改革力」を大事にしています。
ここでいう自己改革力とは主にこれまでの自分に満足せず、「これまでの自分にない新しい知識や能力を絶えず習得し続けること」であり、その根底にある「もっと成長したい」「今の自分より良い自分になっていきたい」という成長意欲の実現のために必要なマインドを指します。
高い自己改革力を必要とする理由
当事務所は経営理念にある「お客様の事業発展」を実現することをビジョンとしています。
だから、お客様が置かれている厳しい競争環境の中で、お客様が競争に勝ち、企業価値を高められるように私たちも一緒になって支援する必要があります。
これは言うほど簡単ではなく、税務や会計のことだけで学ぶことが多いのに、更に「経営」「営業」「マーケ」「人事」など様々なことを学び、お客様の経営がより良くなるように考え、提案できなければいけません。
更に言えば、時代が急激に変化しているので、一度覚えたことをアップデートすることも絶えず必要になります。
つまり「税理士補助」+「経営コンサル」を足した知識とスキルが必要になります。
注意してほしいのは「足して2で割らない」ので、単純に人の2倍学ぶ必要があるわけです。
大変なことですが、それをやれるからこそ「お客様の成長発展」に寄与することができるのです。
だから、業務外でも自ら本を読み、自己研鑽し、人と交わり、自己成長を促し続ける人である必要性があります。
なぜ自己改革力を重視するのか
「成長したい」「ダイエットしたい」「頭が良くなりたい」「資格を取りたい」「お金持ちになりたい」…こういう願望ベースの希望はいくらでも出てくるものですが、実際にそうすることは難しいものです。
なぜか?
それができない「今の自分」がいるからです。
例えば「50m走を7秒ジャストで走りたい」という目標があったときに、今は8.5秒でしか走れないとすると「8.5秒で走る能力しかない自分」を成長させる必要があります。
それにはあと1.5秒速く走るために足りない何かがあるわけです。
・運動習慣
・筋トレ
・栄養
・睡眠
・フォーム
・肺機能
考えれば色んな要素はあると思いますが、これらを「目標に近づける」ためには「今の自分に負荷を掛けて成長させる必要」があり、それが簡単でないものほど過程の時間は辛かったり、やりたくないことをやらないといけないときもあります。
もちろん、楽しく成長できるものもありますが、そういうものばかりではありませんし、過程が楽しいか辛いかに関わらず、目標とする結果を実現することが優先されなければいけません。
だから「楽しくないから」や「辛いから」が理由で努力を辞めてはいけませんし、楽しい・楽しくないとか、ツライ・ツラくないが努力するしないに影響してはいけないと思っています。
大切なのは、私たちが持つべき目標とは、私たちが知識を付け、それをお客様に還元することでお客様が成長発展することであり、「楽しく学ぶ」ことが目標ではないからです。
しかし、楽しくないものほど、つらいものほど努力し続けることは簡単ではありません。
できない自分を直視するのはストレスにもなりますが、それを乗り越えることを求められます。
だから、絶えず今の自分を変革し、「できなかったをできる」に変え続ける人材であってほしいと思っています。
全てはお客様の「ありがとう」のために
ここで終わるとツライ負荷を掛け続けるだけのようにも見えますが、この持続的な成長の取り組みの先には、常にお客様の「ありがとう」があります。
税理士補助でもコンサルでもそうですが、お客様と話していて100%満足できることっておそらくないと思います。
「もっと知識があったら、解決策を想いつけたはず」
「もっと伝え方がうまければ、共感いただいて前に進められたはず」
そう思うことも多いのではないでしょうか?
このように常に見つかる課題を改善できれば
「前回と違って今回はお客様に良い提案が出来た」
「前は信頼を得られていなかったお客様から信頼されるようになった」
などお客様に喜ばれる機会が増えます。
それが次の仕事を呼び、次のチャンスに繋がり、次の成長機会になります。
「仕事の報酬は仕事」と言われますが、成長することで次のレベルの仕事が渡されます。
ともすれば我々の仕事は「ずっと同じことをしている」となりそうなものですが、成長すれば新しい仕事とチャンスが与えられる仕組みがうちにはあります。
だから、成長できる人ほど、昨日より成長した自分を生み出せる人ほど、飽きることなく楽しく、喜ばれながら仕事をすることができます。
また、お客様が成長していくからこそ、このお客さまと一緒にいたいなら自分も成長するしかないですし、成長しなければお客様からも周りのメンバーからも置いて行かれることになります。
そういう環境だからこそ、みんなで一緒に成長し続けていく必要があります。
そのために「今の出来ない自分」で終わらせない自己改革力が大事にしているのでした。
いかがでしょうか?
私たちはお客様に喜んでもらうための価値観を大切にしています。
これに共感いただける方と一緒に成長していきたいと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。