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今回のスタッフインタビューでは、ヒダカラを創業期から支えてくれている土田 貴美(つちだ たかみ)をご紹介します。
20歳で1人目の出産を経験し、今では小中学生の2児の母!
複数自治体のふるさと納税を担当し、事業者の方やお客様に寄り添った対応で、地域の方からご指名を頂くこともたびたび!
家族を大切にしながら、どんどん新しいことにチャレンジし、生き生きと働く土田貴美の魅力をお届けします!
土田 貴美(つちだ たかみ)
2020年4月より株式会社ヒダカラ勤務。
飛騨にある地元の高校を中退後、19歳で結婚し20歳で第一子を出産。2人の子供を育てながら、飛騨市役所の農業振興課で臨時職員として、補助金申請や農作物のデータ管理などの事務職に約5年間従事。その後、同じく当時飛騨市役所に勤務していた代表の舩坂香菜子からの誘いを受け、市役所を退職し創業メンバーとしてヒダカラに入社。
ヒダカラでは、主にふるさと納税業務における顧客対応や商品登録、出品事業者対応を担当。飛騨市と提携して進めた企画では記者発表をしたり、RPAを活用して自動登録などにも挑戦。
目次
- 今に繋がる過去の経験
- 20歳で出産、その後始めた飛騨市役所での新しいキャリア
- その場で決めたヒダカラへの転職と新たな発見
- 家族や自分の時間を大切にするために
今に繋がる過去の経験
ーー ヒダカラでは具体的にどんなお仕事を担当されていますか?
たかみ:ヒダカラの主要事業の1つであるふるさと納税の運営代行業務の中で、飛騨市や高山市、白川村のふるさと納税を担当しています。具体的には、事業者さんからの相談、返礼品の登録、事業者さんや寄附者の方からの問合せ対応が中心です。
バックオフィス系の業務が多いんですが、ヒダカラでは色んなことに挑戦させてもらえるので、飛騨市を担当しているということから、市と連携して行った「飛騨市のシェア得」という期間限定の企画では企画を考えるところから、記者発表までを担当したりもしました。
記者発表の様子
ーー 丁寧で細かな裏方の業務から、メディアの方向けの記者発表という表に立つ業務まで幅広く担当されてますよね!以前からそのような経験があったんですか?
たかみ:丁寧さということで言うと、前職の飛騨市役所時代は農業振興課所属だったので、農家さんたちとの丁寧なコミュニケーションはとても大切にしていました。
そこでは事務作業が多かったのでデータ入力などはしていましたが、ふるさと納税の担当部署ではなかったので、それらの管理システムなどを触るのはヒダカラに入ってからが初めてでした。ましてや記者発表なんて全くしたことなかったです!
ーー ふるさと納税のことや記者発表が初めてだったことには驚きです!飛騨市役所以前はどのようなお仕事をしていたんですか?
たかみ:飛騨市役所で働き始めるまでには5-6年のブランクがあったんですが、それまでは接客業や保育園バスの添乗員など、人と接する仕事をしていました。
私の家は母子家庭で、しかも双子だったので、高校1年生の頃から接客業のアルバイトをしていました。でもちゃんと働いた方が家計も助かるし自分も自由だろうなと思って高校2年生の時に中退して、そこから働き始めました。
20歳で出産、その後始めた飛騨市役所での新しいキャリア
ーー そうだったんですね、どれも今にとても活かされてる気がして、たかみさんの原点のように感じます。市役所で働き始めるまでにブランクがあったのはどうしてですか?
たかみ:19歳の時に結婚して20歳で1人目を出産したんです。
そうするとフルタイムで働くのは難しくて、、。それでも保育園バスの添乗員の仕事は朝夕2回のそれぞれ1時間だったのと、周りの理解やサポートがあったおかげで少しずつ働けるようなりました。
妊娠中の姿
その後に2人目も生まれて、また同じように子育ての合間に働いていたんですが、下の子が病気になってしまい1年半ほど入院生活となったため、また仕事はストップすることにしたんです。
幸い病気もよくなり退院して保育園に行けるようになったことと、市役所勤めの夫(以下:けんちゃん)から、産休に入る人がいるから働ける人を募集しているという話を聞き、市役所で働き始めることになりました。
ーー 市役所ではどのような業務や働き方をしていたんですか?
たかみ:農業振興課というところで、畑や田んぼを管理している人に対して、今年は何を作っているのかを確認したり、それをもとに国や県に対して補助金の申請書をまとめるというような仕事をしていました。
農作物をちゃんと作っているか、といった確認のために農家さんの畑や田んぼに出向くこともありましたが、基本的には事務作業の仕事が多かったです。
働き方に関しては子供がいるので、最初は時短勤務で9:00から15:00という勤務形態でした。
市役所時代の農家さんの畑でのイベント
ーー その後、どのような経緯でヒダカラを知ったんですか?たかみさんは創業当時から働かれているのできっかけが気になります。
たかみ:けんちゃんがかなこさん(代表:舩坂香菜子)と同じ市役所の地域振興課だったんです。だから「かなこさんがヒダカラという会社を立ち上げる」という話を1年程前から聞いていました。
私は当時、かなこさんとは廊下ですれ違うくらいでとくに接点は無かったんですが、以前からけんちゃんが私のことをかなこさんに話していたみたいで、ヒダカラで働くのって興味ないですか?と誘っていただいたことがきっかけです。
ーー 旦那さんのパワー、すごいですね!
たかみ:ほんとですよね(笑)
けんちゃん伝いにかなこさんからお誘いいただいていることを聞いたのですが、その時は「私なんて雇っても使えないですよ」と思ってあまり真剣には考えていませんでした。
ただ一方で、日々の業務にはもやもやしていた時期でもありました。
働き始めて5-6年が経過していて、その頃はフルタイムで働いていたのですが毎日同じことの繰り返しだったので、何かもっと挑戦したいなという気持ちはふつふつと湧いてきていたんです。
子供が2人とも小学校に入って時間に余裕ができたので、もっと色んなことができるはずなのにこのままではもったいないなと。
その場で決めたヒダカラへの転職と新たな発見
ーー その後どのように、ヒダカラに入社したんですか?
たかみ:ヒダカラのことは引き続き聞いていて、ずっと冗談だろうと思っていたんですが、創業者のかなこさんとこうすけさんとお話をすることになったんです。
実際にお2人の話を聞いてすごく面白そうだと思ったし同世代の2人の魅力にも惹かれ、「一緒に働かせてもらえるならぜひ!」と、その場で返事をするような形になり、その後はトントン拍子に進んでヒダカラへ入社することになりました。
ーー ヒダカラで働き始めてどんなことを感じていますか?
たかみ:そうですね、やっぱり何でも色んなことに挑戦させてもらえることが本当に楽しい!と感じています。出来ないことや苦手なこともたくさんあるけど、それってやってみたからこそ発見できることだし、それを機にもっと出来るようになりたい、やってみたい!と思うことが見つけられます。
新しいことに挑戦することで自分の知らない自分に出会えて、それがとっても楽しいです。
ふるさと納税勉強会の様子
スキルが無いから、とか、やったことが無いからという理由でチャンスを奪うようなことは絶対にしない会社で、むしろどんどん挑戦してそれで失敗してもそれが経験だし財産だよね、という価値観の環境がとてもありがたいなと思っています。最近ではRPAを活用した商品の自動登録もやったりと入社前には想像できなかった挑戦をしています。
そんな環境に感謝し、できることを増やして会社や事業者さん、寄附者の方々に貢献できるようなりたいです。
白川村訪問の様子
家族や自分の時間を大切にするために
ーー 会社としても個人としてもみんなどんどん新しいことに挑戦していますもんね!
最後に2児の母のたかみさんに仕事と家庭の両立や、大切にしていることについて聞かせてください。
たかみ:そうですね、両立といっても子供たちはもう中学生と小学生なのであまり手がかからないというのはあるのですが、けんちゃんが育児や家事にとても協力的なので、家族のことも仕事のことも無理なくオンオフきっちり分けてできているんだと思います。
私自身、家族の時間や自分の時間を大事にしたいので、家では仕事はしないようにしています。いつも夜帰ってくるのはけんちゃんの方が遅いのでご飯や家事などは私がしますが、朝は全部任せてます!
私が夜のうちに作った朝ごはんを用意して、洗濯物とかゴミ出しとか全部やってくれてるのでとてもありがたいです。
家族でダンスエクササイズ
気持ちにも時間にも余裕が生まれるので、家族との時間をより楽しく過ごせていると思います。うちでは家族4人でボードゲームやSwitchなどのゲーム大会をするのが恒例なんですが、こんな風に家族みんなで楽しめる幸せな時間をこれからもずっと大切にしたいです。
ーー 自分の家族を大切にしながら仕事ではどんどん挑戦しているたかみさんのお話を聞けてとても前向きな気持ちになりました!お話聞かせていただき本当にありがとうございました!
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またはこちらの連絡先までご連絡ください。
kosuke@hidakara.com 又は、kanako@hidakara.com
【インタビュー&執筆】
水邊慧子
Twitter:@satopeminako