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CEO上田学(Gaku)、米国Google、Twitterでの経験から得たものとは?

MODE Co-Founder | CEOの上田学インタビュー!

■日本人2人目のエンジニアとして入社したGoogle、黎明期のTwitterでの挑戦

Q:GakuさんはなぜGoogleへ入社したんですか?

Gaku:2003年頃のことですが、Googleがシリコンバレーで日本語がわかるエンジニアを募集していたんです。当時まだシリコンバレーには日本人がすごく少なかったから、「これは僕のことだ!」と思って(笑)

もともと、当時Googleニュースというのが出てすごく気になっていたんです。どうやってどのニュースが大事なのかを機械が判断しているのか。仕組みを知るためにも中に入って関わりたいと思いました。

Q:入社後、Googleではどんなことをしていたんですか?

Gaku:Googleに入ったのはGoogleがまだ1000人強だった2003年。入社2年ぐらいからはローンチされたばかりで、チームが30名弱だったGoogleマップのチームにジョインしました。アメリカではストリートベースの住所だったのが、日本ではブロック(丁目・番地)ベースでの住所。そんな違いがある中で、Googleマップを日本でもちゃんと動くようにするべく開発をしていました。

Q:Google Mapの開発で苦労した部分はどんなところですか?

Gaku:まずは文化の違いですね。たとえば「渋谷 ラーメン」で検索した場合、日本だと徒歩圏で行ける駅に近いラーメン屋が表示されるべきなのに、隣駅の恵比寿のラーメン屋が出てしまう。これはプロダクトが車社会のアメリカ的生活をベースにしているため起きてしまう問題。そんなカルチャーギャップを埋める改良をしていました。

Q:日本向けの機能って出せるものなんですか?

Gaku:「日本ではこうだからプロダクトを変えてくれ」というのはアメリカの人たちには通らないんですよね。ですので、日本で欲しい機能を世界中の人にとって便利な機能としてGoogleマップに実装していくことが重要。ガラパゴス化しないように汎用化して機能に落とし込んでいくことがポイントでした。

Q:その他、当時印象深く記憶に残っている仕事はありますか?

Gaku:Googleマップの仕事をしていたら地図好きになったのですが、そんな中、イギリスで始まったOpenStreetMapプロジェクトというのがでてきました。ウィキペディアの地図版といった感じで、誰でも参加できる地図作りプロジェクトです。始まった当時はまだアメリカの道路ぐちゃぐちゃ、日本なんて島、以上!って感じで。そんな中から少しずつ地図が作られていくのがすごく面白かった。当時はスマートフォンがまだなかったので、10万円ほどするGPSを自分で買って休みの日に自転車に乗ながらマッピングして僕自身も地図を編集していったりしました。そこから知らないことを知っていくという楽しさを実感しました。

■Twitterで痛感したデータの重要性


Q:その後Twitterへといくわけですが転職の決め手は何だったのでしょうか?

Gaku:Googleでの仕事や環境にも慣れたので、新たなチャレンジをしたいなと思っていた時に、Twitterへ転職した元Googleの同僚から「Gakuに頼みたいことがあるんだけれど、うちの副社長に会って」と言われ、とんとん拍子に入社することに。当時のTwitterはまだ黎明期だったんですが、2011年の東北の大震災の時に、携帯電話で電話がつながらない中、リアルタイムの情報発信ができていたTwitterに社会的意義を感じていたのが最終的な入社の決め手となりました。

Q:Twitterではどんなことをしていたんですか?

Gaku:新機能開発のチームを1から立ち上げて、アカウント作成フローや、サインアップ後の定着率の向上などの開発をやったり、また芸能人・有名人のアカウントが本物ですよ、という機能の開発チームの立ち上げをやったり、Twitterが買収した英国のチームの面倒も見ていました。

どうしたらユーザー数が増えるか、どうしたらユーザーが辞めないか。それらは全てデータが教えてくれました。10年前なのでグロースハックの先駆けですね。データは全体を把握した上で手を打てるということを実感したのも、Twitterでの仕事の影響が大きいですね。

Q: 順調そうに聞こえますが、なぜTwitterをやめたんですか?

Gaku:毎日エキサイティングでしたが、Googleで培ったスキルはTwitterでも通用し、結局Googleでやっていることと同じことをしていることに気づいたんです。あと、GoogleもTwitterもウェブ技術によるコンシューマーサービスの開発だったので、技術的チャレンジもある似通っている部分があり、全然違う技術課題にチャレンジして、新たなものを生み出したいという思いもありました。そこで、今度はゼロから自分で会社作って世の中に必要なプロダクトを生み出したいと思うようになりました。

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