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日本全国1,700自治体をテーマパークへ。私たちが2030年に見ている景色

「地方創生」という言葉を、私はあまり使いたくありません。地方には、すでに魅力があるからです。美しい自然がある。食がある。文化がある。職人がいる。企業がある。そこで暮らしてきた人たちの歴史がある。足りないのは、「魅力」ではありません。地域に存在する価値を見つけ、つなぎ、事業として動かす仕組みだと考えています。だから私たちは、日本全国の自治体を一つひとつの「テーマパーク」として捉えています。テーマパークには、世界観があります。人が集まり、仕事が生まれ、サービスが生まれ、また訪れたいと思う理由があります。地域も同じです。その土地にしかない人・企業・食・観光・産業・文化をつなぎ直せば、地域そのも...

地方で「年収1,200万円」を目指せる仕事をつくる。地方創生を“憧れる仕事”へ。

「地方創生に関わりたい」そう考える若い人は、決して少なくないと思います。地元に貢献したい。地域の企業を元気にしたい。社会的に意味のある仕事をしたい。一方で、現実的な問題があります。「その仕事で、家族を支えられるだけの収入を得られるのか?」これは、とても大切な問題です。地方創生を「やりがい」だけに頼ってはいけない。私はそう考えています。社会的な意義があり、成長できて、そしてきちんと稼げる。地方創生を、そんな“憧れる仕事”にしたい。そこで私たちは、一つの目標を掲げています。地方で、年収1,200万円を目指せる人材を育てる。なぜ「1,200万円」なのか1,200万円という数字だけを見ると、「地...

自治体×企業×人材。新しい官民連携モデルをつくる。

地方創生という言葉は、もう何年も使われています。全国でさまざまな施策が行われ、企業誘致、移住促進、観光振興、DX、人材育成など、多くの取り組みが生まれてきました。それでも私は、全国の自治体や企業と話をする中で、一つの課題を感じています。「良い制度も、良い企業も、良い人材もある。でも、それぞれが別々に動いている。」自治体だけでは、地域産業をすべて変えることは難しい。企業だけでは、地域全体の課題を解決できない。そして人材だけでも、新しい産業をつくることはできない。だから私たちが次に挑戦したいのが、自治体 × 企業 × 人材を一つのプロジェクトとして動かす、新しい官民連携モデルです。「企業を誘...

AIダッシュボードで「地域経営」を可視化する。地方創生を、感覚から経営へ。

地方創生について考える中で、私がずっと感じていたことがあります。地域には、企業がある。人材がいる。産業がある。観光資源がある。自治体の政策がある。金融機関や商工会、士業など、地域を支える専門家もいる。それなのに、「地域全体を一つの経営体として見る仕組み」がほとんどない。企業であれば、売上、利益、人員、顧客、営業状況などを数字で把握します。ところが地域になると、情報が行政、企業、金融機関、商工会などに分散してしまう。そこで私たちが考えているのが、「AIダッシュボードによる地域経営の可視化」です。企業を見るとき、私はまず「人・物・金」を見る私たちは企業のAI導入を支援するとき、いきなりAIを...

地方には資源がないのではない。つながっていないだけだ。

地方創生について話をしていると、よくこんな言葉を耳にします。「うちの地域には何もない」「若い人がいない」「新しい産業がない」「観光資源が弱い」「企業を誘致するしかない」でも、私は全国の企業や自治体と話す中で、少し違う見方をするようになりました。地方には資源がないのではない。すでにある資源が、まだ“つながっていない”だけなのではないか。これが、私たちが地方創生に取り組むうえでの出発点です。地域を歩けば、すでに「宝物」はある地方には、長年地域を支えてきた中小企業があります。何十年も技術を磨いてきた職人がいます。農業、漁業、食品、製造業、介護、観光、宿泊、飲食、伝統文化。地域を支える金融機関、...

「元ロピアOBの私が、56歳で『地域をテーマパークにする』挑戦を始めた理由」

「元ロピアOBの私が、56歳で『地域をテーマパークにする』挑戦を始めた理由」私は、川崎で育ち、20代の頃に食品スーパー・ロピアで働いていました。当時、現場で学んだのは、商売は商品を売ることだけではない、ということです。人が集まり、働く人が成長し、お客様が喜び、そこに新しい仕事が生まれる。一つのお店が元気になるだけで、その周りの地域まで少しずつ変わっていく。その後、IT、金融、経営コンサルティング、新規事業開発など、約30年以上にわたり様々な事業に携わってきました。そして今、AIという大きな変化の中で、改めて考えていることがあります。「AIは都会の大企業だけのものではない。むしろ、地方にこ...