「地方創生」という言葉を、私はあまり使いたくありません。
地方には、すでに魅力があるからです。
美しい自然がある。
食がある。
文化がある。
職人がいる。
企業がある。
そこで暮らしてきた人たちの歴史がある。
足りないのは、「魅力」ではありません。
地域に存在する価値を見つけ、つなぎ、事業として動かす仕組みだと考えています。
だから私たちは、日本全国の自治体を一つひとつの「テーマパーク」として捉えています。
テーマパークには、世界観があります。
人が集まり、仕事が生まれ、サービスが生まれ、また訪れたいと思う理由があります。
地域も同じです。
その土地にしかない人・企業・食・観光・産業・文化をつなぎ直せば、地域そのものが一つの大きなテーマパークになる。
私たちは、そんな未来をつくりたいと思っています。
東京にすべてを集める必要はない
これまで日本は、東京を中心に、人・企業・情報・資本を集めることで成長してきました。
しかし、AIが社会の前提になる時代は違います。
東京の会社で働きながら地方のプロジェクトに参加する。
都市部の専門家が地方企業の経営に関わる。
地方の職人の技術をAIで残し、全国へ展開する。
地域企業の経営データをAIで可視化する。
「住む場所」と「働く場所」と「価値を生み出す場所」は、必ずしも同じである必要がなくなります。
そこで重要になるのが、
関係人口 × AI × 官民連携
です。
移住者を増やすだけではなく、地域に関わる人そのものを増やしていく。
私たちは、そのための仕組みをつくろうとしています。
AIを地方の「経営インフラ」にする
私たちが開発しているAI企業OS・AIダッシュボードも、そのための道具です。
例えば自治体や地域企業には、膨大な情報があります。
人口、産業、観光、企業、人材、財務、補助制度、空き家、事業承継、採用、地域資源。
ところが、それぞれが別々に管理されていることが多い。
そこでAIを使って情報を整理し、
「この地域には何があるのか」
「何が足りないのか」
「誰と誰をつなげれば事業になるのか」
を見えるようにしていきます。
AIに行政を任せたいわけではありません。
人間が地域の未来を考えるための判断材料を、AIによって増やしたい。
これが私たちの考え方です。
そして、地域に「仕事」をつくる
地方創生で最も重要なのは、イベントを開催することだけではないと思っています。
継続して仕事が生まれることです。
だから私たちは、地域企業のDX、事業承継、人材育成、AI導入、士業との連携などを一つにつなげようとしています。
税理士、会計士、社労士、行政書士、司法書士、弁護士、中小企業診断士。
地域企業を日常的に支えている専門家とAIがつながれば、地方の中小企業そのものを強くできる。
さらに都市部の企業・人材が官民連携によって地域へ入り、新しい事業をつくる。
自治体 → 地域企業 → 士業 → AI人材 → 都市企業
この循環を全国につくることが、私たちの構想です。
2030年、日本中に「参加したくなる地域」をつくる
私たちが考えるテーマパークは、遊園地をつくるという意味ではありません。
「この町、面白そう」
「このプロジェクトに参加したい」
「この会社を応援したい」
「この地域で事業をつくってみたい」
そう思う人が増えていく地域です。
観光客だけではありません。
経営者、エンジニア、クリエイター、士業、営業、人事、学生、副業人材。
いろいろな人が、それぞれの方法で地域に参加する。
一つの自治体を一つのプロジェクトとして考えれば、日本には約1,700もの挑戦の舞台があります。
私は、それを「日本全国1,700自治体のテーマパーク化」と呼んでいます。
私たちは、完成された会社ではありません
株式会社上杉拓哉は、この構想を実現するために動き始めた会社です。
だから、決められた仕事だけをこなしたい人には、少し合わないかもしれません。
反対に、
「ゼロから事業をつくってみたい」
「AIを実際の社会課題に使いたい」
「自治体や地域企業と仕事をしてみたい」
「将来、自分で会社や事業を経営したい」
そんな人にとっては、面白い環境をつくれると思っています。
東京だけを見て事業をするつもりはありません。
地方だけを見るつもりもありません。
東京と地方をつなぎ、企業と自治体をつなぎ、人とAIをつなぐ。
そして2030年。
日本全国に、「ここで何かを始めたい」と思える地域が増えている。
そんな景色を見たいと思っています。
地方こそ、最高のステージだ。
AI × PEOPLE × LOCAL × FUTURE
日本全国約1,700自治体を、挑戦者が集まるテーマパークへ。
その仕組みを、これから出会う仲間と一緒につくっていきます。