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みなさんこんにちは、株式会社山下鍛造所です!
今回は、弊社で働く社員を紹介する「インタビューシリーズ」の第2弾をお届けします!
- 株式会社山下鍛造所では、どんな人が働いているのか知りたい!
- 実際に働いている人の本音を聞いて、株式会社山下鍛造所がどんな会社か知りたい!
そんな方はぜひ、この「インタビューシリーズ」の記事をご覧ください!
【今回のインタビュイー・髙原康次さんの紹介】
- 名前…髙原 康次(たかはら こうじ)さん
- 役職…製造部リーダー
- 生年月日…1981年12月27日
就職氷河期を生き抜いた髙原さんのキャリアの変化
< 現在のお仕事についてお話を伺う前に、髙原さんのこれまでのことをお聞かせください。まず、髙原さんは学生時代をどのように過ごしていらっしゃいましたか? >
髙原さん:学生時代は、学校とアルバイト、それから免許取得のために自動車学校に通学していましたね。
< 多忙な学生時代を送っていたんですね。どのように両立されていたのでしょうか? >
髙原さん:定時制の学校に通っていたので、日中がアルバイトと自動車学校への通学、夜が学校、という感じでした。
< そうだったんですね。やはり工業系の科目を学ばれていたんですか? >
髙原さん:いえ、全く関係のない普通科でしたね(笑)。
<え、普通科ですか!そこから今のお仕事にどうつながっていくのかが気になりますね!山下鍛造所さんに入社される前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか? >
髙原さん:ざっくりお伝えすると、鉄を扱う仕事やカーテンの生地なんかの反物を整理する仕事ですね。
あとはプラスチック容器を梱包するための段ボールを整理する仕事をしてました。
< 幅広いお仕事をしてこられたんですね!お仕事はどういった基準で選ばれていたのでしょうか? >
髙原さん:それが、はっきりした基準っていうのは無かったんですよ(笑)。
< というと? >
髙原さん:私が働き始めた頃って、いわゆる”就職氷河期”だったんですよね。なので、仕事の内容は正直なところあまり気にしていなくて、とにかく働ける場所があるかどうかというところが重要でした。
< 確かに、働ける場所が無いことにはどうしようもないですもんね。前職の段ボール整理のお仕事から、どのような経緯で現在の山下鍛造所に転職されたんですか? >
髙原さん:当時愛知県に住んでいたんですけど、結婚を機に大阪に引っ越すことになったんです。
それで、大阪で転職先を探しているときに、たまたまここ(山下鍛造所)のことを知りました。
< ご結婚に伴うお引越しがきっかけだったんですね。転職はスムーズに決まったんですか? >
髙原さん:いえ、先ほどもお伝えした通り、当時は就職氷河期の真っ只中でしたから……。
とにかく入れる会社が無かったので、雇っていただけるところで働こうと思って転職活動を続けていました。
結果的に雇っていただけたのが、ここ(山下鍛造所)だったので、それから今日までずっと働いています。
こんな感じで、入社した当時は強いこだわりがあったわけではありませんが、今となっては、この仕事をしてて良かったなと感じていますよ!
< そうなんですね!これからの質問で深掘りさせてください! >
業務内容と20年の軌跡〜チームで築く安全と信頼〜
< では、今の会社のことについてお聞かせください。髙原さんは入社されてからどのくらい経ちましたか? >
髙原さん:だいたい20年くらいですかね。
< 20年!ずっと製造部にいらっしゃるんですか? >
髙原さん:いえいえ(笑)。入社当初は検査業務をしていました。そこからいろいろと業務を移りましたよ。ほとんど全部の業務をやったんじゃないかな。
< 現在はどのような内容のお仕事を? >
髙原さん:今は製造部でリーダーを務めています。仕事の内容でいうと、2500トン鍛造プレスというプレス機(以下「プレス機」とする)を操作して、いろいろな部品を成形しています。
< リーダーになってもプレス機は髙原さんが操作されるんですね! >
髙原さん:はい、しますね。14年くらい前からずっと自分で操作しています。
< 1台のプレス機を髙原さんが操作されているんですか? >
髙原さん:いえ、ここ(山下鍛造所)にはプレス機が2台あって、私が、というか私のチームが操作しているのはその内の1台です。
2500トンのものと1000トンのものがあるんですが、2500トンの方は比較的大型の製品を作るためのもの、1000トンの方は少し小さめの製品を作るためのものですね。
< ありがとうございます。プレス機はなんとなく操作が難しそうなイメージがありますが、やはり動かせるようになるためには時間がかかるものなんでしょうか? >
髙原さん:慣れるまでは多少時間がかかるかもしれませんが、特に「入社して何年経たないとダメ」という決まりはないので、「(プレス機を)操作したい」という気持ちがあって、しっかり学んでくだされば操作自体は可能です。
< そうなんですね。ちなみに、これまで髙原さんがご経験されてきたお仕事の内容は今のお仕事に活かせていますか? >
髙原さん:それが、内容が全く違うので、過去の経験を活かせる機会は今の業務の中では特にないんですよね(笑)。
< そうすると、本当に下地の無い状態から今のお仕事をずっと続けてこられたんですね。髙原さんはリーダーとして、日々現場でどのようなことを意識してお仕事に取り組んでいらっしゃるんでしょうか? >
髙原さん:やっぱりチームワークですかね。仕事内容自体が1歩間違うと大怪我に繋がりかねないものなので、仕事の進め方にはかなりの程度チームワークが求められるんです。
“助け合える関係”が職場の魅力!働きやすい環境から生まれるチームの結束力
< 実際に山下鍛造所でお仕事されていて、髙原さんが「会社のここがいいな」と思うところはありますか? >
髙原さん:そうですね……。週休3日制を採用しているので、休みの日が多いのは嬉しいですね。あとは残業が少ないところかな。
< 確かに、それは嬉しい(笑)。平日もお休みだと、いろいろできていいですね。 >
髙原さん:はい。病院や役所のように、平日しか開いていないところに行きやすいのはとて もありがたいです。
< お仕事の時間もプライベートの時間も大事にできるのはとても魅力的ですね。一緒にお仕事されている方たちについてはどうですか? >
髙原さん:みんな話しやすい人ばかりなので、毎日楽しく働けています。仕事中でもいろいろな場面で助けられてますね。
< それは素敵ですね!周りの方たちとはどのようにコミュニケーションを取っていますか? >
髙原さん:たわいもない雑談をしたり、あとは毎月1回くらいの頻度でミーティングを行っています。
< ミーティングではどんなことを話すんでしょうか? >
髙原さん:その月の予定や、業務の改善ポイントなんかを話してますね。
< 皆さんから意見は出てきますか? >
髙原さん:そうですね、基本的にみんな仲がいいので、あまり遠慮している感じはないです。
みんな積極的に話をしてくれますよ!
< まさに”風通しのよい職場”ということでしょうか。先ほど髙原さんがおっしゃっていた「チームワーク」というところにも通じるものがありますね。 >
“作る”を楽しむーー考えながら生み出す製造のやりがい
< 髙原さんは、山下鍛造所は働きやすい職場だと感じていらっしゃるということですが、どんなことにやりがいや楽しさを感じますか? >
髙原さん:やっぱりいろいろなものの製造に携われるのが楽しいですね。
< いろいろなもの、というと? >
髙原さん:本当にいろいろです。様々なパターンの型があるのはもちろん、型は同じでも穴が開いているものや開いていないものもあれば、サイズ違いのものもあるので、 毎日作っていても飽きませんね。
< 製造のお仕事ならではの楽しさですね。先日お仕事現場にお邪魔させていただいたときは、ローリング(※回転する金型を用いて金属材料を形成する加工技術)をしていらっしゃるところでしたね。 >
髙原さん:はい。1つの決まったものを淡々と作り続けるというよりは、道具さえ揃っていれば何でも作ることができるので、常に新しい気持ちで仕事できるところに楽しさを感じます。
< なるほど。やりがいについてはどうでしょうか? >
髙原さん:これも製造業ならではかなと思うんですけど、やっぱり製品を綺麗に作ることが できたときはやりがいを感じますね。
< あ、なんとなくわかる気がします!技術者の腕の見せ所、というんでしょうか。 >
髙原さん:さらに言えば、綺麗に作るためにどうやってプレスをかけるのがいいのか、もっ とよいやり方は無いかというところを考えながら手を動かせるところにもやりが いが感じられます。
<「やらされている」のではなく、自分で考えて動く余地があるというのはワクワクしますね! >
髙原さん:はい、そう思います!
ただの”人手”じゃない、”新しい力”が必要なんだ
< ここまでとても魅力的なポイントをお伺いしてきましたが、髙原さんが「会社のここが変わるともっと良くなりそうだな」と思うポイントはありますか? >
髙原さん:そうですね、新しい人がもっと入ってきてくれたら、会社全体がよりよくなる な、と思っています。
< やはりもっと人手が増えてくれると、ということでしょうか? >
髙原さん:単純に人手が欲しいのもありますが、会社の上層部の年齢層が年々高くなっていっているので、山下鍛造所は今入れ替わりの時期を迎えているように感じています。
なので、そういう意味でも新しい人にどんどん入ってきてほしいなと思います。
< どんな人と一緒に働きたい、といった希望はありますか? >
髙原さん:若い人だと嬉しいですね。やっぱり仕事に対して意欲的に取り組んでくれる人と 一緒に働きたいです。
< 確かに、積極性は大事ですね!他にはどうでしょう? >
髙原さん:あとは素直な人かどうかも大事ですね。安全第一の職場でもありますし、様々な 指示を素直に聞き入れられる人の方が、仕事を覚えるスピードも早いのではない でしょうか。
< チームワークができるかどうか、というところも重視していらっしゃるんですね。 >
髙原さん:そういうことですね。
求職者の方へ一言
< これまでのお話、求職者の方にも響くものがあったかと思いますが、最後に髙原さんから求職者の方へメッセージをいただけますでしょうか? >
髙原さん:そうですね・・・、鍛造って多くの人にとって馴染みがないものだと思いますが、ものづくりって本当に楽しいです!また、人とのつながりを大切にしながら、1人ひとりがやりがいを持って働ける職場です。私も一緒に働くメンバーも、働きやすい職場で皆さんをあたたかく迎え入れる準備ができています。安心してチャレンジできる環境で、一緒に成長していきましょう!
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