こんにちは!幌北学園広報です!
前回に引き続き、幌北学園の對木理事長のインタビューをお届けします!
後編では、会社経営への想いや未来の事業展開について語っていただきました。
前編を読んでから後編をお読みいただくことをおすすめします。
ぜひ最後まで、ご覧ください!
理事長プロフィール
早稲田大学理工学部卒業。シャープ勤務。退職後、Washington University in St.Louis, MBA在学の為、渡米。在学中、日系上場企業アメリカ進出プロジェクト等に従事。MBA取得後に帰国、シティバンク法人金融部門TMTセクターに勤務。2008年、前理事長の退任に伴い現職に就く。
まだ前編を見ていない方は、こちらから。
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従来の知識偏重型教育から脱却へ
ー旅先での素敵なエピソードありがとうございます。
当時理事長にとって、日本の教育業界にはどんな課題があると感じましたか?
まず、日本の社会全体に対して言えることは、指示待ちの人が蔓延っていることや集団行動や多数派意見を優先するあまり、個性がないがしろにされる風土が確立してしまっていることです。
これらに慣れてしまった子どもや大人が日本には沢山いることが1つの課題として挙げられます。
また、日本の教育が、「知識偏重教育」とも呼ばれ、知識や暗記物を正しく書き写すことができれば、高得点に繋がるシステムにあることも課題と私は思います。
海外では、知識や経験はあくまで“道具”に過ぎません。学校では“道具”そのものでなく、“道具の使い方”を学びながら、様々な課題を他者と協力しながら解決することを重視します。
すなわち、ただ座って暗記してテストを受けるよりも、論理的思考やコミュニケーション、プレゼンテーションスキル等の評価軸で見ることで、実社会でも役立つスキルを養います。
私は、MBA取得の過程で実際にこれを経験していて、教育は本来こうあるべきだ、と肌で感じた為、学園の教育方針にも取り入れています。
幼少期から英語との接点を増やし、グローバル人材の育成へ
ー日本の教育課題についてわかりやすくありがとうございます。
ご自身で感じた課題を踏まえ、実際にどのような取り組みを行ったのでしょうか。
まず行った取り組みとして、英語を重点的にカリキュラムに取り入れました。
具体的には、英語を話す海外人材を常駐させ、授業以外でも当たり前に触れられるような環境づくりを目指しました。
また、先生側も海外で導入されている教育方針を熟知していなければならないので、実際に海外で行われている教育研修を肌で感じることができるような機会を設けています。
コロナウイルス流行前には、NPOとも提携し、海外の教育学部に所属する学生をボランティアという形で誘致し、子どもたちと触れ合うことができる場を提供しました。
ーありがとうございます。
海外にも展開していると思いますが、どんな意図があったのでしょうか。
2点あります。
1点目は、企業の生命線として存続させるためです。
日本では、かねてから少子高齢社会が危惧されているため、海外進出は以前から視野に入れています。
2点目は、スタッフの育成と意識改革を促すことです。
現地で教育に触れる機会を増やすことで、国際的に活躍できる人材を育成していきたいと思ったためです。
現在、特に東南アジア圏にスポットライトを当てて展開を考えています。
お客さま、従業員に対して何よりも真摯に向き合う
ーグループ経営する上で、理事長自身が大切にしていることがあれば教えてください。
マインド面であれば、自分に対して真摯に向き合い、いかに相手の目線に立って接することができるか、など人間性の部分は特に大切にしています。
事業の面であれば、既存領域に囚われない事業展開を意識し、お客様にとって最大限満足するサービスを提供することです。
私たちの事業領域は主に教育や保育に関係したものになるため、メインターゲットは女性と子どもたちになります。したがって、既存領域の教育という枠を飛び出し、衣・食・住との融合を通してお客様に必要とされる新しいサービスを創っていきたいと思います。
ーとてもワクワクするようなビジョンですね。
ビジョン実現の為に、對木さん自身どんなメンバーを求めていますか?
会社として多角的な事業展開を考えているからこそ、現場で働くスタッフには多彩なキャリアを歩んでもらうことが増えてくると思います。
したがって、変わる姿勢があるメンバーが増えると嬉しいなと思います。その他、教育・保育分野でやりたいことがある、若いころから責任のある仕事をしたい、そんな方にぜひ来ていただきたいですね。
年齢関係なく活躍できる環境
ーありがとうございます。
最後に、入社を考えている求職者の方へメッセージをお願いします!
これから入社してくる方々には私の後継となる人材に育ってほしいと思います。
最初は一般的な実務を経験してもらいますが、ゆくゆくは私の直下で新規事業や海外進出の為の戦略立てなど、経営全般にかかる業務を任せたいと思います。
最終的には、年齢関係なく事業責任者を担ってもらおうと考えているので、ベンチャー環境に身を置きつつも、教育領域に積極的に携わっていきたい方はぜひエントリーしてみてください。
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