【キャリアパス紹介】手厚い研修・明確な評価制度でエンジニアのキャリアアップを後押し | 制度紹介
深刻化するIT業界の人材不足にともなって、エンジニアの需要は年々増え続けています。とはいえ、未経験からエンジニアを目指したり、経験が浅いエンジニアが次のステップに進んだりするのには、まだまだハー...
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DX化が進みITエンジニアに対する需要が増え続ける中、アウトソーシングテクノロジー(以下、OSTech)のITエンジニアリング事業本部はその成長を支える要として進化を続けています。2023年の事業再編を契機に、全国規模で展開する1,000件以上のプロジェクトを通じて、クライアントへの価値提供を加速させています。
今回はITエンジニアリング事業本部の価値観やエンジニアとして歩めるキャリアについて、西日本エンジニアリング部部長の丸山さんに話を聞きました。
丸山さん / ITエンジニアリング事業本部・西日本エンジニアリング部 部長
2015年9月にOSTechに入社。R&D事業本部(現在の機電事業本部)で営業職として活躍し、2018年4月に名古屋支店の支店長に就任。2021年9月にはR&D事業本部オフィス派遣部部長を経て、2023年1月より西日本エンジニアリング部部長として、静岡県浜松から福岡までの7拠点、約1,600人(2025年1月末時点)のITエンジニアの技術管理および営業職を統括。水泳が趣味で、関東在住時代にスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。最近の休日は釣りや魚捌きを楽しんでいる。
ITエンジニアリング事業本部は、OSTechにおいて非常に重要かつ、成長が期待される事業本部です。今やITはほぼすべての産業において欠かせない存在であり、需要も急速に拡大している状況にあります。その中で、OSTechがこれまで培ってきた強みである機電(機械・電気)分野の技術派遣の基盤を活かしながら、IT分野でも横断的な価値を提供していくことが求められています。
元々、OSTechにIT事業(旧・ソリューションサービス部)はありましたが、2023年に事業再編が行われ、ITエンジニアリング事業本部として本格的に独立しました。DX化が進む現代において、時代のニーズに応じてより大きな価値を提供する必要性があったからです。機電事業で築いた商流を活かしながら、ITの分野でもクライアントの成長につながるソリューションを提供することが、我々の使命です。
▼ITエンジニアリング事業本部で働く社員のデータ
※20代が約55%と多くを占めている一方で、30代以上の経験者も多く、幅広い層が活躍しています。
現在、ITエンジニアリング事業本部全体で1,000件以上のプロジェクトが並行して進行しています。多岐にわたるプロジェクトの中でも、特にインフラ関連と開発関連の業務が大きな柱です。
インフラ関連では、ネットワークやサーバーの運用保守から設計・構築までを担当しており、開発関連では、企業が内部で使用する業務システムや、Webアプリケーション、スマートフォン向けアプリの開発などを行っています。要件定義や設計といった上流工程からプログラミング、テストまで、幅広いフェーズでOSTechのエンジニアが活躍中です。
たとえば、地方の大規模インフラプロジェクトである長崎の巨大複合施設の開発にも、多くのOSTechエンジニアが参画し、プロジェクトを支えました。エンジニアの特需に応えるために、当社の数千名規模のエンジニア基盤を活かし、必要なスキルを持つメンバーを柔軟にアサインできました。
結果として、プロジェクトは納期通りに完了し、地域の新しいランドマークの誕生に寄与できました。OSTechは全国にエンジニアネットワークを築いているので、首都圏以外のプロジェクトにも積極的に参加できることは大きな強みだと思います。
ITエンジニアリング事業本部では、「OSTechの技術者としての自覚を持ち、自ら成長を目指す」ことを重視しています。お客様先での業務が中心となる中で、どうしても会社への帰属意識が希薄になることが課題です。だからこそ、エンジニア個人と会社のつながりを大切にする取り組みを行っています。
たとえば、3ヵ月に1度のコミュニケーションミーティングでは、リーダークラスのエンジニアたちと意見交換を行い、現場での気づきや課題を会社としてどう解決するかを議論します。また、社員同士の懇親会やイベントなど、横のつながりを育む場を提供することも重要です。社員の中には、「もっと大きなプロジェクトに関わるために、相互理解を深めたい」という声が多くあります。私たちはこうした意見を大切にし、全員が協力して大きな成果を出せるカルチャーを育てています。
私個人としては、「良い働き方は自ら選び、手に入れるもの」という考え方を基本にしています。自分のスキルや経験が高く、業務で活躍できるようになれば、リモートワークやフレックスなど働き方の選択肢が増えますよね。
一方で、未経験の方やスキルがまだ十分ではない方については、まず現場で経験を積み、基礎を固めることを推奨しています。私たち会社ができることは、経験を積むためのサポート体制を整備し、成長を促すこと。会社に与えられた条件ではなく、それぞれの理想の働き方を、自身でつかみ取ることを目指してほしいです。
不安な気持ちも分かりますが、結局、仕事において大切なのは自分がやりたいことを叶えられるかどうかだと思っています。SESや派遣でも、自分が望む方向へと努力を重ねれば、進みたいキャリアに必要なスキルや経験は身につくんです。だから、むしろOSTechでの多種多様な経験をご自身の理想のキャリアを描くための踏み台として考えていただいてもいいかもしれません。
OSTechではスペシャリスト、ゼネラリスト、リーダー、マネージャーなどさまざまな道を歩めます。OSTechで力をつけて、フリーランスエンジニアとして独立する道もあります。でも、どれを選ぶかは自分次第。それは開発会社やメーカー勤務でも変わらないことだと考えています。
未経験からスタートする方でも安心して成長できるよう、段階的なキャリアを積めます。最初は基礎的なインフラ業務や運用保守業務に従事しながら、ITエンジニアとしての基礎スキルをしっかり身につけることができます。その後、クラウドやセキュリティといった先端技術に挑戦することが可能です。さらに、顧客との要件定義などの上流工程にも携われます。
また、部門全体でリスキリングの取り組みを積極的に進めており、特定分野のスペシャリストとして活躍したい方や、幅広いスキルを持つゼネラリストになりたい方、それぞれの目標に応じた支援を行っています。たとえば、AWS認定資格やPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)など、業界標準の資格取得支援制度を活用することで、スキルアップを着実に進められます。資格取得に3か月など一定の期間を要する場合は、一旦お客様先での業務を休んでもらって、研修に集中できる制度もあるんです。
▼研修とキャリアパスについてはこちら!
前職がトラック運転手だった方が、OSTechの研修を経てインフラエンジニアとしてスタートし、その後クラウド技術の専門資格を取得しました。今では構築業務にも携わり、自分の力で新しい仕事を獲得できるエンジニアとして活躍しています。この方のように、意欲的に学び続ける姿勢があれば、どんなバックグラウンドでも大きく成長できます。
「必要とされるエンジニア」になることが第一だと思っています。自分の価値を見つめ直し、プロジェクトに貢献するために常に努力を続けてほしいです。特にIT業界は技術の進化が速いため、現状に留まることはリスクにつながります。新しい技術を学び続ける姿勢、改善や変化を恐れないマインドを持つことで、どんな時代でも活躍できるエンジニアになれると信じています。
ITエンジニアリング事業本部自体も、Cybereason(サイバーリーズン)社のセキュリティ研修を取り入れたり、業務効率化のために最新の技術トレンドを活用したり、常に変化を続けています。エンジニアを最大限に後押しするための取り組みを推進しているんです。
だからこそ、この環境をフル活用して成長し続けてほしい。教育制度や支援プログラムだけでなく、現場でのリアルな経験を通じて「学び続けるカルチャー」を醸成し、社員が常に次のステップを目指せるよう全力を尽くしています。
ITエンジニアリング事業本部のエンジニアの55%は20代とまだまだ若手なので、まずはエンジニアのスキル向上に力を入れて、より多くの会社に大きな価値を感じていただける組織をつくりたいですね。そして、これからの時代に向けて、全産業にOSTechのIT技術を浸透させることが重要だと感じています。そのためには、メーカーやエンド企業が求める技術力を素早く提供できる体制を整えることが最優先事項です。だからこそ、今各々が持っているスキルに満足せず、さらに向上を図りたいと考えています。
また、西日本エンジニアリング部の部長としては、事業本部のメンバーが自分自身の成長を実感できるようにさらなる支援を進めます。そのために、まずは個々のエンジニアのスキルや経験をきちんと理解し、一人ひとりに合った成長の道筋を示していきたいです。研修環境やフォローアップ体制を強化し、それぞれに必要な支援を行いながら、全社員が自信を持って自分の力を発揮できるような環境づくりに努めていきます。
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