「20代後半、未経験からのキャリアチェンジ。本当に自分にできるのだろうか?」 新しい業界へ飛び込むとき、誰もが抱く不安です。特に専門性の高いITエンジニアという職種であれば、そのハードルはさらに高く感じられるかもしれません。しかし、BREXA Technology(以下、BREXA Tech)には、そんな不安を「挑戦して良かった」という確信に変えられる環境があります。
今回は、アパレル・教育業界という異業種からインフラエンジニアへの転身を果たし、現在はグループリーダーとして活躍する山本さんにお話を伺いました。未経験ゆえの葛藤をどう乗り越え、いかにしてエンジニアとしての市場価値を高めてきたのか。その軌跡を辿ります。
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山本さん / インフラエンジニア グループリーダー / ITエンジニアリング事業本部 大阪システム課
龍谷大学文学部卒業後、大手アパレル企業に入社。店舗運営に従事した後、総合教育企業にて企画広報兼講師として活躍。2020年5月にグループ会社へエンジニアとして入社し、M&Aを経てBREXA Techへ転籍。インフラエンジニアとして、ICT導入支援、社内SEを経て、現在は大手情報通信企業のプロジェクトにてネットワーク設計構築を担当。入社3年目にチームリーダー、4年目にグループリーダーに就任。趣味はランニングと推し活。
自身のライフスタイルを見つめ直し、20代後半で決意したIT業界への挑戦
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──山本さんはアパレルと教育業界という、ITとは無縁のキャリアからスタートされています。まずは、転職を考えたきっかけを教えてください。
大学卒業後はアパレル業界で店舗運営や人材育成に携わりました。仕事自体は非常に楽しく、やりがいも感じていたのですが、将来のキャリアパスを考えた際、より自身のライフスタイルを大切にしながら専門性を磨ける環境を求めるようになりました。
その後、企画広報職として教育業界へ転職しました。しかし、教職課程を履修していた背景もあって講師も兼任することになり、自分自身の役割が想定以上に広がっていったんです。教育への情熱を持って取り組んでいましたが、入社当初のミッションを超えて業務の幅が増えるにつれて、段々と仕事とプライベートのバランスを保つことに難しさを感じ始めたのが正直なところでした。
「プロとしての実力が正当に評価され、かつ自分らしい生活も守れる場所はないか」。そう考えて条件を絞り込んだとき、真っ先に浮かんだ選択肢が、専門性が武器になるIT業界でした。
──未経験からの挑戦に、不安はありましたか?
それはもう、不安しかありませんでした。当時の私には接客と教育の経験しかなく、エンジニアとして自分が通用する根拠が見当たりませんでしたから。でも、「この転職を、一生の仕事に出会う機会にしたい」という強い思いが原動力になりました。不安を抱えながらも、まずは自分を知ってもらおうと面接の練習を繰り返し、経歴書もこれまでの経験をどうITに活かせるか徹底的に言語化して臨みました。
決め手は「人」。過去の経験をエンジニアの可能性にリンクさせてくれた
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──数あるIT企業の中で、なぜBREXA Techを選んだのでしょうか。
実は、数社から内定を頂いていました。条件面ではどこも魅力的で、正直どこに自分のキャリアを預けるべきか本気で悩んでいたんです。そんな中でBREXA Techの面接を受けたとき、面接官が私の話を一通り聞いた上で、こう言ってくれたんです。
「人と話すスキルがあって、さらに人材育成やマネジメントの経験があることは、エンジニアとして上流工程を目指す上で最大の武器になりますよ。山本さんならきっと、どこへ行っても通用するようなエンジニアになれるはずです。」
他社では「未経験だから一から勉強して頑張りましょう」という技術面だけの話が多かったのですが、BREXA Techだけは私の歩んできた道を肯定し、それが将来どう活きるかを具体的に示してくれました。この言葉に背中を押され、「ここなら過去の経験を未来へ繋げていける」と確信して入社を決めました。
──入社後の学習環境はいかがでしたか。
現場経験豊富なプロ講師による実践的な研修を受けられることが、非常に心強かったです。実は転職活動を始めた当初は、開発エンジニアを志望していました。当時はインフラという領域のイメージが全く湧いていなかったんです。
ですが、研修で実際に機材に触れてみると、インフラの方が自分には合っていると直感的に感じました。例えば、ファイアウォールで特定のサイトへのアクセスを制限するといった「目に見えるネットワークの制御」は、仕組みが具体的で理解しやすかったんです。
納得するまで突き詰めたいタイプなので、対面でプロの講師に質問しながら実機で学べたことで、技術への解像度がぐっと上がり、「この道でプロを目指そう」という確信を持って実務へ踏み出すことができました。
直面した「プロの壁」。有識者との対話から学んだ、エンジニアの流儀
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──入社後、最も成長を実感したプロジェクトを教えてください。
CCNA(シスコ技術者認定)の資格を取得した後、初めてネットワークの上流工程に携わったプロジェクトです。とある中小企業で全国20拠点を繋ぐ広域ネットワークを、業務の重要度や通信先に応じて、最適な通信経路を柔軟に制御する設計を行う大規模な案件でした。
資格を取って知識はあるはずなのに、いざ実務で「構成を提案して」と言われると驚くほど手が止まってしまったんです。学問としての知識と現場の技術が結びついていない現実を突きつけられ、当時は大きな壁を感じていました。
──その壁をどう乗り越えられたのでしょうか。技術的な面について教えてください。
技術的な面では、とにかく「盗んで学ぶ」ことに徹しました。先輩方の設計レビューに自ら志願して同席し、有識者がどのポイントにリスクを感じ、どう判断しているのかを必死にメモして吸収しました。
それと同時に、当時の上司が非常にプロ意識の高い方で、私のアウトプットの質を徹底的に叩き直してくれました。
一度、自分の理解が追いついていない部分を何とか言葉で補おうと、根拠の曖昧な報告をしてしまったことがあったんです。そのとき、上司から「弁が立つことよりも、今は事実を正確に伝えることが重要。検証で何ができて、何ができなかったのか。その論理的な報告こそが信頼を作るんだよ」と言ってもらって。
エンジニアの世界では「曖昧さ」はトラブルに直結するので、その指導の中でプロとして向き合う責任感を深く刻み込まれました。
──精神的な面ではどう乗り越えたのですか?
精神的な面では営業担当の存在が大きかったです。仕事と資格勉強の両立で悩んでいるときにこまめに面談を入れて、「資格を取り、この案件をやり遂げれば、必ず理想のキャリアに近づけるから」と、常に伴走してくれたんです。社内の仲間の支えがあったからこそ、最短距離でステップアップに集中できました。この時期に培った「泥臭く学び続ける姿勢」が現在の自分の揺るぎない土台になっています。
「長い目で見れば失敗なんてない」 ── 支えになった推しの言葉とスキルの本質
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──仕事と向き合う上で、大切にしているスタンスはありますか。
座右の銘は「長い目で見れば、失敗なんてない」です。以前の私は、失敗すると家でも一人で反省しすぎてしまうタイプでした。でも、この言葉に出会ってから、「この経験も、必ずどこかで誰かの役に立つ」と前向きにに捉えられるようになりました。
ネットワークの仕事には想定外の事象がつきものですが、そのトラブルシューティングこそが最高の学びになります。そう思えるようになってからは、挑戦することへの恐怖が消えました。
──そのスタンスは、技術習得にも影響していますか?
はい。ITの世界は進化がとにかく速いので、全ての知識を網羅するのは現実的ではないと感じています。だからこそ大切なのは、知識そのものよりも「未知の事象への適応力」だと考えています。「どう調べ、どう検証すれば正解に辿り着けるか」という型を身につければ、どんな新しい機器にも対応できます。そのスタンスで貪欲に食らいついた結果、今では自分より年上のエンジニアを含むチームのリーダーを任せていただけるまでになりました。
──前職での「対人スキル」は、現在の業務でどう活きていますか。
顧客との折衝や重役への説明の場で、アパレルや教育現場で培った「相手の意図を汲み取る力」が大きな武器になっています。また、教育業界で培った「相手の悩みに合わせた最適な解を提示する」スキルは、グループリーダーとしてメンバーを育成する今の立場でも、非常に役立っています。
誰もが「理想の自分」に近づける場所を目指して
──グループリーダーとして、どのようなことを意識しながらメンバーの方々と接していますか。
メンバーと同じ目線に立って共に悩むリーダーでありたいと考えています。相談しやすい雰囲気を作りつつ、技術と判断力の両面で「山本さんに聞けば、解決への道筋が見える」という頼りがいを示していきたい。現場のメンバーが抱える本音を拾い上げ、彼らが安心して挑戦できる土壌を整えることが、今の私の使命です。
──今後の山本さん自身のキャリア展望を教えてください。
インフラ全般を俯瞰できる「ゼネラリスト」として、より大規模なプロジェクトを統括するPMを目指しています。そのために、就業後や休憩時間にサーバー構築の勉強を続けたり、高度資格の取得に挑戦したりと、歩みを止めるつもりはありません。実力を磨き続け、自身の市場価値をどこまで高められるか、これからも楽しみながら挑戦していきたいです。
──最後に、BREXA Techに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
BREXA Techは、自らの手で未来を切り拓きたい方にとって、最高の環境です。働き方も扱う技術も選択肢が多く、声を上げれば必ず誰かが手を差し伸べてくれます。私自身、パソコン操作への苦手意識がある状態からのスタートでしたが、ここで人生を変えるキャリアに出会えました。
異業種からの挑戦を迷っているなら、「長い目で見れば失敗なんてない」という言葉を信じて、ぜひ飛び込んできてください!
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