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【チーム紹介】研究室のような雰囲気!みらい翻訳の機械翻訳モデル開発チームの特色を語る!

株式会社みらい翻訳の松野です。2020年の9月に入社しました。社内ではmatchanと呼ばれています。
現在は、エンジニアリング部という組織で、Mirai Translator®︎の機械翻訳エンジンに搭載する翻訳モデル開発に携わっています。
2020年11月にエンジニアリングマネージャーのnile が、Mirai Translator®︎の開発チームであるプラットフォーム部を紹介してくれましたが、今回は機械翻訳のコア部分となる機械翻訳エンジンの研究開発チーム「エンジニアリング部」について紹介します。

みらい翻訳のエンジニアリング部とは

みらい翻訳の大きな強みの一つは 自社開発の機械翻訳エンジン です。
機械翻訳エンジンを自社開発することで、お客様毎の翻訳モデルのカスタマイズ、特定分野・文書に特化した機械翻訳エンジンのチューニング、翻訳品質の継続的な改善や先鋭的な機能の実装が可能となります。
エンジニアリング部では、常に最先端の技術を評価・検証しつつ、機械翻訳エンジンの新機能開発・精度向上、「法務・財務モデル」のようなビジネス用途に特化した翻訳モデルの作成・翻訳精度評価を行っています。

エンジニアリング部の特色

みらい翻訳のエンジニアリング部には以下のような3つの特色があります。

【特色1】技術者の層の厚さ

特色の1つ目は、技術者の層の厚さです。エンジニアリング部には、10 名の機械翻訳エンジニア(2021年2月現在)が在籍しています。それぞれ大学院や企業の研究開発部門などで経験を積んできており、議論の組み立てや新しい技術へのキャッチアップなど研究開発に不可欠な能力を持っています。また、自然言語処理の研究や実務の経験が長い人も多く、課題解決のための引き出しが多いのも強みです。ふとした雑談の中で、係り受け解析や辞書引きのアルゴリズムなどの手法が話題にあがったり、最近読んだ論文や思いついた手法について意見を交わしたりと大学の研究室のような雰囲気があります。

【特色2】プロ翻訳者による人手評価

特色の2つ目はプロの翻訳者が所属していることです。みらい翻訳では、作成・改善した機械翻訳モデルの精度を検証する際に、機械評価に加えて翻訳者による評価(人手評価)も実施するのですが、みらい翻訳に在籍する翻訳の実務経験者と相談して、精度評価基準の決定、および実際の評価を行っています。また、法務や医薬といった分野に強みのある翻訳者が在籍しているので、評価に専門知識が必要となる分野特化の機械翻訳モデルであっても、社内で改善サイクルを回すことが可能になっています。

【特色3】様々なパートナーとの連携体制

最後に様々なパートナーとの連携により、弊社独自の技術力・開発体制にレバレッジを効かせられるのも大きな強みです。技術的な面では、NTT、NTTドコモ、NICTなどの研究開発部門と提携しており、トップレベルの研究者との共同開発が可能となります。データ活用の面では、「製薬カスタムモデル共同開発」というコンソーシアムをはじめとして、クローズドなデータを持つ企業との協業によるモデル開発も行っています。また、新たな機械翻訳モデルの評価については、パートナー企業に人手評価を依頼したり、機械評価用データを作ってもらったりもしています。

エンジニアリング部で働いてみて

入社して半年ほど経ちましたが、自然言語処理や自然言語そのものが好きな人にはとても魅力的な環境だと思います。
事業の根幹にある機械翻訳が自然言語処理のタスクそのものですし、会社規模がまだ数十名ということもあり、各メンバーとプロダクトの距離が近いため、自然言語処理技術を使った問題解決がプロダクト開発にダイレクトに貢献している感覚があり、業務にやりがいを感じています。

機械翻訳エンジニアに関心を持っていただいたらぜひ一度カジュアル面談にお越しください!

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