今回は、入社2カ月の新人・島津が入社半年を迎えつつある関口にインタビュー!新人が“ちょっと先輩”という近しい存在だから聞ける話せる内容のインタビューをお届けします。ダイナモアミューズメントを選んだ理由や、この半年を振り返ってどんな仕事をして、何を感じたのかを忖度なしに聞いてみました!
義手や義足の研究でVRやARに興味
島津:関口さんって入社前はどんなことをしていたんですか?
関口:学生時代は、義手や義足の研究をしていて、義手をVR空間上で再現できないかというテーマでした。被験者の人にVRゴーグルを付けてもらって、VR空間内に3Dモデルでいろいろなデザインの義手を試してもらったりしました最近の義手はメカメカしいデザインのものから、人間の腕に近いものまで結構いろいろあるんですが、それを実際にVRゴーグルを被ることで自分の手と連動して3Dモデルを動かしてもらうというのを作っていました。健常者はそもそも義手とか義足とか、義肢に触れる機会が少ないこともあって、どうしてもその見た目で可哀想と感じてしまう人も中にはいて。でも、特にアメリカとか、ヒーローアームと呼ばれるような、マーヴェルヒーローみたいな感じでデザインに特化した義手というのが多くなっていたりするんです。
島津:最終的には眼鏡みたいになるといいですね。眼鏡も元々矯正器具とかでしたし。
関口:元々は視力が悪い人が視力を良くするために使うっていう形の物でしたが、今は結構ファッションとかで選ぶ人も多いですよね。それぐらい身近な物になってもいいんじゃないのかなと思います。ただ、最近はかっこいいと認知されてきてもいて、義手・義足ユーザーの写真集とかカレンダーとかも作られるようになっているんですよ。日常的に使う物だし、単なる医療器具ではなくてファッションに転換している流れができているんですけど、日本ではそういう流れがまだなくて。もっと気軽に義手や義足のデザインを知ってもらって、実際にこういうものがあるんだということを体感・体験してもらえるようなコンテンツを作りたいという理由で、VRを活用していました。
会社への理解を深めて入社へ
島津:ダイナモアミューズメントはどこで見つけたんですか?
関口:Wantedlyですね。他の就活サイトももちろん見てはいたんですけど、カジュアル面談があったりストーリーで会社の雰囲気や何をしている会社なのかわかりやすいなっていうのがあって。Wantedlyでエンタメ系を中心に、謎解き関係とかVR/AR寄りの会社を主に探していました。その中でも何社か見させていただいたのですが、カジュアル面談を含めて面談や面接を何度もしていただけたり、じっくり向き合っていただけたところがダイナモアミューズメントで。それが大きかったですね。
島津:どんな面談、面接だったんですか?
関口:結構いろいろありましたね(笑)。「この会社入ってやりたいことありますか?」とか、仕事をする上での性格診断の検査・研修を一緒に受けさせてもらったりとか…。社員数も少数精鋭なので、何度かの面談を経て結局半数以上の方に会った状態で最終面接までいきました(笑)。こういう雰囲気の会社なんだなっていうのがわかりやすかったっていうのもありますし、採用についてもしっかりじっくりお互いに齟齬がないように進めてもらえたのが印象的でしたね。
島津:私の面接の時はボードゲームをやりました。選考者も社員も関係なく一緒に楽しめたなと振り返って思うのですが、関口さんはやりましたか?
関口:私はやってないんですよ、ボードゲーム(笑)。ただ、ダイナモアミューズメントに決めたのは、人だったり雰囲気が大きいですね。スピーディーな選考も良いんですけど、自分は、ダイナモアミューズメントでしていただいたように、もうちょっと実際に働いているところとか、そういう現場の人と話してみたいなっていうところもあったので良かったです。
島津:納得して入社できたんですね!
関口:そうですね。繰り返しになりますけど、きちんと丁寧に選考して進めてもらってるっていうところは良かったなっていうのはありますね。
入社4ヵ月で感じた会社の特徴とは
島津:関口さんとお話していると、10月に入社して4ヶ月くらいには全然見えないです(笑)何年も前からいるようにさえ思います。
関口:それは入社2週間ぐらいからずっと言われてる気がするんですけど(笑)まだ半年経ってないんです(笑)
島津:この前一緒にボートレースイベントの現場に行ったじゃないですか。その時にも、入社して半年未満で、コンテンツの中身とか機械の扱いとかもわかっていたし、すごく頼れる人だなと。こんな短期間でこんなプロになれるのかって、すごいなと思っていたんです。
関口:ちょうどいろいろなプロジェクトが重なっている時期に入社しまして。
島津:短期間にいろんな現場を見ることができたんですね。
関口:元々イベントの運営みたいなのもやってましたし、そういう場には慣れていたかもしれません。できます感を出すのは得意だったので(笑)
島津:お客さんから見たらプロだものね。
関口:そうですね。お客さんから見たら誰が新人かなんて関係ないですもんね。
島津:入社まだ間もないとは思うんですけど、関口さんから見てダイナモアミューズメントの特徴は何だと思いますか?
関口:本当に皆さん話しやすい方が多いのがいいところだなと思います。人が集まると大抵、この人とはちょっと話しづらいとか、この人はあんまり近寄れないという人がいそうなんですけど、今のところそういう方がいなくて、いろいろ話してくれたりお昼ご飯とか気軽に誘ってくださる方も多いですね。あと、会社のやっていることが多岐に渡っていて、MX4Dや技術支援室は特に専門的だと思うんですけど、各々がいろんな役割を持ちつつ、互いに協力しながら良いバランス感覚をもって会社が回ってるっていうのもあります。
島津:確かに、見ていてもこの仕事はこの人に相談しよう、が結構はっきりありますよね。
関口:この人何やってるかわからないなっていう人そんなにいない。わかりやすくて動きやすいですね。
入社から間もない2人が感じたやり甲斐
島津:まだ期間も短くはあると思うんですが、やり甲斐を感じたことはありますか?
関口:アトラクションが稼働している現場で、ゲストや体験者の反応を直に見られるのが良いですね。このエンドユーザーとの近さというのは良い経験だなっていうのはありますね。
島津:自分たちは、ついつい仕事で慣れてしまいがちですけど、VRにしても映像にしてもお客さんからしたら新しい体験ですもんね。
関口:新鮮な反応は嬉しいですよね。
島津:こんなに喜んでくれるんだ!?って想像以上な反応が見られたり。
関口:ありますあります!(笑)
島津:私はウルトラセブンのアトラクションの現場に行った時に、小さい子供たちがアトラクションに友達を引っ張って連れてきて「これすごいよ!」と言っているのを見て、「あ、友達に伝えたいくらいの体験なんだ、そんなに面白いと思ってもらえているんだ!」と子供が反応してくれるっていうのが、すごく良いなと思いました。子供って正直だし良いことは良いし悪いことは反応悪かったりしますしね。
関口:確かにそういうのはありますよね。ボートレースVRスプラッシュバトル(※)の大会とかも。いろんな人が真剣にプレイしている。(※ 何度も大会が開催されるなど盛り上がりを見せているボートレースのVRレースゲーム)
島津:この前RED°TOKYO TOWERに行った時、スプラッシュバトルを何回も練習されている方々がいたじゃないですか。あれは本当にすごいなと。自分たちは、これだけ熱中できるコンテンツを作っているんだなと思いましたね。
関口:インターンの会社でもユーザーとの触れ合いが多かったので、会社のコンテンツの熱狂的なファンと実際にイベントでお会いしたりとか、意見を聞いたりっていうのができるっていうのはなかなかないですし、面白いなっていうのはあったので、同じようなことにまた携わることができて嬉しいです。
島津:お客さんとの距離も適切だなって思いました。私の前職ではお客さんとの距離はすごく遠かったんです。配信メディアを通したやり取りで、すこし距離を感じていて。今は、実際にお客さんの反応が直で見られるのが魅力的ですね。
理想のものづくりへ
島津:最後になるんですが、これから関口さんはどういうことをやりたいですか?
関口:会社の実績にあるバイオハザードとか、いろいろなIPで何か生み出したいなというのはあります。いろいろなIP、コンテンツの魅力をどんどん広げて増やしてみたい。いろんなコンテンツの形態だったりとかメディアミックスしたりとかで、新しいお客さんの層を取り込める、目に留まるようなものづくりっていうのは自分の理想とするところではあります。
島津:素晴らしい!
関口:コンテンツ自体、自分たちが一番のファンになっていった方が絶対面白いし、楽しいものが作れるって感じているところがあるので、そういう中でコンテンツを作り上げていきたいなっていう思いはあります。実際にアニメだったり漫画だったりいろいろなコンテンツの発展に寄与するみたいなことができたらいいなと思います。
島津:いいですね。今回インタビューには出てこなかったですけど、関口さんはアニメやゲームをはじめとして、エンタメコンテンツが好きですもんね。そういうところに繋がってくるんだなと。
関口:エンタメはやっぱり良いですね!(笑)エンタメは摂取し続けたいですね。