SI事業本部1G部長の島田です。
昨今はどこの企業も採用競争が激化していますよね。
私たちも同様で、どういう人がシスナビにフィットするのかな?と考えると同時に、
件名のような「そもそも何を売ってるんだっけ」と自問しました。
そもそもSESって業界的には「技術力の提供」とか「リソース支援」とかって言われてますけど、これからの時代、それって本質なんだろうかと。激変していく社会で、社会に届ける価値も再定義せねばならぬのではないかと。
誤解を恐れずに言えばSESって “人間力を売っている会社” なんですよね。
そこに目を背けず、誠実に向き合いつつ、シスナビは、その「人間力」の部分にこだわり抜く会社でありたいなと、改めて思っています。
人売り ではなく 人間力の提供/信頼を届ける仕事でありたい
リソースの横流し ではなく 価値を移転する/場に最適な人材を届けたい
技術者の派遣 ではなく クライアントに寄り添う“伴走者”を提供したい
コマとして扱う ではなく プロアクティブに信頼を築く“プロフェッショナル”を提供したい
単価だけの商売 ではなく 関係性と成果を共につくる仕事をしたい
案件にアサインするだけ ではなく 顧客課題に最適な“人”を届けるマッチングでありたい
技術だけじゃ、もう足りない
ChatGPTをはじめとする生成AIの進化で、
コードを書く、資料をつくる、設計を補助するみたいな“作業”はどんどん代替されていくと予想されています。
となると、「作業ができる人」を外注するって発想が、もう古くなるのは時間の問題。
お客様が本当に欲しいのは、“任せて安心”できる人だと思っています。
もちろん技術も必要だし、武器のひとつではあります。
でも、それだけじゃ足りないなと。
弊社で活躍しているエンジニア、現場で信頼されるエンジニアを振り返ると、やっぱり“人間力”があるんだなと思います。
技術より先に、信頼がある
たとえば、弊社メンバーの届けている価値を振り返ってみると、
お客様からの信頼が厚いのは、スキルの高さもあるけど、それだけじゃないなと気づきます。
- ちゃんと話を聞く
- 報連相を怠らない
- 課題が出たら「自分ごと」で動ける
- チーム全体を考えて声かけできる、巻き込める
- 「ありがとう」が自然と集まってくる
こういう“人としての在り方”が、結局一番効いてるなと。
これって一朝一夕じゃ身につかないし、技術よりも鍛えるのが難しいものかもしれません。
しかし、だからこそシスナビはこの「人間力」にこだわってきたし、これからもっと言語化していきたいと思っています。
採用って、何を売るかを決めること
「どんな人を採用するか」は、「何を提供する会社か」とイコールだと思っています。
技術特化で尖ってる人材を集めれば、尖った技術力を売る会社になるでしょう。
でもシスナビは、総合力で信頼を獲得する人間を提供していきたい。
和気あいあい×ガチ対話ができる人。
遊ぶときは全力で遊ぶ。でも、仕事の話は真剣にできる人。
スキルよりも姿勢。派手さよりもコツコツ積み重ねれる人。
そんな人たちと一緒に働きたいし、そんな人を届けられる会社でありたい。
それが、シスナビというブランドをつくることにつながると思っています。
技術は追いつける。でも姿勢は嘘つけない
技術は、時間をかけて追いつけます。
実際にシスナビにも、異業種から入ってきてコツコツ成長してきたメンバーがたくさんいます。
だから最初から完璧なスキルを求めているわけじゃありません。
でも、「姿勢」だけは嘘がつけないし、会社の文化に与える影響も大きいです。
社内チャットでの立ち振る舞い
ミーティングでの積極的なリアクション
現場、あるいは社内で共に働く人たちとの関わり方
「ありがとう」が自然に出る
そういう“人間としての立ち姿”に、ちゃんとこだわっていきたいと思います。
最後に
技術を売るだけじゃなく、人間力を売る。
SESだからこそ、そこにこだわる。
そして、どんな人と一緒に働くかが、そのまま会社が社内に提供している価値になる。
これからも、そういう人たちと出会っていきたいと思います。
「任せて安心できる」と、お客様からも仲間からも思ってもらえるような人たちと。